アサイーボールはヘルシーなデザート
アサイーボウルはブラジル発祥のデザート。アサイーのスムージーをお皿に乗せて、バナナやシリアルなどをトッピングしたお料理です。
アサイーはポリフェノールがブルーベリーの18倍!
昨今のブームで、「アサイー」という名前を聞いたことのある方はいらっしゃるはず。お洒落なカフェで「アサイーボウル」というメニューも見かけるようになりました。
アサイーは紫色の皮につつまれた、硬いブルーベリーのような果実。木はとても大きく、なんと30メートルもの高さにも育つ、ヤシの仲間です。ブドウと同じく房に実るのですが、なんと一つの房は数キログラムもの重さだそうです。
豊かな自然の広がるブラジルのアマゾンの熱帯雨林で多く育つそうで、現地の方は強い陽射しと大量の雨に耐えながら収穫を行うのだとか。苦労の末にようやく収穫された紫色の小さな粒「アサイー」には、スーパーフードと呼ばれるほど、多くの栄養素が含まれています。
実はハワイでは採れないアサイー
アサイーはアマゾンの熱帯雨林だけに自生している木です。ハワイで採れる、というわけではないのですけれども、「アサイー」=「ハワイ」というイメージが定着しています。それは何故なのでしょうか。
そういった背景からハワイでは星の数ほどのアサイーボウル店が誕生し、ハワイアン・デザートというイメージが定着しました。
ハワイ在住の「ロコ」おすすめのお店
さまざまなレストランのメニューに並ぶ、とても美味しそうなアサイーボウル。アサイー初心者の私はどのレストランも甲乙付け難かったのでハワイ現地に住むローカルの友人、いわゆる「ロコ」のオススメのレストランに連れて行ってもらうことにしました。大きな看板があるわけでもなく、至って質素な店構え。普通に歩いていたら何も気づかずに通り過ぎてしまうような感じです。ところが、ドアを開けると、まあ!そこはたちまちフルーツの国!!完熟のバナナやパイナップル、蜂蜜など自然の甘い香りが店内にふわふわとただよっています。
そして、迎えてくれた、ちょっと可愛いおじさんの店員さんの満面の笑み。思わず、お客さんである私までニコニコしてしまうほどのパワーです。
メニュー
一つ一つ表情の違うパイナップルと、棚に並んでいた、まだ青いバナナに南国をたっぷり感じながらメニューを選びます。お目当てのアサイーボウルは4種類。トッピングごとに、それぞれレギュラー・トラディショナル・ワリアー・デラックス。デラックスに近づくほど豪華になります。
やさしい気遣いに温かみを感じる
注文を済ませると「ハチミツをかけても良い?」と、おじさん。もちろんイエスでしたが、尋ねてみると、アレルギーや蜂蜜でお腹をゆるくしてしまう人への気遣いだそうです。そういった配慮が嬉しいですし、ハワイらしいです。
会計が済むと、すぐにミキサーをかける音が店内に鳴り響きます。同時に、果物を切るトン、トンという音。香り、音、雰囲気と五感を刺激され、アサイーボウルへの期待は高まります。