【起業・独立の助け】ばんばんアイディアを生み出す脳にする方法|トピックスファロー

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2012年9月11日
【起業・独立の助け】ばんばんアイディアを生み出す脳にする方法

独立や新規参入を思い起業したとしても即倒産という事はよくある話です。ビジョン通りの事ができず、ただ倒産を黙って見ているのも正直したくない事です。起業後無事にスタートをし、経営を軌道に乗せる方法はあるのでしょうか?その答えは意外な所にありました。

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独立や起業に必要なカギはアイディア

「これから新たに仕事を開設しよう。」もしくは「今までの仕事で培ってきた技術を活かして独立しよう。」と思っていても、ヒットしなければ起業後すぐに倒産という事になりかねません。元々いた会社は同士でもあり、ライバルになります。まったく畑の違う分野に新規参入をしたとしても長年その職種に携わってきた相手にまともに太刀打ちできる可能性は低いです。返り討ちにされてしまう事の方が大きいと考えられます。

どうすれば、独立や起業を上手にスタートさせる事ができるでしょうか?
色々考える事ができます。『人脈をつくる』『情報収集をする』『巧みな営業マン』『とりあえず融資をたくさんしてもらい手当たり次第頑張る』等ありますが、どこの企業も同じことをしています。

人脈をつくる事は一朝一夕でできる事ではありません。営業マンに関しても育成には時間がかかりますし、ヘッドハンティングをしたとしてもその人の持っている顧客を全員自社のものできるという保証はありません。ニーズがなければどうにもしようがないのです。情報収集は起業以前にしておくことですし、融資に関しては今のこの情勢を考えるなら皆無です。

結局のところ、下調べの部分は起業前にしておくことなので、開業後にあたふたしても仕方がないのです。では、倒産するのをただ黙って待っていれば良いのでしょうか。

それを打開する為に必要なのが『アイディア』なのです。アイディアがあるのとないのとでは雲泥の差をうみます。独立や起業の面で最高のスタートを切るにはアイディアがどうしても欠かせないのです。

アイディアが出ない理由

アイディアを出そうとして考えれば考える程出てこないという事は誰もが経験したと思います。なぜ、その様なスパイラルにはまってしまうのでしょうか?
考えられる要因として、『自分の頭の中でアイディアを否定する』『周囲からの否定的な意見』というものがあるかもしれません。そうなると『こんな事言っても・・・』となり、考えられなくなるのです。
アイディアを出し合う会議等では、そういう環境を打破する事が求められるかもしれません。

これをすればアイディア脳に変わる!?

アイディアを生み出す脳にするにはどうすれば良いのでしょうか?いくつか方法があります。

KJ法

川喜多二郎(文化人類学者)がデータをまとめるために考案した方法です。それによりアイディアのきっかけを見つけ出す事ができるかも知れません。

《方法》

  1. キーワード化…テーマに沿ったキーワードを1カードにつき1つ簡潔明瞭に書く。
  2. 小グループ化…そのカードを似たもの同士で集め小さいグループにする。
    当てはまらないものはそのままでも良い。
  3. 関係を図解化…小グループ同士の関係がどんなものかを図で表す。
  4. 図解化したものを叙述…叙述。
    つまり文章にする事によってデータがまとまり、問題点が浮き彫りになる。
    それにより斬新なアイディアを生み出すきっかけを見つける事ができる。

ブレーンストーミング法

オズボーン(アメリカ)がリスクを管理するために活用していた方法。質より量を求めたやり方です。

《方法》

  1. 自由に発言できる環境…テーマに沿って討議をする際に自由に発言できる空間にする。
    何を言っても良いというのが基本。
  2. 歓迎する場…あり得ないようなアイディアでも批判する事は絶対禁止。
    これによりアイディアが出やすくなる。
  3. 量を求める…最初から良い物を出そうとするのではなく、どんな些細な事でも発言させる。
    どんな切り口からの発言でも良い。
  4. 便乗と統合…たくさん出たアイディアをもとに発展させ組み合わせをして行く。
    時にはもとになったアイディアを変形させることもする。
    新たなアイディアの糸口をつかめる。

マインドマップ

トニー・ブザン(イギリス)が頭の中の考えを図解化するために行った方法。

《方法》

  1. 大きめの紙とサインペンもしくは色鉛筆を準備する。
  2. 紙の中心にテーマを書く。
  3. テーマに沿って考えられるキーワードをテーマの周辺に書いていく。その際線で結び付けていく。
  4. 3で書いたテーマに沿って考えられる事柄をどんどん書き足し線で結び付けていく。
  5. それをさらに続けていく。
  6. 書ききれなくなったらキーワードの整理(似ているもの・肯定意見・反対意見等)をする。
    これにより、意外な盲点に着目できたり、テーマの大筋を見抜く事ができる。

NM法

中山正和(創造工学研究所)が考案した方法。無関係と思われるもの同士の類似性を基にアイディアを出すのが目的。

《方法》

  1. キーワード化…テーマに沿った問題点やニーズ等を形容詞・動詞で書きだす。
  2. 類似点さがし…キーワードに関連して似ているものをテーマから離れた観点(自然等)で考える。
  3. 背景を考える…2で出たものの背景や仕組みには何があるかを分析する。
  4. 関連付け…3で出たもの対して複数の考え方や組み合わせ方を考慮する事でヒントを得る。
  5. 整理する…新たな考えの追加や他の組み合わせはないか等を考慮していく。

アイディアは独立や起業を大きく助ける

アイディア脳作りは一朝一夕でできるわけではありませんが、アイディアを出す事は可能です。それを否定せずにそれを基に考察していく事で、アイディアのふり幅が出てくるのです。自由に意見交換できる環境を整え、発想の転換をするならアッと驚くような事柄が思いつくでしょう。
独立や起業の点で最高のスタートを切るためにも必要なアイディアは、意外な所に眠っているかもしれません。

著者:渡辺芳樹

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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。