排水溝に溜まる抜け毛を減らす髪の洗い方とは?|トピックスファロー

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2012年10月1日
排水溝に溜まる抜け毛を減らす髪の洗い方とは?

自分の抜け毛を自覚する時は二つあります。一つは寝起きの枕元を見た時、そしてもう一つが頭を洗っている時です。激しくシャンプーを泡立ててガッシガッシと頭皮をこすり上げれば上げるほど指の間に残る抜け毛が増えていくのは辛いものです。抜け毛を減らすのに効果的な頭の洗い方を紹介します。

都内在住のフリーライター。犬猫と仲良く暮らしてます。
  

髪の毛と頭皮をいたわり抜け毛を減らす洗髪法

頭を洗って脂汚れと汗の臭いを取り除くことは、人前に出る社会人にとってはしていることが当たり前の、最低限守るべきマナーといえます。
「洗わない方が髪にやさしい」という意見もあるようですが、体から出た脂でコーティングされた髪の毛の艶は埃に晒されるとすぐに輝きを失い、バサバサした髪の毛になってしまいます。
それに脂は思っていた以上に嫌な臭いを放つもので、髪に良くても周りの人には迷惑になってしまうのです。
髪の毛は正しい洗い方をすることで、抜け毛を減らし発毛・育毛に効果を発揮するのです。

洗髪は髪をいたわるためのもの

頭を洗う洗髪は、毛穴から分泌された脂を取り除き髪の汚れと臭いを洗浄することを目的としています。

毛穴から分泌される脂は毛穴を塞いで保護するための物ですが、分泌された脂が過剰になると毛穴全体が詰まって毛根が圧迫されてしまい、髪の毛の健康を大きく阻害する原因になってしまいます。
毛穴からの脂の分泌は毎日行われているので、ずっと頭を洗わないでいるよりも毎日のように洗髪して脂を交換するようにした方が髪の毛にとっては良いのです。

また、洗髪は頭皮をマッサージする効果を発揮し発毛・育毛にもつながっています。
髪の毛を生やすために必要な栄養は全て血液によって毛穴に送り込まれていますが、頭皮のマッサージは血行を促進し髪の発毛に大きな影響を及ぼすのです。

シャンプーの量はワンプッシュ程度に抑えよう

髪の毛にやさしい洗髪を行うためには、まずシャンプーの量を適正量に抑えることが大事です。
なぜならシャンプーに含まれる洗浄成分は必要以上に使うと頭皮が荒れる原因になってしまうからです。
シャンプーの適正量はポンプ式ボトルでワンプッシュ、手に広げた時10円玉程度の大きさになるくらいの量です。

シャンプーは髪に付ける前に良く泡立てよう

あなたはシャンプーを手に取った後、そのまま髪に付けて洗っていませんか?
シャンプーを髪の毛に擦り付けているうちに泡が立ってきますが、頭皮にシャンプーの原液がついてしまうのであまりお勧めできない方法です。

出来れば濡らした手や洗顔ネットでこすって泡を立ててから髪に付けて洗うようにしましょう。また、頭を洗う前に頭全体をお湯で温めながら濡らしておくと泡立ちも良くなるし、脂汚れも取れやすくなります。

頭を洗う際は指先・指の腹を活用する

頭を洗う時、爪を立てて頭皮をひっかくようにして洗っている人は意外と多いものです。確かに、頭皮をガリガリとかきむしるようにすると気持ちのいいものですが、頭皮が傷つくと炎症を起こして抜け毛の原因になってしまうものです。
頭を洗う際は爪を立てず、指先や指の腹でこすり撫でるようにして頭全体を洗うようにすると頭皮が傷つかないだけでなく、洗髪の頭皮マッサージ効果が発揮されるのです。

泡はたっぷりのお湯でくまなく洗い流す

髪の毛から頭皮まで万遍なくシャンプーで洗浄した後は泡を洗い流すわけですが、すすぎの際はお湯を多量に使ってでもしっかりと泡を落とすように心がけなければなりません。
シャンプーの泡は目に見えないくらいに小さな状態で毛穴に入り込んでいるため、すすぎが中途半端だと泡が毛穴の中に残ってしまい、抜け毛の原因になってしまうのです。
泡を洗い流したからと言って安心せず、もう一度すすいでしっかりと泡を落とすようにしましょう。

二度洗いは控える

髪の量が多い人はどうしてもシャンプーで二度洗いをしないとすっきりしないものですが、二度洗いは洗浄力が二倍になるだけでなく頭皮に与える刺激も二倍になってしまいます。
頭皮の脂が多い人はともかく、普通の人は一回でシャンプー洗いを済ませるようにしないと逆に抜け毛を増やすことになってしまうのです。
一度のシャンプーでもしっかりと時間をかけて丁寧に行えば脂や汚れは十分に落としきれます。

リンスは頭皮に付けないのが鉄則

シャンプーの後は髪の補修・保湿のためにリンスをするのが慣習になっているものですが、リンスはシャンプーと違って髪の毛だけに付けるもので頭皮に付けてはいけません。
頭皮についたリンスは、頭皮の炎症を起こす原因となり抜け毛やフケを引き起こしてしまうのです。

リンスはシャンプーよりもやや多めに手に取ったら手全体に広げて、髪の毛を両手で挟むようにして髪の毛全体に馴染ませていきます。
リンスを髪全体に付けたら、少し時間を置いてすすぎ洗いしましょう。

洗髪後は手早く髪を乾かす

洗髪後はタオルで頭をふくだけ、という人も少なくないでしょうが髪を生乾きにしておくと頭皮についている雑菌が繁殖しやすい環境を維持することになり、抜け毛の原因になってしまいます。
洗髪の後は、乾いたタオルで水分を除去しドライヤーでしっかりと髪を乾かすのが大事です。
ドライヤーの熱が髪の毛に悪い、と言われていますが温度を使い分ければ髪の傷みも最小限に抑えられます。
最初は高温の熱風を頭から20~30㎝ほど離したところから吹き付けて、半乾きになったあたり冷風を吹き付けるようにするのがポイントです。

著者:坂下モド

都内在住のフリーライター。犬猫と仲良く暮らしてます。
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ペットを飼っている関係上、ペット関連の記事を多く執筆。現在ではジャンルを問わず、政治・経済なども