さまざまな現場での活躍が約束される【診療放射線技師】の仕事|トピックスファロー

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2013年1月23日
さまざまな現場での活躍が約束される【診療放射線技師】の仕事

診療放射線技師の仕事は、検査のためのレントゲン撮影がメインだと思われがちですが、CTやMRIなどの大規模な装置を使った検査や、悪性腫瘍の治療、画像分析、放射線の管理など、さまざま業務が任されることから、やりがいのある職業だといえます。

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診療放射線技師ってどんな仕事?

胸部のレントゲン撮影や胃のバリウム検査など、病院の検査や健康診断で、一度はお世話になったことがある診療放射線技師は、放射線を使った検査や治療を行う、いわば放射線のスペシャリストです。
病院以外では、保健所や、企業の医務室、医療機器メーカー、X線検査装置メーカーなどへの就職が可能なため、幅広い分野での活躍が期待できる資格だといえます。

医療の現場では、人体に大きな影響を与える放射線を照射できるのは、医師と、医師の指示を受けた診療放射線技師だけのため、放射線を使った検査や治療設備のある病院では、診療放射線技師はなくてはならない存在です。また、乳がんを検査するためのマンモグラフィを扱うことができるため、乳腺外科や婦人科など、女性が活躍できる場が多いのも特徴です。
医療現場での、主な診療放射線技師の業務は、以下のようになっています。

放射線を使った検査

X線撮影

胸部や腹部、骨、組織のほか、マンモグラフィによる乳房などの撮影を行います。

血管造影検査

X線を通さないヨード造影剤を使って、血管の形や血流の状態を撮影する検査です。

CT

放射線を走査させることで、人体の輪切りの映像が得られるCT(コンピューター断層撮影)を使った撮影を行います。

透視X線検査

X線で透視しながら撮影を行う検査で、バリウムなどの造影剤を使って胃や、食道、十二指腸、小腸などを撮影します。

核医学検査

特定の臓器に集まる特性を持つ放射性薬剤を注射して、特殊なカメラで撮影を行う検査で、臓器の働きを調べます。

骨塩定量

アルミニウム階段と呼ばれる濃度表と、手を一緒にX線撮影して、濃度を比べることによって骨密度を調べる検査です。

放射線を使った治療

放射線療法

放射線を体に照射することで細胞にダメージを与える治療法で、脳腫瘍や悪性リンパ腫、ガンなどの治療に用いられます。

放射線を使わない検査

MRI

体内の臓器や血管を、磁気の力を利用して撮影する検査です。

超音波検査

超音波を発信する機器を体に当て、返ってくる反射波(エコー)をコンピュータ処理した画像から診断を行う方法で、病気の検査のほか、妊娠の検査などにも用いられます。

眼底撮影(無拡散のみ)

瞳孔の奥にある眼底を特殊なカメラで撮影して、血管や網膜などを調べ、眼底出血・網膜剥離・緑内障などの検査を行います。

診療放射線技師になるためには

診療放射線技師は、厚生労働省が主管の国家資格で、毎年2月に全国8ケ所で試験が行われます。
受験するためには、大学の入学資格があり、さらに文部科学大臣指定の学校、または、厚生労働大臣指定の養成所で、診療放射線技師になるために必要な知識を3年以上学ぶ必要があります

詳細は、厚生労働省 診療放射線技師国家試験のサイトをご覧下さい。

著者:海老田雄三

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芸能、アニメ、ゲーム、音楽あたりが得意分野のはずが、気が付けばなんでも書くライターになっていました。アニメ、ゲームなどのサブカル誌によく寄稿しています。