不眠の原因と対策
眠くなって布団に入ってもなかなか寝付けない時ってありますよね。私はどちらかといえばすぐに寝てしまう方ですが、たまにそんな夜もあります。次の日仕事とかだと時計を見ながらどんどん焦ってしまうものです。そのプレッシャーでさらに眠れなくなったり、目が冴えて起き上がって、また布団に入ったりして自分はいったい何してるんだろうなんて考えたりしますよね。
寝付けない原因とは?
寝付けない理由はきっと人それぞれだと思います。心配事や不安などが頭から離れなくて眠れない人もいるでしょう。生活リズムの乱れにより体内時計が狂っているという人もいて、自律神経のバランスが崩れてしまう恐れがあります。他にも運動不足で肉体的疲労がないためだとも考えられます。
眠れないことで生じる影響
夜眠れないことで身体にも心にも疲れがたまっていき多くの影響があるといいます。日中の眠気や思考力、集中力の低下などに悩まされることになります。さらには免疫力も低下し病気にもかかりやすくなるので注意してください。また肌荒れなどもひどくなるので美容を気にする方にとっても睡眠は大切だといえるでしょう。なるべく早く眠れない体質を改善し質の良い眠りにつくことが必要となります。
寝る前の儀式
○お風呂に浸かる
シャワーだけですまさずに浴槽に浸かると身体の芯まで温まり眠りに付きやすくなります。
○歯を磨くのは寝る1時間以上前
歯を磨くという行為は目が覚めてしまうものなんですね。あれはちょっとした運動ですもんね。
○強い刺激は避ける<br>
歯磨き粉も強い刺激なのだと思います。他にはカフェインや頭を使うことも控えるべきです。またアルコールは寝つきにはよさそうですが眠りが浅いため、疲労回復ができなかったり夜中に目が覚めてしまったりすることがあります。
○眠気を誘う匂いをかぐ
鎮静効果のあるラベンダーやスギ、ヒノキの中にあるセドールというリラックスできる匂いがいいのだとか。
○ヨガやストレッチ
交感神経を鎮めリラックス状態へ導く効果があるそうです。ヨガでは「鋤のポーズ」が自律神経の鎮静に効果的らしいです。
○単調な音を聞く
小鳥のさえずりや川のせせらぎなど単調な音は脳を沈静化させ眠りに誘うのだといいます。自分がリラックスできる音を流してみましょう。私は波の音のCDを持っているのですが寝れない時などよくかけてます。とても心地よくばっちり寝付けますよ。でもなんとなく風邪ひきそうな気分になるのですがあれはなぜでしょう。
○眠気を誘うツボを押す
足の裏の中心より少し指側、くぼんだところが湧泉(ゆうせん)というツボでそこを手のひらで両足とも100回くらい押す。耳の後ろにある安眠(あんみん)というツボを押す。不眠、寝不足だとここが凝っている場合が多い。
○難しい本を読む
これは私もよくしています。寝るための本を枕元に置いていますよ。まったく進まないで眠気に襲われます。
○照明を変える
眠るのに適した明るさは30ルクスといわれていて、これは母親の胎内にいた時の明るさなのだそうです。人工的な明るい光は体内時計を狂わせるといいます。
睡眠障害とどう戦う
寝る前にいろいろ試してみたけどやっぱり寝つきはよくないという方もいるのかもしれません。睡眠障害になると日常生活に支障が出てきます。ひどくなると事故を起こしたりもするそうです。また睡眠障害が続けばうつ病や生活習慣病になりやすくなります。睡眠障害が進行しないためにも睡眠についての習慣を見直すべきでしょう。
長時間眠ろうとは思わずに睡眠時間にはこだわらないのがいいのだといいます。また眠くなってから布団に入ることにして就寝時間も気にしないことで眠りに対してのプレッシャーもなくなります。しかし起きる時間は毎日同じ時刻にしましょう。そうすることで朝日を浴びることができ、体内時計をリセットし健康的に生活ができます。そして眠る時以外で布団で過ごすのはよくないそうです。布団は寝るだけの場所と自分にイメージ付けるのが重要なのかもしれません。
最後に昼寝は15時より前に、そして長時間は避けたほうがいいとのことでした。
寝たいのに眠れないというのはとても苦痛なことです。そういう時でもイライラせずにリラックスすることが眠りへの近道だと思います。眠りに付くための方法をいくつかあげましたが、人それぞれ眠りに付くパターンは異なると思います。自分なりの寝つき法をあみ出すことが、寝れない体質改善へと繋がるのだと思いました。