大分市の2大観光施設
大分市を代表する観光施設に「高崎山」と「うみたまご」があります。
高崎山、うみたまごは大分市西部に位置し、大分市と別府市の中間にあります。
国立公園高崎山自然動物園
高崎山にある「国立公園高崎山自然動物園」は野生のニホンザルが生息していることで有名です。
ニホンザルは2つの群れに分かれており、群れの大きさは日本国内で最大といわれています。
山に作られた公園なので、ニホンザルを間近に見る場合は山を登らなければいけません。
園内入り口からサル寄せ場まで約10分ぐらい山道を歩く必要がありますが、園内入り口からサル寄せ場まではモノレールがあるので、山道が辛い方にはオススメです。また、モノレールから線路の下を移動するニホンザルの群れは必見でもあります。
ニホンザルについて学べる「おさる館」
国立公園高崎山自然動物園の入り口前に「おさる館」があります。
おさる館は高崎山に生息しているニホンザルに関する展示物やサルにまつわるお土産、レストランがある施設です。
大分の水族館「大分マリーンパレス水族館」
大分市もう1つの観光スポット「大分マリーンパレス水族館」は「うみたまご」という愛称で親しまれている水族館です。
高崎山の下に作られており、おさる館の真横に位置しているので、大分観光では高崎山と一緒に訪れておきたいエリアです。
大分マリーンパレス水族館は2004年にリニューアルしており、「動物テーマパークランキング(水族館部門)」で全国2位に選ばれた実績があります。
見どころは別府湾と隣接しているので、大分に生息する海の生き物たちを見ることができることです。実際にナマコやヒトデ、おとなしいサメに触れられる「タッチプール」も完備されています。
他にも日本で初めて人工照明下でサンゴの増殖に成功した「サンゴ大水槽」も必見。また、水量1250トンの海水で満たされた「大回遊水槽」には1500尾のさかなたちが暮らしており、サメやエイなどの大型魚などもまじかで見られます。
イルカやセイウチのパフォーマンスやショップ、レストランと見どころ盛りだくさんです。
大分市に来たら食べてみたい郷土料理
大分といえば鶏肉の料理
市内の和食処、郷土料理店で出される料理は、大分の特産が多く使われたグルメばかりです。
別府湾の海の幸
大分市東部の佐賀関には突端の岬で、瀬戸内海に面した地区です。
ここで取れる「関あじ」、「関さば」は「速吸の瀬戸」と呼ばれ、瀬戸内海に怒涛のように黒潮が流れ込んでくる一角に生息しています。
この潮の流れが早い海域に舞い上がる豊富な餌を食べ、荒波にも負けない引き締まった身が特徴ともいえます。
大分を代表するブランド魚として、名物として、一度は食べておきたい一品です。
関あじ、関さば以外にも「ふぐ」があります。ふぐもまた、豊後水道の荒波に揉まれて身が引き締まり、食通をも唸らすほのかな甘味とむっちりとした歯ごたえが魅力です。ふぐの刺身やふぐちり、ふぐの唐揚げなどのふぐ料理が堪能できます。
大分に古くから伝わる「だんご汁」
「だんご汁」は古くから伝わる郷土料理で、細長く伸ばしただんごとネギ、ニンジン、ゴボウシイタケ、サトイモなどの具材が入っています。
大分の豊富な自然の恵みを使っただんご汁として、鹿肉を使った「宗麟汁」、ふぐのだしを使った「長者汁」、地鶏を使った「吉野汁」と種類は豊富です。
大分市内にだんご汁を取り扱うお食事処が集まっています。だんご汁の味比べなどをしてみてはいかがでしょうか。
温泉以外にも見どころがある街
大分市にも大分温泉が名物として挙げられますが、温泉以外の見どころもたくさんあります。温泉以外の観光スポットをご紹介しましょう。
大分市は歴史的な観光スポット「佐賀関・肥後街道」があります。
佐賀関・肥後街道は、幕末時に坂本龍馬や勝海舟がオランダ、アメリカ、イギリス、フランスからの下関砲撃の中止交渉のため長崎に向かうルートとして使われました。
現在では観光のモデルコースとなっています。佐賀関・肥後街道の道中にある坂本龍馬と勝海舟が宿泊した「徳応寺」、乗船のスケッチや名前が記された「日本人物誌」が保管されています。
大分市にはお子様が喜ぶ観光スポットから、歴史やグルメなど楽しめるスポットが盛り沢山なので、フェリーで九州を訪れた際には立ち寄ってみてください。