ロハス+スローライフを愉しむ薪ストーブのある暮らし
近年リフォームや新築の際に薪ストーブを導入する人が増え、薪ストーブ人気が高まっています。
震災の後、ガスや電気などといったいざというと供給が途絶えてしまうエネルギーや原子力エネルギーの不安も薪ストーブ人気を後押ししている形になっているようです。
薪ストーブは、ログハウスにはもちろん和モダンな雰囲気の家屋にも不思議と調和し癒しの空間を演出します。
暖房としての機能だけではなく、調理にも使われ、薪ストーブ料理はスローライフの醍醐味と言えます。
人気急上昇の薪ストーブ
ゆらゆらと燃える炎が優しく室内を暖めるレトロモダンな薪ストーブを中心にスローライフを愉しむのも素敵ですよね。
古来からの暖のとり方が暮らしに心の余裕を取り戻してくれるようです。
近年薪ストーブが人気を集めているのは石油燃料に対する不安だけではなく、そういった薪ストーブの良さに癒しを感じる人も多くなってきているのだそうです。
ログハウスの人気が高まりつつあることや田舎暮らし目を向ける人が増え、薪ストーブはスローライフの必需品となる日も近いのかもしれません。
Vermont Castings(バーモントキャステングス)
ライン一本にまでもこだわりの理由がある美しいフォルム・デザイン。 効率がよくデザイン性に優れた薪ストーブを追求し、世界中で愛される薪ストーブとなりました。 日本にもファンが多い理由としてちょっとリュクスでレトロな風合いが和の家屋にもすんなり馴染むからかもしれません。
Dovre(ドブレ)
ノルウェー生まれ・ベルギー育ちのドブレ。
炎が主役というコンセプトのもと作られる薪ストーブたちはどれもスタイリッシュなものがラインナップ。
長く使う薪ストーブだから品質と丈夫さを兼ね備えたデザインは、シンプルながらも上質を極めていると言え世界中の薪ストーブファンから支持を得ています。
薪ストーブの煙害?!
薪ストーブに癒しを求める現代人が多くなってきている反面、煙害によるデメリットなどが問題視されるケースもあります。
暖炉や薪ストーブに入れて燃やすことによって気管支ぜんそくなどの健康被害、汚染物質などストーブの煙害が問題視され、アメリカ環境保護省やヨーロッパの排ガス規制をクリアする燃焼方式を取り入れた高機能薪ストーブが注目されています。
値段が30万円前後になると、高性能方式を取り入れている可能性が高いのですが煙突も2重の煙突を用いるために設置費用もある程度かかるでしょう。
地域にもよりますが冬場ともなるとトラックに山積みの量の薪が必要とされ、シロアリ被害も懸念される薪の保管場所も必要が出てきます。
その他の燃料よりも煙の排出量が多くエネルギー量に対して体積が大きいためあまり効率が良いとは言えませんが、薪は調達しやすい燃料であり、古くから親しまれてきたといえます。
デザイン性だけにとらわれては危険!
薪ストーブは電気やスイッチでオンオフを切り替える生活スタイルの現代人がダイレクトに火を扱うことになるために懸念されている部分が多くあります。
現代の家は気密性が高いので火を焚くときは窓を少し開ける等、空気の入り口を確保することも重要です。
また、不完全燃焼等を防ぐためストーブ本体だけではなく煙突もお手入れは欠かせません。
万が一のことがあっても、エラーがでて消火とはならないのが薪ストーブです。
それだけ近隣住民の不安も大きく、また気管支ぜんそくなどの病気を持つ人にとっては甚大な問題となります。
薪ストーブの扱いには細心の注意を払い、あまりの人口密集地では使用は避けるべきかもしれません。