青の洞窟は、沖縄の恩納村にもあるんです!
青の洞窟と言えばイタリアのイメージですが、実は国内にも存在することを知っていますか?
所在は沖縄本島の恩納村(おんなそん)、真栄田岬(まえだみさき)という有名なダイビングスポットです。
真栄田岬は、壮大な東シナ海に囲まれた魅力的な場所であり、地元にもファンがたくさんいます。
海へと延びる長くて真っ白な階段を下りて行き、右手に80mほど泳いでいくことで、青の洞窟にたどり着くことができます。
太陽光が海底に反射して、洞窟内が青く光る
青の洞窟は、波の浸食が生み出した海食洞です。
洞窟の入り口から差し込んだ太陽の光が、白い石灰岩の海底に反射されることで、洞窟内を青く彩っています。つまり日光が差し込むタイミングであれば、いつでも美しい光景を見ることができるのです。
洞窟の奥行きは30~35m、入り口~約10mのエリアが最も深いですが、水深は6m程度しかありません。また洞窟といっても、天井が高くて比較的シンプルな作りです。
したがって迷路のように複雑に入り組んでいて、ヘタをすると脱出できなくなる…なんて心配をする必要はありません。
初心者やカナヅチの方は、体験コースを利用しよう
洞窟への出入りは自由ですが、初心者ならば体験コースを利用すると良いでしょう。
マスクやウエットスーツなど必要な道具一式がレンタルで揃いますし、インストラクターから使用方法の説明を受けることもできますから、安心安全に遊泳を楽しむことができます。
手軽なスノーケルコースであれば、たとえカナヅチの方でも参加可能です。
泳ぎに自信があるのならば、水深5~6mまで潜るスリル満点のダイビングコースに挑戦してみましょう。
- 鳥肌が立つほど幻想的な深青の世界が広がっている
- キレイな熱帯魚にエサをあげることができた
- 途中で怖くなっても、すぐ水面に戻れるから安心
これが実際の体験者の感想です。
※洞窟内には紅白のオトヒメエビや、目の大きなアカマツカサなど、珍しい魚が多種生息しています。
ダイビングに行くなら、平日の早朝が狙い目
青の洞窟に行くのならば、観光客が少ない平日の早朝が狙い目です。
6時~7時ならば、完全な貸し切り状態になることもあるそうです。8時を過ぎると少しずつ観光客が増えてくるそうですから、絶景を独占したいという方はぜひ覚えておきましょう。
ちなみに洞窟内の青色は、朝・昼・夕で変化するとのこと。3度訪れて違いを楽しむというのもアリですね。
天候や海の状況をチェックしておくことも忘れないようにしましょう。
当日だけでなく前日の情報も確認しておくことをお勧めします。前日の海が穏やかだと、次日は水が澄んでいて絶好のダイビングチャンスとなるためです。