心の病は病気と共存、看病役とも共存していき、共倒れを防ごう!|トピックスファロー

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2015年5月12日
心の病は病気と共存、看病役とも共存していき、共倒れを防ごう!

かつて、自分の存在価値を見いだせず、もがいてるうちに、 「お前はいらない!死ね!」 という幻聴が聞こえてきた、というのは筋肉少女帯の大槻ケンヂです。 今も活躍中の彼、一体どうやって、この統合失調症ともとれる症状を乗り越えたのでしょうか?

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心の病はいきなり治そうとせず、まずは向かい合い、共存していきましょう

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大槻ケンヂが統合失調症を患った話ですが、なんと彼は、
「自然治癒」してるのです。
大槻ケンヂの場合、女の子としゃべりたい、関わりたい。なのに、出来ないことがコンプレックスだったそうです。

ところが、バンドを結成したら急にモテだして、念願の彼女もでき、さらに女友達・女性ファンに囲まれるのが日常となったら妄想することがなくなり、幻聴もすっかり消えたのだそうです。

何はともあれ、自然治癒したのですから、彼はある意味よほどメンタル面が強いともいえますね。そんな大槻ケンヂの良かったところは、病気と向かい合ったこと、共存したことなのではないでしょうか。それらの振る舞いが彼の場合はプラスに作用したのだと思われます。

しかし、たいていの人の場合はこんなにうまくトントン拍子には治らないのが心の病。

皆さんは間違っても大槻ケンヂのまねなどしないで、幻聴など聞こえてきたらすぐに心療内科に駆け込みましょうね。
そうして薬に頼りながら病気と向かい合い、共存していき、じっくり治すことですね。
約束ですよ。

心の病を患ってる人の対処の仕方

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これもまず、患者と向かい合い、共存することですね。

間違ってもなまけ者扱いせず、1人前に認めてあげることです。
そして、ちょっとしたことでも出来たことは褒めて、自信をもってもらうようにするんです。

そして、何でもいいから仕事を与えることも重要です。
今まで働いていた職場も休養、場合によっては退職を余儀なくされた患者さんは、そういう部分でも心に深い傷を負っています。

そんな患者さんに、例えばこういう仕事を与えてみたら・・・?
毎日、部屋のカーペットを30cm平方ずつ徹底的に掃除させるのです。
親に「ごくつぶし」と嫌味を言われていた人が、このカーペット掃除を言いつけられ、きちんとこなし、親に褒められたところ、病状がかなり改善したそうです。

そんな病気の息子を持つ親としての対応のポイントは、言いつけたことができたら必ず大げさに褒めること、なのだとか。効果は上記のとおり抜群です。

反対に、絶対言ってはいけない言葉が、
「頑張れ」「頑張って」
のたぐいの、はっぱをかける言葉です。

患者さんからすれば、
「頑張りすぎて病気になったんだ」「もうこれ以上頑張れない」
と言ったところでしょうか。

かのように、心の病は私たちの思ってる以上に奥が深いんです。
細心の注意を払って患者さんに接しましょう。

自殺念慮のある患者さんの対処の仕方

自殺念慮のある患者さんは家にいる時には決して1人にさせられません。

常に監視しておかねばならないので、監視役(たいていは親)が自分のことを何もできず、看護疲れでダウン、なれの果てにはパンクしてしまうことが往々にしてあります。

そうなる前にリフレッシュが必要だ、とみんなでファミレスに行ったのは良いのですが、患者さんが食事用ナイフで自殺を図った、ということがありました。

その時は多勢に無勢、みんなで止めましたが、何せ患者さん、パニくってるもんで、火事場の馬鹿力がものすごかったんです。

結局、その患者さん(成人男性)からナイフを取り上げるのに、大の男4人がかりで馬乗りになって押さえつけてやっとのこと、という有り様でした。
そしてその時その患者さんのお母さんを含む私たち女衆はというと・・・。
笑ってたんですね、ケラケラと。

だって、これだけの男の人がいれば大丈夫だ、って確信してたからです。
だけど、やっぱりというか、この患者さんはこの後即、医師の指示により強制入院となりました。

その時に患者さんのお母さんが、
「これで良かったんだ、私はパンク寸前だったから・・・」
というしみじみと、安堵のため息をつきながらつぶやいてたのがとても印象的でした。

「このままでは共倒れになるところだった」
という心の底からはいたであろうセリフも。
このお母さんは1人で全てこなしてたんです。

患者さんが退院したあかつきには、面倒を見るのは家族でローテーション制にした方がいい、と私たちが提案したのは言うまでもありません。

精神病のお薬は飲んでるだけで太る薬

精神に作用する薬はおおかたが「飲んでるだけで太る薬」なんです。
おまけにそれらのほとんどが食欲増進作用を持っています。
甘い物や脂っこいものがとにかく欲しくなり、食べるわ食べるわバクバクと。
ヘビーな薬ほど太るそうです。

・ジブレキサ

太る薬の代表格。
別名(隠語)デブレキサ。
服用して10分でカスタードやマヨネーズが無性に食べたくなる。
5日で5キロ増、3ヶ月で100キロ増、という恐ろしい症例も・・・。

「これじゃ彼女もできない!どうしてくれるんですか!」
と泣いて医者に掴みかかった男性患者もいたとか。
そらそーやわなー、3ヶ月で100キロって・・・!
絶句ものですよ。

・ドグマチール

おなかがすくすく!とにかくおなかがすくらしい。
食べなくても、服用してるだけでみるみる太っていく、という恐ろしさ。
特筆すべきは女性患者に限り、妊娠してもないのに母乳が出る!
こんな薬いらんわ!

・エビリファイ
・リスパダール
・ルーラン
・セロクエル
・リフレックス

いずれも飲んでるだけで最低でも5キロは増加するというヤバさ加減。
「おらぁこんな薬もうイヤだァ」
って、息子に泣きつかれた母ちゃんを知っていますが、その話を聞いた時、私は何も言えませんでした。

自分の身内にも同じような症例に苦しんでる人間がいるんで、痛いほどそれぞれの気持ちが分かるのです。
医者様には、せめて、極めてルックスを気にする世代の若い子にだけでも、デブレキサなどの異様な副作用を現す薬は処方しないでもらいたいですね。

いろんな症例を書き連ねてきましたが、やはり家族も医者様も投薬以前にカウンセリングや充分な対話を心がけてほしいと思います。
※個人差があります。

著者:林くらら

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初めまして!林くららと申します。どうぞ以後お見知りおきをお願いいたします。ライティングはオールジャンルで精一杯頑張りたいとは思いますが、基本的にはサブカルチャーに特化しています。その中でも特に80年代後半から90年代頭の音楽バンドシーンなどは得意ジャンルです。また、つたない経験といたしましては最近では、WEBライターなどあります。しかしながら過去のライター経験をかざすというよりは新人として一からしっかり学びながら頑張りたく思います。ちなみに文体は潔く、ハッキリとしたもの言いが多いようです。また、内容によっては毒舌な一面も多く見受けられるそうです。皮肉を盛ることによって物事を斜めから見た文体も書きますが、その場合文末できもち内容を持ち上げるように心がけ、文を読んだ人が面白がる文体に仕上がるように気を付けています。むしろどちらかといえばマジメ一辺倒の文より得意としています。こんなくらら一玉いかがですか?