むくみのない顔で一日をスタートしよう!
コンプレックスは人それぞれ。顔の形や大きさ、パーツの形や位置など、「もっとこうだったらいいのに・・・」は尽きないですよね。中でも「むくみ」はかなり多くの女性が気にするポイント。
周囲の人からはいつもとあまり変わらないように見えるのでしょうが(周りの人がむくんでいるのに気づくことは少ないですよね。とすると、あなたのむくみ顔も気づかれていない可能性大!)自分に自信をもって、笑顔で過ごすためには、むくんでいないことがとても重要なのです。
体調が悪くて体内のはたらきが弱まっている場合や、女性ホルモンの分泌バランスによっても、むくみやすくなることがあります。
「生理中や生理前はむくみやすい」という人も多いのでは?体調不良や生理の度に自分の顔にウンザリし、自信をもって出かけられないのはもったいないですよね。
憎きむくみの正体を知り、自分に合った対処法をもっておけば、朝のガッカリも自分で克服し、笑顔で1日をスタートできるようになります。むくみの有無を運に任せるのではなく、自分の力で魅力を表現できるようにしちゃいましょう♪
憎きむくみの正体を探る
まずは「むくみ」についてまとめてみたいと思います。顔がむくんでいるときは、全身がむくんでいることが多いもの。全身の巡りを良くすることがスッキリフェイスを育てる秘訣です。
多くの女性が朝のガッカリフェイスに悩んでいる
実は朝のパンパンにふくれあがったガッカリフェイスに悩んでいる女性は筆者だけでも、あなただけでもありません。
「オルビス株式会社」が20~30代女性500名を対象に行った調査によると、朝の起き抜けの顔が“がっかり顔”になってしまった経験をもつ女性は70%。
こんなに多くの女性が朝の顔に悩んでいるって、ご存知でしたか?朝起きて顔を見た瞬間に自分の顔にガッカリしてしまうと、その日1日を前向きにスタートすることができませんよね。せっかく出かける計画を立てていたのに、人と会うのが恥ずかしくなって外出をやめたくなるなんてことも・・・。
朝のガッカリフェイスの1番の原因は顔の「むくみ」。
疲労や老廃物を溜め込んでしまうと体内の巡りが悪くなり、寝ている間に身体や顔のむくみを育て上げてしまいます。
朝の顔をスッキリ&爽やかにしたいのなら、徹底的に体内の巡りをよくする必要アリ。むくんでしまうメカニズムを知って、スッキリフェイスを育てましょう。むくみの正体は体内の大渋滞
むくみの原因は血行やリンパ、老廃物の「詰まり」。体内で水分が渋滞している状態です。血液は心臓のポンプ作用によって体内を流れていますが、血管から染み出た水分やリンパ液は、身体を動かさないと流れてくれません。
だから、長時間同じ姿勢を続けたときや、血液の循環が悪い場合にむくんでしまう、というのも頷けますよね。むくんでいるとき、あなたの体内の様々な通り道では水分や老廃物が大渋滞しているのです。
身体の詰まりを解消するコツは夜にあり
寝ている間は大きく身体を動かす機会がありませんし、血流もゆったりしていますから朝はもともとむくみやすい時間帯。どんな人でも多少はむくんでしまうもの。ですが、体内の巡りが良ければ、体内のはたらきが活発になるにしたがって自然とむくみも解消されます。
起きてから時間がたってもむくんだままという場合は体内が渋滞している証拠。
血行が悪かったり体内の水分量が正常でなかったり、老廃物が溜まっているサインです。
朝、むくんだ状態から短時間で渋滞を解消させるのはかなり難しいですが、夜の過ごし方を工夫して体内の経路を渋滞しないよう整備することは可能です。朝ガッカリしてしまうことが多い場合は、ぜひこれからは「夜」に注目してみて下さい。夜の習慣を工夫して翌日のスッキリフェイスを育てるコツ
体内のはたらきをスムーズにすることはたった1回のエクササイズなどでは無理。体内の水分は毎日、絶えず流れ続けています。むくみ予防も「毎日の習慣」が大切です。続かなければ効果も実感できません。だからこそ、
スボラな筆者でも「これなら続けられる!」と実感できた、手軽に取り入れられる夜のデトックス習慣をおすすめします。
夜の毒出し習慣5つ
(1)負担が少なく、身体を温めるものをいただく
夜、寝る直前に消化に負担がかかるものをたっぷり食べのはNG。寝ている間に処理しきれずに体内で滞ってしまいます。できるだけ寝る3時間前に夕食を済ませましょう。・・・と、ここまでは雑誌や本やテレビで見聞きしている方も多いはず。 ただし、食べることが大好きな筆者は夕食後3時間も何も食べずに過ごすなんて不可能(みなさんはどうですか?)・・・。そんな場合は消化に負担がかからず、身体を温めるホットドリンクや温野菜を楽しむのが成功のコツです。
カフェインの入っていないハーブティーにハチミツやシナモンを加えれば、リラックス効果&便秘解消効果抜群のほっこりドリンクが完成。むくみ予防をサポートしてくれます。
また、ショウガやネギなどの香味野菜やきのこ、海草類は便通をよくする食物繊維が豊富で低カロリー。どうしても夜中に食べたくなってしまった場合はこれらの食材を温めて食べるのがおすすめです(身体を冷やすと巡りが悪くなってしまいます)。
さらに、ざっくり切ってとろけるチーズをちょっぴり乗せてレンジで温め、最後にブラックペッパーをふりかければかなり豪華な(気がする)一品が完成しますよ。腸内環境を整えるヨーグルトをホットヨーグルトにしていただくのも美味しくておすすめです!
