【しこりの有無など】乳がんを自己チェックする方法|トピックスファロー

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2012年8月15日
【しこりの有無など】乳がんを自己チェックする方法

乳がんは女性なら誰しも発症の危険性を持っている病気です。癌が大きくなっては大変ですので、“しこり”など乳がんのサインとなるものにいち早く気が付きましょう。あなたの大切な乳房を守るべく、自己チェックの方法や、良性・悪性のしこりそれぞれの特徴などを教えます。

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乳がんは30代になったら意識しよう

女性の病気で代表的なものの1つに、乳がんがあります。
乳がんは年をとるにつれて発生率が高くなるという特徴があり、また30代になったら意識しつつ生活を送ることが大事と言われています。

発症に気がつかないとどんどん癌が成長してしまい、乳房の全切除どころか命を落とすこともありますので、早期発見と治療が何よりも優先されます。

このような最悪の事態を防ぐには、できるだけ早く癌を見つける必要があります。
それにはまず自己チェックをして、乳房がいつもと違わないかをよく確認してみましょう。判断材料となる代表的なものは、すでに知っている方も多いと思いますが“しこり”です。

乳房を触ってみて、怪しげなしこりが手に触れた場合は、乳がんの可能性を疑いましょう。
この時点で絶望してしまう人もいますが、初めから大げさにとらないで下さい。なぜなら乳がんは、良性の場合と悪性の場合があるからです。

できるだけ冷静に受け止めて、病院できちんと検診を受けてから判断するようにしましょう。

良性は弾力がある、悪性は硬い

ただ“しこり”と言っても、一体どのようなものなのか見当がつかない人もいますよね。
先ほども言いましたが、乳がんのしこりは良性のものと悪性のものとがあります。それぞれ以下のような特徴がありますので、ぜひ覚えておいてくだい。

  • 良性のしこりの特徴…弾力があって、周囲組織との境界がはっきりわかる。押すと少し移動する。
  • 悪性のしこりの特徴…硬くて形状やサイズが曖昧。押しても移動しない。

全てのケースにこの特徴が当てはまるわけではありません。ですから、あくまでも目安という認識でいてください。もし自分はどちらなのか判断がつかない、そもそもしこりの有無すらよく分からない…という場合は、やはり病院の検査できちんと確かめるのがベストです。

癌は、乳房の外側上部にできやすい

乳がんの自己チェックの仕方もお教えします。乳がんのリスクが高い年代になったり、乳房に違和感を覚えたりしたら、必ず実行してください。なお癌は乳房の外側上部にできやすい傾向がありますので、特にこの部分を重点的にチェックしましょう。

自己チェックの仕方

触診

  1. 親指を除く4本の指でチェックします。
  2. 指を揃えて、指の腹で円を描くように触ってください。
  3. 乳房だけでなく、脇との境目まで入念にチェックしましょう。

※あお向けに寝ると乳房が平たくなるので、チェックしやすいです。

視診

  1. 上半身裸の状態で、鏡の前に立ちます。
  2. 両腕を上げて、後頭部あたりで手を組みます。
  3. 乳房の様子をチェックします。

チェック項目

  • 凹みがないか
  • 左右対称か
  • 腫れ物や湿疹がないか
  • 不自然にひきつれてないか

著者:安達リス

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本にお茶、お絵かきアイテム、動植物を愛する文字書きです。いろんなものを吸収するべく趣味の範囲を超えたテーマを取材・執筆しています。中の人などいません。