おうちで楽々ショッピング、そんなネットショッピングの罠とは!?|トピックスファロー

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2015年2月16日
おうちで楽々ショッピング、そんなネットショッピングの罠とは!?

皆さんはネットショッピングって利用したことありますか? IT化の現代、こんな質問は野暮かもしれませんね。 パソコンを使ってクリックひとつで何でも買えてしまう。それはとても便利なことですが、通販トラブルもいっぱいひそんでるんです。そう、例えば・・・。

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ブランド品が定価の10分の1で買えてしまうの!?

友人が息せき切って私のところに駆け込んできたのです。
「ヴィトンのスピーディ―バンドリエールが2万5000円で送ってもらえるんだって!」
スピーディ―バンドリエールといえばヴィトンの中でも大人気商品。直営店では25万円はするはず・・・。 でも、友人はサイト画面をプリントアウトした紙を手に、興奮冷めやらぬ様子なんです。

「ちょっと、その紙見せてよ」 私は興奮で顔が真っ赤になった友人から半ばひったくるようにして、そのサイト画面をプリントアウトした紙に目をやりました。
なるほど、確かにヴィトン専門店とあるそのネット販売店には、ヴィトンの人気ラインナップがほとんど定価の10分の1の超破格で売られています。
だけど、ありえないですよね、普通に考えて。

「お金を振り込めば、海外から直輸入で送ってくれるんだって!」
何?海外直輸入!?
怪しい、怪しすぎます。
私は興奮する友人を無視してなおもその紙にしげしげと目を通しました。 そして発見したある特徴とは・・・。

もしかしてスーパーコピー品を売る悪徳業者じゃないの?

まず私は店舗の住所の記載を探しました。 が・・・無記入です。
じゃあ、連絡先の電話番号は?
これも無記入でした。
じゃあいったいどこに問合せしたらいいの?
・・・見つけました、連絡先。
メールアドレス!
ただこれだけでのようです。 しかも驚くなかれ、フリーメールアドレスなんです。
これ1本だけ!?
これじゃあいつ飛ばれるか分からないじゃないですか・・・。

さらに私は紙面をくまなくじっくり読みました。
そして、文章のてにをはが狂ってること、製品は中国から生産・直輸入されるということ、代金は先払いで支払先の名義は中国人の名前となってあることなどから、私はこの業者は、世間をにぎわせているスーパーコピー品の販売業者である、と判断しました。
これらの判明したことを友人にこんこんと教え、諭しましたが、私の説得不足なのか、はたまた友人があほなのか、友人は定価の10分の1の値段、2万5千円を、パクなんとかという正体不明の1個人に前払いで銀行振り込みしました。

悪徳詐欺に騙されて

友人の手元には、お札の様にパクなんとかへの払い込み終了の紙だけが残りました。
友人の冷や汗でぐっしょりの手に握りしめられ、しわくちゃになって。
私もヒマではないから友人の一挙一動を監視することなど不可能だったのです。

ある日、大阪はミナミを歩いていたら、前から老婆がふらふら歩いて来たのでぶつからない様によけた時、気づきました。
その老婆はあの友人だったんですね。
話を聞いてみると、ヴィトン大好きな彼女は、私の忠告などまる無視して、様々なラインナップからいっぺんに30個近く購入すべく、大金を払い込んだのだそうです。 悪徳業者2 その結果がこの老婆ぶり。
さっきから私は老婆、老婆と連発しているけど彼女、まだ20代ですよ!? いや、それにしてもあのやつれ方は生半可なもんではなかったですね。
あの様子から察するに、バッグはただの1個も彼女のもとへ発送されてないんでしょう。 だからおやめなさいとあれほどいったのに・・・!

フリーメールに抗議したらしいですが、返事なんてあるわけありません。
悪徳業者 こんな分かりやすい、通販トラブル防止マニュアルの巻頭カラーに特集されてもおかしくないような引っかかり方をした彼女に私たちは散々言い合ったものです、陰で。
どうしてこんな間抜けな引っかかり方をしたのでしょう?

それはヴィトンというブランドの魔力に取りつかれたからです。
ヴィトンのバッグを30個持ってることが、彼女のステイタスになる、と信じて疑わなかったんでしょうね。

今なおネットをにぎわせている様々なブランドのスーパーコピー専門店

最近見たものはガガミラノの時計のスーパーコピー品のサイトです。
手口はヴィトンの時と全く同じ。 住所、店名、電話番号、正式なメアドも一切書いておらず、頼みの連絡の綱はフリーメールアドレス、といった具合です。
皮肉なことに、おかしな日本語である、といったところまで一緒でした。 そういう悪徳業者が今この瞬間もネット界を横行してるんです。

スーパーコピーとは、その名の通りコピーの状態がスーパー、要はかなり精巧にできているんですね。 中には質屋も危うくだまされそうになって危なかった、と言う商品も存在するくらいです。

でもね、本物を持ってる人とバッティングした時、どんな気持ちになるでしょうね。
おそらく耳たぶの熱くなるのをこらえるのに必死になるんじゃないでしょうか。
何より自分の身の丈に合ったものを使うのが一番だという事ですよ。

著者:林くらら

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初めまして!林くららと申します。どうぞ以後お見知りおきをお願いいたします。ライティングはオールジャンルで精一杯頑張りたいとは思いますが、基本的にはサブカルチャーに特化しています。その中でも特に80年代後半から90年代頭の音楽バンドシーンなどは得意ジャンルです。また、つたない経験といたしましては最近では、WEBライターなどあります。しかしながら過去のライター経験をかざすというよりは新人として一からしっかり学びながら頑張りたく思います。ちなみに文体は潔く、ハッキリとしたもの言いが多いようです。また、内容によっては毒舌な一面も多く見受けられるそうです。皮肉を盛ることによって物事を斜めから見た文体も書きますが、その場合文末できもち内容を持ち上げるように心がけ、文を読んだ人が面白がる文体に仕上がるように気を付けています。むしろどちらかといえばマジメ一辺倒の文より得意としています。こんなくらら一玉いかがですか?