道具は一切必要なし!エコな掃除方法とは?
普段家の中を掃除するときに、もっとこんな道具があればキレイにできるのになぁ~なんてと思うこともありますね。
けれど、便利な道具が色々揃っていれば、完璧に掃除ができるのかと言えば、そうではないんです…。
ドイツやスウェーデンといった環境に優しい国づくりをしているところでは、それほど沢山の掃除道具を使わずに、身近にあるものを利用して掃除をします。
どれも、日常生活の中でよく目にするものばかり!
ここでは、掃除に役立つエコな物を紹介していくことにしましょう。
普段、掃除をする際の参考にしてくださいね!
1. 塩
コーヒーや紅茶、お茶などの茶渋が付いてしまった陶器、またはガラス製の湯飲みやカップは塩でキレイになります。
湯飲みやカップに塩を1~2振りして、スポンジやタオルなどで擦り洗いをします。
あとは水ですすげば、あっという間にピカピカに!
切り込み模様などが入っているカップは、凹凸部分が洗いにくいもの。
その場合は、使い古しの歯ブラシなどに塩をつけて磨くと隅々まで洗うことができますよ。
また、長い間戸棚の奥にしまっていて、黒ずんでしまったお皿などの食器類にも塩が有効です。
2. コーヒー
油分が含まれているコーヒーは、床磨きに効果的です
。
濡れたタオルにコーヒーのカスを包んで、磨くようにして拭きましょう。
このとき、カスがこぼれないように気をつけてくださいね。
このほか、コーヒーには消臭効果があります。
生ごみに直接振りかけたり、タバコの灰皿に入れておくと良いでしょう。
嫌な臭いを防ぐことができますよ!
さらに、お庭などにまいておくと、虫予防にも効果的です。
ちなみに、コーヒーのカスを掃除に使うときは、新聞紙の上などで乾燥させてから使うようにしてください。
3. 野菜の皮・くず
キッチンシンクの汚れには、ジャガイモや大根、にんじんなどの野菜の皮やくずがオススメ!
捨てるはずの野菜くずが、立派な掃除道具に変身します。
それほど頑固な油汚れでなければ、軽く擦るだけでキレイになります。
油汚れだけではなく、水アカや黒ずみもすっきり!
汚れがひどい場合は、野菜くずに少しだけクレンザーをつけて磨きましょう。
野菜にクレンザーの粉が染み込んで、シンクを傷付けることなく、汚れだけが取れます。
4. 野菜の茹で汁
野菜の皮やくずのほか、茹で汁も捨てずに掃除に活用しましょう。
野菜の茹で汁は排水溝のヌメリや油汚れ落とし、消臭に役立ちます。
できれば皮ごと茹でた汁なら、一層効果的ですね!
粗熱が取れたくらいで、まだ熱いうちに、スポンジに浸して擦りましょう。
さらに、ベタつくキッチンの床拭きにも◎。
茹で汁をタオルに染み込ませて拭くと、ピカピカになりますよ!
水拭き、乾拭きも忘れずに。
5. 酢
消臭・抗菌効果がある酢は、優秀な掃除アイテムの一つ。
キッチンをはじめ、浴室ドアの裏や蛇口、浴槽の縁や洗面所の蛇口、鏡、洗面台などの水回りは、水あかやカビが発生しやすい場所です。
酢を使って掃除をするときには、スプレーを使うと簡単ですよ。
水で2~3倍に薄めた市販の酢をスプレーボトルに入れるだけ!
これで水回りの掃除が楽にできますね。
掃除の最中は酢のニオイがきついかもしれませんが、数時間で消えるので安心してください。
6. お米のとぎ汁
お米をとぐ際に出るとぎ汁も、掃除に大活躍します。
食器やタッパーなどのつけ置き洗いに効果的!
使い終わった後、すぐにお米のとぎ汁に浸けておくと、ニオイが消えて油汚れも落ちやすくなります。
このほか、スプレーボトルに入れたお米のとぎ汁をフローリングの床や畳に吹きかけ、乾拭きするとキレイに!
特にフローリングは、とぎ汁に含まれる油分でワックスをかけたような仕上がりになりますよ。