事前に研究しておくべき笑顔のポイントとは
ただでさえ緊張してしまう写真撮影。プロのモデルでもない限り、いきなり「笑って下さい」といわれて、上手に笑うことって難しいですよね。
自然で、素敵な笑顔を残すためには、自分のベストな笑顔を見つけておくことが必要です。
事前に鏡を見て、以下の3つのポイントについて、研究してみましょう。
口角が左右均等に引き上げられている
意外と、本人が気をつけていないのが、笑った時の口元の左右のバランス。
左右均等な顔の人は一人もいないといわれていますが、左右のどちらか一方の口角が高くなっていると、引きつった笑顔に見えてしまいます。
左右均等に引き上げられた口角が、美しい笑顔のポイントの一つです。
まずは笑った時に、口角の左右のバランスがとれているかどうか、鏡を見ながら確認しましょう。そして、均等ではない場合は、普段から均等になるよう意識して、笑顔作りの練習をしておく必要があります。
上の歯だけを見せる
きれいな笑顔を作る上で重要なのが、上の歯だけが見えているということです。
下の歯は見せないようにするためには、舌を下の歯の裏に押し当てておくと良いでしょう。
また、上の歯を見せる際は、歯グキの見えすぎに注意。
口元を開く大きさについては、上の歯と歯グキの境目あたりから、歯全体が見える程度、そして、左右それぞれ、前歯から数えて6番目の歯まで見えるのが理想です。
さらに、口元が逆かまぼこ型になっているのが、美しい形とされています。
目が笑っている
口元は笑っているのに、目元が無表情というのが、もっとも陥りやすい作り笑顔のパターン。
口元の笑顔にばかり気をとられて、目元の表情に意識が向かわず、おろそかになっているのです。
日頃、あまり意識することにない目元の表情。目で笑うなんて難しいと思われるかもしれませんが、目を細めたり、目尻を下げたりすることで、かなり印象が変わってきます。
鏡を見ながらいろいろ表情を作ってみたり、目のまわりの眼輪筋のトレーニングをして、表情のバリエーションを広げてみてはいかがでしょう。
写真うつりが良くなる簡単テク
写真を撮られる際はいつも、自分の思うようなでき上がりにならないことって多くないですか?
ここでは、そんな写真うつりに関する悩みを解決してくれる、3つのテクニックをご紹介します。
目線はレンズの少し上へ
よく、写真を撮る際はレンズを見つめると良い、と言われていますが、いわゆる「カメラ目線」は、誠実さや、実直さをアピール必要がある、履歴書などの証明写真などにおすすめの方法。
フォトウェディングでは、目線を少しカメラのレンズの上に置くことで、リラックスした、自然な表情に写るのです。
また、あごを引きすぎた状態でレンズに目線を送ると、不自然な上目づかいになり、さらに顏が長く見えてしまうため、フェイスラインがきれいに見える、適度なあごの角度の研究もしておく必要があります。
楽しいことを考える
人の表情というものは正直なもので、何も考えていないと無表情に、イヤだなぁなんて考えていると、つまらなそうな表情になってしまいます。
せっかくのウェディングの写真撮影なのだから、キラキラした、とびきりの笑顔を残したいですよね。
そんな時は、何か楽しいことを想像してみましょう。大好きなスイーツや、腹をかかえて笑ってしまったエピソード、旦那様との新婚生活など、ハッピーなことを考えると、自然と笑顔がこぼれてくるはずです。
写真を撮る直前は目をつぶる
写真を撮られる際はなぜが目をつぶってしまう、という人は多いはず。また、過去に目をつぶってしまったという経験が気になって、不自然なパッチリおめめになっていた、なんてことはありませんか?
それは、シャッターのタイミングを意識しすぎなのです。
そんな時は、写真を撮られる前に一度、目をつぶると良いでしょう。
カメラマンさんの「撮りますよ」の一言で目を開け、そして、それまで研究や練習を重ねた、最上級の笑顔をレンズに向けましょう。