ストレスが心を蝕む!攻撃行動(嫌がらせ・悪口)の実態と切り抜け方|トピックスファロー

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2015年8月13日
ストレスが心を蝕む!攻撃行動(嫌がらせ・悪口)の実態と切り抜け方

日常生活の中で、家庭内の不和や仕事など、さまざまなことがストレスになっています。花粉症や梅雨などの外的要因が原因で、攻撃行動(暴言や嫌がらせなど)を受けることも多くあります。その実態と被害に遭ったときの切り抜け方をお教えします。

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人はどうして攻撃的な行動に出るの?

世の中には、ちょっとしたことで攻撃的な行動に出てしまう人がいます。これはほとんどの人に当てはまることなので、一度や二度、攻撃行動を受けたことがあるかと思います。

私が経験した攻撃行動の中にこのようなことがありました。ある雨の日に、満員とまではいきませんがそれなりに混んでいる電車に乗り、家路へと急いでいました。そんな時、電車の揺れで私の持っていた傘が人にあたってしまいました。とっさに謝ったのですが、嫌みや侮辱とも取れる言葉をたくさん言われました。

このような思いを経験したことがある人もいるのではないでしょうか。切り抜ける方法を知っていれば、悪化した攻撃に遭わずに済みます。 怒り

攻撃行動とは、自分以外の人間に意図的に危害・損失を与える行動のことを言います。意地悪な言葉や悪口だけでなく、暴力的な行為まで発展してしまうことがありますので、気をつけなくてはなりません。

攻撃行動を起こしてしまう人は、最初から暴力的なのではありません。

性格や性質だけが原因ではなく、ストレスやイライラといったものが混ぜ合わさって、攻撃的な行動に出てしまうのです。原因には「個人要因」と「状況要因」の2つが重なってしまうことにあります。

個人要因とは?

個人要因とは、その人の性格や性質などを指します。相手のことを「悪意のある人だ」と思い込む不適切な認知それに当てはまります。また、プライドや自尊心が高すぎる人も心の状態が不安定になりやすいため、すぐ頭にきたり「キレやすい」と言えます。

状況要因とは?

状況要因とは、環境といった外的なものをいいます。

・気温や気候

・湿度(密集していて湿度が高いなど)

・騒音

・人口密度(満員電車など)

・アルコールの影響

・他からの侮辱や挑発

・他人から攻撃

・自己否定的な言葉を浴びる

・ホルモンバランスが崩れている

など。

これだけではありませんが、イライラを引き起こす状況は個々で変わってきます。

日々の生活の中に散らばって存在するストレスが、攻撃行動の元になっています。これが発端となって、大きな事件に発展することにもなるのです。

性別によって行動が違ってくる

攻撃行動は、状況が揃ってしまうと攻撃を起こしてしまう確率が高くなってしまうことが実験結果からもわかっています。それに、行動の内容が性別によっても変わってくることもわかっています。

暴力

男性の場合

男性は、直接的な行動を起こしやすいと言われています。相手に面と向かって攻撃をすることが多いのが特徴です。次のようなことが挙げられます。

・暴力的行為(殴る蹴るといったもの)

・言葉の暴力(陰口とかではなく、面と向かってはっきりとトゲのある言い方をする)

・精神的な嫌がらせ

パワハラやセクハラ、マタハラといったハラスメント行為も攻撃行動になります。影から手を回して何かをするといったことは稀です。個人要因と状況要因があり、きっかけと動機があれば行います。普段、そんなことをしないように見える人でもそれは例外ではありません。

女性の場合

女性は、相手に悟られにくいように間接的な方法で行動を起こしやすいと言われています。陰口や悪口といった陰湿なものが多いのが特徴です。次のようなことが挙げられます。

・わざとらしく行為に及ぶ(ケガをするように足をかけるなど)

・精神的な嫌がらせ(本人にではなく、周りから攻めていく)

・言語的攻撃

男性と違って、暴力的な行為を行うことはあまりありません。しかし、きっかけなどの条件が揃えば、激しい行動を起こしてしまうこともあり得ます。女性上司によるハラスメント行為があるのも頷けるのではないでしょうか。

身を守るための方法

ストレスは、毎日何らかの形で自分の中に感じます。それを個々が、少しでもいいので発散させるようにすることが大切です。ストレスは勝手に出ていってはくれません。ウイルスや細菌のように薬で治るものでもありません。自分で発散させるしかないのです。

状況要因が自分に与えるストレスを少しでもなくすようにすると、自分が攻撃行動を誰かにしかけることが少なくなります。ラッシュ時間の帰宅をずらすことや、気温の高い時間・場所を避けるなどといった行動が身を守ることに繋がる可能性は高くなります。 話を聞く

しかし、相手からしかけられたときには身を守る必要があります。他人からの攻撃の場合は、警察に駆け込むことが一番です。何かあってからでは遅いですから、安全を考慮して第三者に間に入ってもらう方法を取りましょう。

家族や知人の場合は、まず相手の話を聞いてあげましょう。話をさせることで相手が抱えているストレスを発散させる効果があります。ある程度話を聞いてあげると、相手も冷静さを取り戻します。

ここで、注意しなくてはならないのが、相手の挑発に乗って向かってしまうことです。

こうなれば、外傷を負ったり、心に傷が残ってしまったりといったことになりますので、あくまでも冷静さを持つことを大切にしましょう。

自分が冷静になることも

攻撃行動をしかけてくるのは他人ばかりではありません。条件が揃えば、家族や友人などさまざまな人がしかけてくるものです。花粉や梅雨の時期、夏の暑さなどの状況要因が多くなる時期は、特に気をつけて欲しいと思います。

そして、自分が冷静になることを忘れなければ、身を守ることができます。攻撃行動にはどうぞお気をつけください。

著者:桜井 涼

フリーライター
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学習塾講師からライターに転身し、メンタル面や子どものことについてのコラムなど、必要としている人の心に感じるものが書けるよう日々努力しています。