(2)お風呂では湯船につかってデトックストレーニング
お風呂をシャワーで済ませていませんか?湯船につかる時間は身体をあたため、リラックスする絶好のチャンス。体温が上がると血行が良くなるだけでなく腸の活動も活発になります。水圧でリンパの流れもスムーズになり、むくみ改善効果も。なのに、湯船につからないなんて、もったいないですね!さらにスッキリ効果をUPさせたい場合はお風呂で「リンパマッサージ」や「腸もみ」を取り入れるのがおすすめ。湯船で温まりながら、気持ちよいと感じる程度に圧をかけて足先から付け根に向かってもみあげていくだけでOK。
立ち仕事の場合や1日の疲れが溜まっている場合はかなり足がむくみ、重たくなっていると思います。「今日も1日お疲れさま」と愛情を込めてさすり上げるだけでも血行がよくなり、むくみが改善しますよ。
また、便秘気味の場合はおへそ周りを「の」の字を描くように1カ所を2〜3回揉みながらぐるっと2〜3周する腸もみマッサージが効果的。「ぎゅるぎゅるっ」とお腹が鳴り、腸が活発にはたらいているのが分かることもありますよ。
マッサージやストレッチの時間をつくって毎日続けるのは面倒ですが、お風呂には毎日入りますよね。身体が温まり血行が良くなっているため効果もUP。お風呂時間を利用すればライフスタイルを変えずにスッキリトレーニングが可能です。
(3)テレビのCMタイムにマッサージ&エクササイズ
ヨガやストレッチ、筋トレなどが美容と健康に良いことは分かっていても、なかなか実践して続けることはできませんよね・・・(もちろん、できる場合は続けてくださいね!)。スボラな筆者はどんなエクササイズも続かず断念。「私にはわざわざ時間を割いて美活をするのは無理なんだ!」と痛感しました。でも、「わざわざ時間を割かない方法なら・・・?」そう気づいてたどり着いたのが「ドラマを見ているCMタイムを美活に変える」こと。
CMタイムなら短いため、少々辛いことをしても「少しだから!」と我慢できます。さらにそれが終われば楽しみなテレビが始まるというご褒美まで必ず付いてくるスグレモノ。この黄金タイムを活用しない手はありませんよね。むくみを予防するなら腸のはたらきを高めるために腹筋を鍛えたり、リンパの流れをスムーズにするためにストレッチを行ったりするのがおすすめ。1度の時間はたった2〜3分ですが、1時間のドラマを見るだけでも2〜3回は実践でき、それだけで10分間のトレーニングが確保できます。
1週間続ければ1時間以上のトレーニング時間に。1時間ジムに通うことは面倒でも、毎日CM時間にちょこちょこトレーニングを取り入れることならできるのではないでしょうか。
(4)早起きをするために、早めに寝る
朝早起きをして余裕を持って1日をスタートさせることは、むくみ予防・改善にも効果的。朝日光を浴びることで体内スイッチを活動モードへと切り替えることができますし、朝食を摂って腸を刺激し、老廃物の排出を促すことも可能です。早起きは3文以上の価値がありますから、夜は早めに寝るに限ります。
(5)お酒と上手につき合う
お酒を飲み過ぎた翌日って、むくんでいることが多くありませんか?その原因はお酒を消化するのに水分を使ってしまうから。お酒は水分だからと水を飲まずにいると、脱水状態になって体内の巡りが悪くなってしまいます。お酒はほどほどに(時には息抜きも必要ですが)し、お酒だけでなく水も一緒に飲むようにしましょう。「お水とお酒の量が同じ」が理想。
ストレスは逆効果!ライフスタイルに合わせて無理のないものを選ぶ
実は、ストレスを溜め込むと体内の活動が弱まり、巡りが悪くなります。ストレスで暴飲暴食に走っては他のむくみの要因まで手に入れてしまうことにもなりかねませんし、楽しんで続けられることしか習慣にはできませんよね。
「5つ全てやらなくてはダメ!」と固く考えず、ライフスタイルに合わせて無理なくできるものを楽しんでみて下さい。大丈夫です。楽しくなったら、効果が実感できたら、次の1つも取り入れられるあなたになっていますから。
朝のむくみ顔は夜の過ごし方次第で回避可能!
朝のむくみが天敵だという女性は多く、みなさんうっかりむくみやすい生活を送ってしまっている様子。朝にガッカリしない、むくみにくい体質を育てる秘訣は「夜の過ごし方」にあります。
朝の体内循環の渋滞を防ぎ、スムーズに活動モードへと切り替えるちょっとした工夫を取り入れることで、手軽にむくみを予防・改善することが可能。無理せず、できることを取り入れ、楽しむことで朝のスッキリフェイスを手に入れて下さいね。