ガーデニング初心者でも簡単に育てられるお花~パンジー~|トピックスファロー

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2016年4月13日
ガーデニング初心者でも簡単に育てられるお花~パンジー~

お花を育てたいけど難しそうだから・・・と思っている方には、育てやすいパンジーがオススメです。パンジーの育て方を学びながら、楽しいガーデニングを始めてみませんか?

Webライター、脚本家
  

ガーデニング初心者はパンジーを育てよう

野に咲くパンジー

パンジーは、ヨーロッパに分布するいくつかのスミレ類を交配した植物です。別名サンシキスミレと呼ばれています。品種は数千ほどあるといわれており、花の大きさや色、咲き方など多様なので、育てるうえで選ぶ楽しみも味わうことができます。

見た目にも同じな「ビオラ」との違いは花の大きさで区別され、花びらと葉っぱが大きいものがパンジー、小さなものがビオラになります。育て方はどちらも同じなので、自分の好みに合わせて育ててみてください。

ガーデニング初心者にパンジーがオススメな理由

パンジーはとても丈夫なだけでなく、種類も多いため選ぶ楽しみがあります。また、生育期間も秋から春にかけて長期間楽しむことができます。育て方も簡単なので必要最低限の配慮をしながら、ガーデニングをじっくりと楽しむことができるでしょう。

パンジーの育て方

パンジーの苗とスコップ

植え付け方法

種をまく場合は、8月下旬から9月初旬にまくようにしましょう。苗を育てるために冬の寒さがくる秋前がオススメです。8月中にまけば、品種によっては年内から花を楽しむことができますよ。

風通しのよい日陰で管理し、発芽後は日当たりのいい場所に移動させて育ててください。発芽すればある程度の暑さにも耐える植物なので、日光を浴びさせましょう。

苗で植え付ける場合は、霜が降りる前の10月から11月に行いましょう。寒さが来る前に根をしっかり張らせておくと暖かくなった時の生育がよく、花も長く楽しむことができますよ。高温多湿に弱いので6月頃には枯れてしまうため、一度植えつければ植え替えの必要はありません。

苗の植え付けのコツ

買ってきたまま放置しておいた苗は花が縦に間延びしてしまうなど、上手く育てられなくなってしまうので、購入してきた苗はできるだけ早く鉢へ植え替えましょう。

鉢の底に網を敷いたら、水はけが良くなるように石を入れ敷き詰めます。その上から土を入れ、間に元肥を入れ込んだらまた土を入れていきます。ある程度の高さまで土を入れ終わったら苗を入れ、ウォータースペースをとるため、鉢口から人差し指の第二関節分ほど空くように土を入れましょう。

土を入れる際、苗周りの土を押し苗と土が密着するようにすると、隙間ができないのでしっかりと根が張り元気に育ちますよ。

土の選び方

有機質が豊富で水はけのよい土が適しています。市販の草花用培養土を使えば、すぐに始めることができるのでオススメです。自分で作る場合は、小粒の赤玉土と腐葉土を6:4の割合で配合しましょう。

水の与え方

ガーデニング用のじょうろ

植え替え後はもちろん、土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにしましょう。鉢底からあふれ出るまであげて問題ありません。冬場は夕方以降に与えると、夜間の冷え込みにより土が凍ってしまうこともあります。そうすると水が吸えなくなる恐れがあるので、冬場は午前中に水を与えるのがオススメです。

肥料の与え方

花が咲き続けるので、元気な状態を維持するためには肥料が必要です。植え替え時に肥料を入れますが、その後はすぐには肥料をあげないでください。植えてから1ヶ月後くらいに液体肥料をあげるようにし、その後は1週間に1回のペースで問題ありません。

環境条件

パンジーは日光が好きな植物です。日照が不足していると花のつきが悪くなったり、茎が弱々しく育ちます。日当たりのいい場所に置いてあげることが大切です。また、寒さには強いので防寒対策は不要ですが、寒い風が直接あたってしまうような場所で育てると、葉が紫色などに変色してしまうことがあるので、ベランダで育てる場合は注意が必要です。

お手入れのコツ

花が枯れると実ができます。実ができると、栄養がその部分に取られてしまうので、枯れた花はこまめに摘み取るようにしましょう。長く花を楽しむためには、株が綺麗な状態であることが大切です。

摘み取る際は、花茎を下に引っ張るように軽く曲げて、付け根から折って取るようにします。茎や葉が充分に水を吸い、ぱりっとしている状態で行うと綺麗に折れるのでオススメです。

出典:
http://garden-with.com/58.html
http://2hankan.com/TA-panji.html
http://www.yasashi.info/ha_00001g.htm

著者:草道 花

Webライター、脚本家
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美容から生活、サブカルチャーまでなんでも詳しいのが自慢、最近の悩みは正月食べ過ぎてダイエットに失敗してしまったこと、ダイエットのコンテンツを執筆しながら、自分でも実践するつもりです。