ロコ御用達!ハワイのアサイーボウルを「ジュエル・オア・ジュース」で|トピックスファロー

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2015年5月27日
ロコ御用達!ハワイのアサイーボウルを「ジュエル・オア・ジュース」で

美容や健康に効果があるスーパーフルーツ、アサイーを本場ハワイで食べてきました。現地の友達に連れて行ってもらった「ジュエル・オア・ジュース」はとても優しい雰囲気のお店。味はもちろん、温かみある店内の雰囲気に心まで美しくなれました。

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アサイーボールはヘルシーなデザート

アサイーボウルはブラジル発祥のデザート。アサイーのスムージーをお皿に乗せて、バナナやシリアルなどをトッピングしたお料理です。
アサイーボウル04

アサイーはポリフェノールがブルーベリーの18倍!

昨今のブームで、「アサイー」という名前を聞いたことのある方はいらっしゃるはず。お洒落なカフェで「アサイーボウル」というメニューも見かけるようになりました。

アサイーは紫色の皮につつまれた、硬いブルーベリーのような果実。木はとても大きく、なんと30メートルもの高さにも育つ、ヤシの仲間です。ブドウと同じく房に実るのですが、なんと一つの房は数キログラムもの重さだそうです。

豊かな自然の広がるブラジルのアマゾンの熱帯雨林で多く育つそうで、現地の方は強い陽射しと大量の雨に耐えながら収穫を行うのだとか。苦労の末にようやく収穫された紫色の小さな粒「アサイー」には、スーパーフードと呼ばれるほど、多くの栄養素が含まれています。

なんと、赤ワインに含まれていることでも有名なポリフェノールがブルーベリーの18倍!ポリフェノールには抗酸化力と言う、若い細胞を作りだす働きが有り老化防止やガンなどの深刻な病気の防止効果があります。さらに、血のもとである鉄分はレバーの3倍!貧血の予防にも効果があります。
他にも、カルシウムや食物繊維、アミノ酸をはじめとしたとても多くの栄養素を含んでおり、健康な身体作りにもってこいの果実です。
アサイーをそのまま食べるとココアのような味がするそうです。そのうち、アサイー入りのココアが店頭に並ぶかもしれませんね。

実はハワイでは採れないアサイー

アサイーはアマゾンの熱帯雨林だけに自生している木です。ハワイで採れる、というわけではないのですけれども、「アサイー」=「ハワイ」というイメージが定着しています。それは何故なのでしょうか。

アサイーは鮮度が落ちるのがとても早く、しかも鮮度が下がってしまうと酸化により豊富な栄養素が失われてしまうため、離れた地域への輸出はできませんでした。そんなアサイーでしたが、最近、冷凍して輸送するという技術が導入されたため遠隔地にも届けることができる様になりました。
そして、その冷凍アサイーをピューレにして、スムージー状にする「アサイーボウル」が当時ハワイで流行っていたヘルシーブームと重なって一躍、ハワイで有名になりました。
そういった背景からハワイでは星の数ほどのアサイーボウル店が誕生し、ハワイアン・デザートというイメージが定着しました。

ハワイ在住の「ロコ」おすすめのお店

さまざまなレストランのメニューに並ぶ、とても美味しそうなアサイーボウル。アサイー初心者の私はどのレストランも甲乙付け難かったのでハワイ現地に住むローカルの友人、いわゆる「ロコ」のオススメのレストランに連れて行ってもらうことにしました。

ハワイ大学から車でドライブすること約15分、カイムキと呼ばれるエリアにやってきました。入ったのはJewel or Juice(ジュエル・オア・ジュース)というスムージー店。
アサイーボウル01

大きな看板があるわけでもなく、至って質素な店構え。普通に歩いていたら何も気づかずに通り過ぎてしまうような感じです。ところが、ドアを開けると、まあ!そこはたちまちフルーツの国!!完熟のバナナやパイナップル、蜂蜜など自然の甘い香りが店内にふわふわとただよっています。

そして、迎えてくれた、ちょっと可愛いおじさんの店員さんの満面の笑み。思わず、お客さんである私までニコニコしてしまうほどのパワーです。

メニュー

一つ一つ表情の違うパイナップルと、棚に並んでいた、まだ青いバナナに南国をたっぷり感じながらメニューを選びます。
アサイーボウル02 お目当てのアサイーボウルは4種類。トッピングごとに、それぞれレギュラー・トラディショナル・ワリアー・デラックス。デラックスに近づくほど豪華になります。
「レギュラー」シリアルとバナナのトッピング、「デラックス」はシリアルとバナナ、ストロベリー、ブルーベリーに加えキウイのトッピング。大きさはそれぞれ、16オンスと24オンスの2種類を選ぶことができました。

やさしい気遣いに温かみを感じる

注文を済ませると「ハチミツをかけても良い?」と、おじさん。もちろんイエスでしたが、尋ねてみると、アレルギーや蜂蜜でお腹をゆるくしてしまう人への気遣いだそうです。そういった配慮が嬉しいですし、ハワイらしいです。

会計が済むと、すぐにミキサーをかける音が店内に鳴り響きます。同時に、果物を切るトン、トンという音。香り、音、雰囲気と五感を刺激され、アサイーボウルへの期待は高まります。

アサイーボウル03
やがて出来上がった、16オンスのワリアー・アサイーボウル。ふんだんに使われているフルーツにかかったハチミツがキラキラとまるでガラスのよう。
品を損ねない程度に混ぜ合わせるとフルーツがアサイーに絶妙に絡み合って、贅沢な味。食べ終わる頃にはアサイーの持つ健康や美容への効果だけでなく、お店の雰囲気との相乗効果で身も心も美しくなれた気がします。
 

ロコ風アクセスガイド

「笑顔」と「フルーツの香り」がポイントのジュエル・オア・ジュース。ホテル群のあるワイキキ・エリアからロコ(ハワイ語で、地元の人)風にアクセスするならば、生活の足でもある公共のバスを利用してみてはいかがでしょうか。

ホテル群のあるワイイキ・エリアから9番系統のバスに乗車。20分ほどバスに揺られ、アラモアナ・ショッピング・センターから数えて18番目の「Waialae Avenue+ Koko Head Avenue」という停留所で下車すれば目の前です。

著者:ジェイ桜井

コラムニスト・旅行作家
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国内の旅行会社で勤務していました。現在は独立し、旅行作家として活動しています。
独自の視点で集めた旅行の素晴らしさ、醍醐味、そして感動をノーフィルターで皆様に届けます。ハワイに関するサイトも運営しております。