SNSのつながりを生かして
SNSでの世界の広がり
皆さんは、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)って使っていますか?
フェイスブック、ライン、ミクシィ、グーグルプラス…いろいろなサービスに登録している人も多いのではないかと思います。
私にも、お会いしたことは無いけど、SNS上で親しくさせていただいているお友達が数人います。
そんな親しくなった友達にプレゼントをあげたい、と思うのは当然のことかもしれません。どんなものをあげれば相手が喜んでくれるか、考えながらプレゼントを選ぶ時間もなかなか楽しいものなのですよね。
リアルとSNSの接点
でも、ここで問題が発生です。
リアル(職場、学校、ご近所などのネットワーク)でつながっている友達だったら、あっさりと「プレゼントをあげたいから住所教えて」とか「プレゼントをあげたいから今度ご飯食べにいこう」と言えると思うのです。
しかし、SNSでのつながりしかない友達にもこれをやるって、結構難しいと思いませんか?
「いきなり住所聞いて怪しまれたりしたらどうしよう…」「むしろ自分の住所を公然とさらすのが怖い…」
「ていうか、この人日本人じゃないし…」
と思い悩み始めたら、キリがありません。
どうも、SNSでの友達にプレゼントをあげるという行為は、一部の人にとってはとても高いハードルだったようです。
しかし最近、こんなハードルを取り払うようなサービスが登場して話題になっています。
それが「ソーシャルギフト」です。
なんとなく、SNSが関わっているのかな、ということはわかっていただける名前ではないかと思います。そこで、今回はこのソーシャルギフトについてお話しいたします。
ソーシャルギフトとは?
ソーシャルギフトとは、SNSを利用して相手にプレゼントを贈ることができるサービスを言います。
最大の特徴として、相手の住所を知らなくても、SNSのアカウントやメールアドレスなどを手がかりに現物を送ることができる、という点が挙げられます。
そのほかにも、数人で集まってプレゼントを共同購入し、贈ることができるサービスもあります。
ソーシャルギフトで扱われるプレゼントは、サービス会社によって特色があります。
気軽に贈れるものとしては、コーヒーチェーンの無料券やコンビニエンスストアの買い物券など、数百円単位で贈れるものがあります。
また、少し値段が張るものの場合、カタログギフトを贈って相手に選んでもらう形式をとることもあります。このあたりは、サービスを提供する会社によって大きく差があるので、自分がプレゼントを贈りたい相手と予算に合わせて選ぶといいでしょう。
実際に送ってみよう
先ほどまでの文章を書いていて、「実際に贈ってみないとわからないんじゃないかな?」と思ったので、一時手を止めて実際にソーシャルギフトで友達に贈り物を贈ってみました。
使ったサービスはこちら。
「giftee」(https://giftee.co/gifts)
メールアドレスなどの必要事項を入力する昔ながらの形の会員登録もできますが、私はフェイスブックのアカウントを使って登録しました。
そのあたりはご自身のお好みでどうぞ。
次に、贈りたいプレゼントを選びます。
「giftee」は無料で贈れるギフトから1万円以上するエステのチケットまで、幅広い種類を扱っています。その中から、今回は「ローソンお買い物券」を選びました。
プレゼントを選んだところで、クレジットカード情報などの必要事項を入力。
プレゼントの代金はクレジットカード決済かauウォレット、じぶん銀行の口座による決済が使えるようです。
そして、申し込みのボタンを押すと、プレゼントのチケットの引き換え情報が書いてあるURLが発行されます(登録メールアドレスにも届きます)。
それをコピー&ペーストして相手のメールに送れば、終わりです。
私自身、デジタルにそこまで慣れている世代でもない(とはいえ、同世代の友達には「なんでそんなにパソコンとか携帯の扱い強いの?」と言われる)のですが、案外簡単に贈ることができました。
その他のソーシャルギフトサービス
今回利用した「giftee」以外にも、数社がソーシャルギフトサービスを提供しているようです。主要なところを挙げておきます。
・おくーる(https://oku-ru.com/)
スパやエステなど、サロン系サービスのチケットを贈ることができます。
ホテルのアフタヌーンティーが体験できるチケットも出ていました。
・ギフレ(http://gifre.net/index.html)
主に女性が喜びそうなアイテムを友達同士で共同購入して贈ることができるサービスです。
もちろん、1人で1人の相手に贈ることもできます。
まとめ
一昔前なら、「住所も聞けないような友達」なんて、友達と言えなかったような気がします。それだけ、「顔の見える近しい付き合い」というのが重視されてきました。
しかし、インターネットが発達し、パソコンも携帯電話も持っていない人が珍しくなったこのご時勢。
「顔は見えるけど遠くにいる人」との付き合いが常態化しました。
ソーシャルギフトはその流れを受けて出てきたサービスなのでしょう。
どちらにせよ、相手の喜ぶ顔を考えてプレゼントを贈るのはすばらしい習慣です。
物と一緒に、気持ちも贈りましょう。