あの家電の意外な使い方とは?
おおよその用途が決まっている家電の中でも、ちょっと使い方を変えるだけで、とっても便利になるものがあるんです。ここでは、そんな5つの家電をご紹介します。
「高圧洗浄機」でおふろ掃除
国の重要文化財の「日本橋」の汚れを落とすプロジェクトでも、その性能が発揮された高圧洗浄機は、家の外壁や窓、車、ブロック塀など、屋外にあるものを洗浄するというイメージが強いのでは?
ところが、高圧洗浄機には、あの面倒なバスルームの掃除が、あっという間に終わるという、意外な使い方があるのです。
ほぼ毎日使うバスルームは、皮脂汚れやせっけんカス、さらに、それらによって発生したヌメリやカビなどで汚れています。そんな、浴室の浴槽や床だけではなく、普段はなかなかできない壁や、天井、排水溝も、高圧洗浄機を使えば、簡単に、しかもキレイに掃除することができます。
「ドライヤー」で衣類のにおい取り
焼肉やお好み焼きを食べに行って、衣類ににおいが染みついてしまったという経験は、誰にでもあると思います。また、外出先で付いてしまったタバコのにおいが、どうしても気になる、なんてことも。
そんな時には、ドライヤーによって手間をかけずに、ササッと衣類のにおいを取ることができるのです。
方法は至って簡単で、衣類をハンガーにかけた状態で、温風を5分ほど当てるだけ。あっという間に、衣類についてしまった、イヤなにおいがなくなります。
「炊飯器」でパン作り
炊飯器はご飯を炊くもの、というイメージが強いせいか、それ以外の用途に使うことって、あまりありませんよね?でも、火加減が命とされるご飯を、完璧に作り上げる炊飯器には、ほかにも使い道があるのです。特に、オススメなのがパン。
家にオーブンがないという理由から、パン作りをあきらめていた、という人は多いはず。でも、炊飯器なら、たいていお家にありますよね?また、炊飯器に付いている保温機能のおかげで、面倒な発酵も簡単にできちゃうのです。
「布団乾燥機」でブーツの乾燥
皮靴やブーツは、1日履いた後は、最低1日は休ませるのが鉄則。
人の足は、1日に1カップの汗をかくといわれています。そのため、汗で湿った靴を、休ませずに履き続けると、雑菌が繁殖して、靴にイヤな臭いが染みついてしまうのです。
特に自然乾燥が難しいブーツを、明日もどうしても履きたい!という時ってありますよね?
そんな時に便利なのが、布団乾燥機です。
乾燥時間は機種によって異なりますが、1~2時間もあれば、すっかり乾燥ができて、明日も、同じブーツを履くことができるのです。
「スチームクリーナー」でスーツのしわ伸ばし
通勤の電車や、デスクワークで座っていると、どうしてもスーツの背中の部分や、お尻の部分のしわが付いてしまいがちですよね。アイロンではガンコな座りじわが取れないし、アイロンをかけると、テカリの原因になってしまいます。
スチームクリーナーの、油汚れや雑菌・カビに効果的なスチームの力で、スーツに付いたしわを、簡単に伸ばすことができるのです。さらに、ハンガーにかけたまま使え、スチームの高温による除菌効果もあります。