時短にこだわるご飯を炊く準備
急いで、しかもおいしくご飯を炊くためには、準備にもちょっとした工夫が必要です。
無洗米を使って研ぎ時間を節約
お米を研ぐ時間を節約するためには、無洗米がおすすめです。
また、時間だけではなく水道代が節約できるのもうれしいポイント。
無洗米を炊く際に重要なのは、通常のお米に比べて、お水を少し多めにするということ。
増やすお水の量は、お米1カップにつき大さじ1~2杯が目安です。
お米の浸水時間の短縮方法
芯のない、ふっくらしたご飯を炊くために欠かせないのが、炊く前にお米を水に浸けておくこと。
一般的な浸水時間は、夏30分、冬1時間とされていますが、浸水時間は水温に関係しています。
暖かい季節は、水温が高いので短い浸水時間で済み、寒い季節は、水温が低いので浸水時間が長くなるのです。
お米の浸水時間を節約するためには、熱すぎず冷たすぎない、ぬるま湯を使うことがポイント。
この場合は、10~15分の浸水時間で済むのです。
炊飯時間を短縮するためにやっておきたい準備
ご飯を炊く時間を短縮するための、必殺ワザがお湯炊きです。加熱しはじめから、水が沸騰するまでの時間が大幅に短縮されます。
お米を浸水している間に、お湯を沸かしておけば時間を効率的に使えます。
炊飯時間を短縮してくれる便利アイテム
電気炊飯器では、蒸らす時間を入れると1時間近くかかるのが当たり前。
お腹がすいて、そんなに待っていられないという人のために、加熱してから30分もあればご飯が食べられる、便利なアイテムをご紹介します。
電子レンジ専用炊飯器
1,000円前後と手軽な値段で買えるのが、電子レンジ専用の炊飯器です。最近は、100円ショップでも手に入るようになりました。
加熱時間は、500wの電子レンジで約10分。10~15分蒸らしたとしても、30分もあれば食べられます。
土鍋っぽいものから、ガラスを使ったかわいらしいものまで、好きなデザインを選べるのもうれしいアイテムです。
圧力鍋
密封した状態で加熱して、内部に圧力を加えることにより、調理時間が短縮されるというのが、圧力鍋の特徴。強火で加熱後、沸騰して内部の圧力が最大になった時点で、弱火にして圧力を維持します。
ご飯を炊く場合は、沸騰後、弱火にして5分ほど加熱するだけ。10~15分蒸らしてでき上がりです。
その時点で、鍋の中の圧力が下がっていれば、フタを開けてもOK。
土鍋
炊き上がりの美味しさがダントツなのが土鍋のご飯。
火加減の調整が難しいと思われがちですが、それが以外と簡単なんです。
中火にかけて沸騰後、弱火にして15分ほど加熱します。パチパチという音が聞こえてきたら、炊き上がりのサイン。10~15分蒸らして完了となります。