界面活性剤が含まれていない歯磨き粉
界面活性剤(合成石鹸)が入っている歯磨き粉は、とても泡立ちが良いため「磨いた~!」という気になり、好んで使う人もいるでしょう。ですが、たくさん泡立つと逆にきちんと磨くことができなくなってしまいます。
というのは歯磨き粉が泡立つことで、口内を清潔にして粘膜を保護したり炎症を抑えたり、重要な役割を果たす唾液が減ってしまうからです。
口内ケアのために使っていたはずの歯磨き粉が、虫歯などに悪影響を及ぼしてしまうことにならないよう、
界面活性剤が含まれていないものを選ぶようにしましょう。
香料が少ない歯磨き粉
ミント味や柑橘系の味など、様々な香料入りの歯磨き粉が多く出回っています。特にメントール系は、口の中が爽やかになるので磨き残しがあるにもかかわらず、キレイに磨けたと思ってしまう可能性があります。
また、日頃から口臭を気にかけている人は、香料がたっぷり含まれた歯磨き粉を好むことが多いのではないでしょうか?
香料が多いと磨き残しの原因になりやすく、それが虫歯へとつながっていってしまいます。口内の清涼感には欠けますが、できるだけ香料が少ないものを選びたいものですね。
研磨剤が少ない歯磨き粉
研磨剤が多く含まれている歯磨き粉を使うと、タバコのヤニや食べ物の色素沈着などがよく落ちます。ですが、同時に歯の表面の大事なエナメル質まで削ってしまいます。中でも、歯の根元のほうのエナメル質は他の部分と比べて薄くなっているので、注意が必要です。力を込めて歯磨きするクセのある人は、気をつけましょう。エナメル質が薄くなると、虫歯の細菌が侵入しやすくなります。
市販されている歯磨き粉の多くに研磨剤が含まれていますが、研磨剤が少ない(あるいは含まれていない)ものもあります。丁寧に磨けば、研磨剤が少なくても十分キレイになりますよ。
歯科医推奨の歯磨き粉
ここで、歯科医が推奨する歯磨き粉を紹介しましょう。購入時の参考にしてください。
アパガードリナメル ホームケアペースト
歯を研磨する歯磨き粉は、もう古い!
ナノ粒子のハイドロキシアパタイトが、歯の表面にできた細かな凸凹をキレイに埋めていきます。
むし歯予防として、歯科医院でよく使われている製品の一つです。
2,350円
バックス ナチュロンハミガキ
界面活性剤を使わず、石鹸成分を原料としています。
緑茶エキスや甘草エキスなどの天然成分配合!
歯垢を除去し、むし歯予防に役立つ安心・安全の歯磨き粉です。
735円
ジーシー MIペースト
歯科医院でも大人気!
むし歯予防成分の1つとされるカルシウムがたっぷり配合され、歯の再石灰化を促します。
普通に歯磨きしたあとに仕上げとして使うのがお勧めです。
1,575円