【屋久島探検】もののけの森の大自然にタッチ【ワクワク最大級の旅】|トピックスファロー

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2012年12月25日
【屋久島探検】もののけの森の大自然にタッチ【ワクワク最大級の旅】

全身でストレートに自然を体感でき、親子での自然体験にうってつけの太古から続く屋久島の森。五感をフルに働かせ、子どもと一緒に自然豊かな森を探検し貴重な動植物に触れる屋久島の旅はかけがえのない思い出になりそう…!

美術ライターっぽいひと
  

太古の森・屋久島を子供と一緒に探検しよう!

ここ数十年で日本の子供たちの過ごしかたが大きく様変わりしたと言われています。
外へ出なくても屋内で楽しめるテレビゲームなどといった、体を動かさずに遊ぶものが充実し、運動不足や人との関わりが日常的に少なくなっている傾向にあるのだそうです。

しかし、より多くの自然に触れる活動を体験することは、普段の生活のなかにある事でも子供が自ら興味を持ち積極的に関わろうとするメリットがあると言われています。
つまり、自然体験による刺激は脳を活性化させるいわば脳トレ効果を持つのです。

さらに森の自然はストレス物質を軽減し脳細胞への悪影響を未然に防ぐこともわかっています。

太古から続く悠久の時の流れの中で姿を変えずに過ごしてきた屋久島の森は、五感をフルに働かせ、全身全霊で自然を体感できる探検の場でもあり、私たち大人が現代の子供たちに与えてあげたい環境とも言えるのです。

白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)

白谷雲水峡 屋久島

photo by Σ64 on wikipedia

屋久島で一般的に知られているのは屋久杉が密集し世界自然遺産ともなっている自然林ですが、白谷雲水峡はその状態に移りゆく前の段階の深緑の苔が広がる原生的な森林地帯です。
宮崎駿監督のアニメ“もののけ姫”の舞台となったことがきっかけとなり、広く知られるようになりました。


【世界自然遺産屋久島】悠久の森のシンボル屋久杉はスゴイ!

縄文杉 屋久杉

photo by Σ64 on wikipedia

屋久島と言えば屋久杉、そして屋久杉と言えば屋久島に自生する杉の中で一番知られている“縄文杉”が思い浮かびます。
その縄文杉の樹齢は一部では四千年とも言われており、 “屋久杉”は一般的な杉よりも格段に樹齢が長いことで知られています。

屋久杉の長寿の秘密?!

通常の杉の樹齢が500年程度であるのに対し、屋久杉は千年、二千年とも言われることもザラ。
花崗岩でできた栄養の少ない土壌の島では成長が遅く、その為屋久杉は木目も詰まっているのだそうです。
また、屋久島の降雨量が多く、多湿な環境の中で腐りにくいように樹脂が多い特徴があり、これも驚異的な樹齢の理由となっているのだとか…。

森の動物と遭遇するかも?!

ヤクシカ 屋久島

photo by Σ64 on wikipedia

屋久島には“ヤクシカ”や“ヤクザル”などの野生動物が生息していますが、近年観光客慣れしている傾向にあり、割と平気で人前に出てくることも多いため、野生動物達との遭遇シーンも楽しみのひとつとなりそうです。

森のルールやマナーを親子で学ぶことが大切

安全に森を歩くルールや森を守るためのマナーなどといったあらかじめ知っておくべき知識はもちろん、実際に森に入る前の登山靴などの装備や登山情報などのチェック等の準備も子供たちにとって大切な“学び”となります。

全てお膳立てしてあげるよりは情報を共有するような感覚で大人と子供が一緒に準備を進めていくと興味をより引き出してあげることができるでしょう。

屋久島のガイド選びのポイント

ガイドは屋久島で2年以上研修をし、観光協会の登録ガイドとなっている人に依頼しましょう。

子どもと一緒の場合ならなおのことただのツアーで終わらせてしまうより、屋久島の自然環境や動植物を通じて環境保護などにも目を向けて行くきっかけになるような面も意識してガイドを選ぶようにすると良いでしょう。

しかし、ガイドを依頼したからと言って軽いツアー感覚で森に入るのは少々軽率だといえるかも知れません。
実際に捻挫や脱臼などのけがの発生が増えていることを踏まえると、十分な装備とコンディションで臨むべきだと言えます。

著者:安達リス

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本にお茶、お絵かきアイテム、動植物を愛する文字書きです。いろんなものを吸収するべく趣味の範囲を超えたテーマを取材・執筆しています。中の人などいません。