連休はこっそり温泉旅♪
人知れず秘境の湯で癒されたい、東北6県の秘湯を宿にも注目してまとめてみました。
青森県
青荷温泉(あおにおんせん)
渓谷の風情漂う宿。
『ランプの宿』としても知られ、電気が無い中淡いランプの明かりで過ごす幻想的な優しい時間が実世界のあわただしさを忘れさせてくれそう。
map ⇒ 青森県黒石市大字沖浦字青荷澤滝ノ上1?7
蔦温泉・蔦温泉旅館(つたおんせん・つたおんせんりょかん)
photo by Kossy@FINEDAYS on flickr
ぶなの原生林に囲まれた大正時代に立てられた赴きある一軒宿。
足元から湧き出る源泉や明治時代の紀行作家大町桂月が愛した季節の移ろいを楽しめます。
map ⇒ 青森県十和田市奥瀬蔦野湯1
岩手県
花巻温泉郷・大沢温泉・菊水館(はなまきおんせんきょう・おおさわおんせん・きくすいかん)
古くは南部藩主の定宿だったという大沢温泉は、宮沢賢治・高村光太郎・相田みつをなどの文豪ともゆかりのある温泉。いたずらっこだった少年時代の宮沢賢治が水車を止めて騒ぎになった逸話があります。
菊水館は江戸時代からの風情を残すかやぶき屋根の宿。
map ⇒ 岩手県花巻市湯口日蔭坂123
鉛温泉・藤三旅館(なまりおんせん・ふじさんりょかん)
奥羽山脈の中腹に位置し、大自然に囲まれた一軒宿。館内の温泉はすべて源泉掛け流し。
なかでも白猿の湯は天然の岩をくりぬいたイチオシの湯。
白猿の湯は基本的に混浴ですが、女性専用の時間帯もあります。
map ⇒ 岩手県花巻市鉛中平75?1
秋田県
田沢湖乳頭温泉郷・黒湯温泉(たざわこにゅうとうおんせんきょう・くろゆおんせん)
乳頭温泉郷の最奥に位置し、古くからの湯治場のぬくもりのある雰囲気が漂う。自然と調和した山間の温泉はゆったりとした時の移ろいを感じられます。周辺にはみちのく小京都角館(かくのだて)があり、武家屋敷や歴史の香る風情を楽しめます。冬季休業。
map ⇒ 秋田県仙北市田沢湖生保内黒湯沢2?1
乳頭温泉郷・妙乃湯温泉(にゅうとうおんせんきょう・たえのゆおんせん)
金の湯と銀の湯のふたつの源泉を持つ乳頭温泉でも人気の高い宿。古い建物が並ぶ中比較的新しい建物ながらも乳頭温泉郷の山あいの自然と調和した造りで、先達川の流れを身近に感じることができる絶景の露天風呂も自慢。
map ⇒ 秋田県仙北市田沢湖生保内字駒ケ岳2?1
山形県
白布温泉・西屋(しらぶおんせん・にしや)
700年の歴史を誇る白布温泉は古くから東屋・中屋・西屋の三軒のかやぶきの宿の並ぶ渓谷沿いの温泉街。そのなかでも西屋はかやぶき屋根を残し、江戸時代から続く風情漂う外観を保っています。
檜がほのかに香る独特の造りが特徴の湯滝小屋は、別世界を思わせる癒しの空間。
map ⇒ 山形県米沢市 大字関町1527
広河原間欠泉・湯の華(ひろがわらかんけつせん・ゆのはな)
10分から20分に一度噴き出す間欠泉が自慢で、噴き出すお湯を浴びて入浴できるのは日本で唯一ここだけなのだとか。まさに大自然の中の秘湯への道中を思わせる、少し不安になってしまう宿までのハードな道中も名物?!
map ⇒ 山形県西置賜郡 飯豊町字広河原字湯ノ沢448-2
宮城県
中山平温泉・琢琇(なかやまだいらおんせん・たくひで)
『うなぎ湯』とも呼ばれるとろんとしたお湯が自慢の山間の宿。三百年の歴史を持つ名湯ともに宿の雰囲気や心配りも女性に人気が高い。その他『鶴亀の湯』など貸切露天風呂などもある
map ⇒ 宮城県大崎市鳴子温泉星沼20-9
鳴子温泉・ゆさや旅館(なるこおんせん・ゆさやりょかん)
鳴子温泉街の中心に位置し、登録有形文化財に指定されている建物は、日本情緒が漂う落ち着いた風格の創業370年の伝統の宿。自慢の『うなぎ湯』をはじめ、硫黄泉の『滝の湯』自然に囲まれた歌詞きり露天風呂の『茜の湯』を楽しめます。
map ⇒ 宮城県大崎市鳴子温泉湯元84
福島県
土湯温泉・不動湯温泉(つちゆおんせん・ふどうゆおんせん)
大正8年創業のレトロな風貌の外観の宿。古くは高村光太郎・千恵子夫妻も訪れたというこの宿は、不動沢が眺められる硫黄泉質の『谷間の露天風呂』が自慢。
map ⇒ 福島県福島市土湯温泉町字大笹25
横向温泉・中の湯旅館(よこむきおんせん・なかのゆりょかん)
湯治の湯として親しまれている横向温泉の中の湯旅館はその素朴さにもファンは多い。自然の木々の中に溶け込むようにひっそりと佇む古い建物の宿は自炊専門旅館?とのこと。ほぼ混浴と思って行ったほうがよさそうです。
map ⇒ 福島県耶麻郡猪苗代町若宮中ノ湯甲2975