サラリーマンにうってつけ!副業としての不動産投資|トピックスファロー

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2013年2月4日
サラリーマンにうってつけ!副業としての不動産投資

今より収入を増やすには、何らかの副業に手を出すのが一番手っ取り早いというものです。勤め人でも出来る副業として昔から人気があるのが不動産投資です。不動産売買を収入増につなげられるよう堅実に、かつ本業と両立するためにはどのようなやり方が重要なのでしょうか?

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空き時間を利用して収入を増やすための不動産投資

映画や小説などでは「世の中にはお金よりも大事なものがある」というフレーズがたびたび出てくるものですが、「お金が無いのは首がないのと同じ」というようにお金が無いと一般水準の生活が送れないのもまた事実です。
お金を稼ぐにはまず働くことが大事ですが、「ワーキングプア」という言葉が定着しているように「働けど働けどもわが暮らし楽にならざり」と、じっと手を見る人も少なくありません。
本業で稼ぎが増やせないのなら、副業で稼ぐ。そういう人にとって、不動産投資は格好の手段となるのです。

副業で不動産投資をするメリットとは?

会社や職業によっては、副業を持つことを社則などで禁止していることがあります。この場合の副業は終業後や休日に行うアルバイトを指していることが多く、学生時代のようにバイトを掛け持ちして副収入を得るというのが難しくなっています。

しかし、投資の場合は副業として禁じられている会社や職業はあまり見当たりません。さすがに就業中に投資を行っていたりするのは就業規則上アウトですが、終業後・休日に投資を行うのはセーフです。
それに不動産投資の場合、所有する物件の管理や賃貸契約などを不動産屋に委託できるため本業への影響は最小限に済ませることが出来ます。

また、副業として不動産投資を行うことには「物件購入の際のローンが組みやすい」というメリットがあります。ローン利用の承認は「計画通りに返済できるかどうか」に左右されるものと言えます。投資家がローンを組むのと、会社勤めのサラリーマンがローンを組むのを比べた場合、ローンが承認されるのは間違いなく後者です。収入が安定しているサラリーマンの方が、投資家よりも信頼性は高いということなのです。

節税効果で結果的に収入アップ

収入を増やす方法は「副業を始めて収入源を増やす」というやり方の他に、「税金や経費を抑えて収支計算上で増やす」という方法があります。不動産投資は、後者の方法を併用できるというメリットを持っています。

投資の対象となる不動産物件には、鉄筋コンクリート製なら47年、木造なら22年というように建物の構造ごとに耐用年数が法的に定められています。この耐用年数に応じて減価償却率が算出されます。
この減価償却率を物件の購入資金に掛けると、一年あたりの減価償却額が計算できるのです。減価償却は実際のお金のやり取りが無くても必要経費と認められるため、その分だけ支出が発生したものとされて税金が抑えられます。つまり、節税分だけ収入が増えたことになるというわけなのです。

物件の賃貸は不動産屋に委託できる

副業が本業に響かないようにするためには、終業後や休日などの空き時間を利用して出来ることが大事です。しかし、本業の終業時間が夕方5時~7時という会社は多く、終業後に副業をすることが現実的でないこともしばしばです。

しかし不動産投資の場合、所有物件の管理・賃貸契約業務を同業者である不動産屋に委託することが出来るため、非常に有利と言えます。業務委託料が発生する為、家賃収入は下がりますが本業を圧迫することなく不動産の運用が行えるのが利点です。

不動産の需要は安定している

投資において、需要と供給のバランスを図って売買することは基本中の基本と言えます。需要が高騰していて供給が少なければ売り手市場、供給がだぶついているのに需要が少なければ買い手市場というように情勢を見計らって資本を動かすことが出来なければ大損失を出してしまうことに繋がってしまいます。

株式や外国為替はこの需要と供給のバランスの変化が激しく、ちょっと目を離した隙に大暴落・大暴騰を起こすことが多く、本業を圧迫するほどの損失を出しやすいというデメリットがあります。
一方、不動産の場合は住宅・土地を求めている人は多く、需要が安定しているため素人でも一定の副収入を得ることは難しくないのです。

中古物件も改装すれば需要は生まれる

中古の住宅・マンションというと古臭いイメージを抱きがちですが、物件の古さは改装工事をすれば充分カバーすることが出来ます。
副業として不動産投資を行っている人には、このような中古マンションを改装して資産価値を高めるリノベーションを積極的に行い、入居希望者を増やす努力をしている人が多いのです。
リノベーションされたマンションは、築年数を重ねた中古物件ながら新築同然の雰囲気を漂わせるため、入居希望者にとっては値打ちが生まれるのです。

著者:塩屋 謙

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職業は編集・校正、そしてWEBライターでもあります。興味の範囲を広げつつ、様々な記事を書いています。