部屋を決める時に気を付けたいこと
一人暮らしに限らず、お部屋選びは最も重要なことです。周りの環境や騒音、建物の作りで楽しいはずの生活が苦痛に変わってしまった、などということも、残念ながらあり得るからなのです。
そうならないためにも、手間はかかりますが部屋を絞り込んだら、昼間と夜間に物件を見に行くことが大切です。
重要なのは、それが許容範囲であるか否かをきちんと見極めることです。建物の構造はどうなっているかのを、確認しておきましょう。
どんな人が住んでいるのかも、事前に管理会社などに聞いておくのもいいかもしれません。
ただし、最近は個人情報保護法のなどの問題から、あまり教えてくれないところもあるようです。
また、周辺施設に何があるかも確認しておきたいところです。
一人暮らしだからこその家電選び
よくやってしまいがちな事と言えば、「どうせ一人だし、冷蔵庫は小さいのでいいかな」。なんて思って、旅館にあるような小さな冷蔵庫を選んでしまうことです。
毎日外食をするから、飲み物だけ入ればいいやという方なら、それでもいいのかもしれませんが、自炊する機会も多くなると思います。
そんな時、あまりにも小さい物だと使いにくく、物が入らないという残念な結果になりかねないのです。ちょっと大きいかな?くらいが、実は使いやすかったりします。
また、出番がありそうでなかなか出番のないのが、オーブントースター。パンを焼くには早くて良いのですが、そうそう使う機会がないものだったりします。それとは逆に、電子レンジは出番が多いので、多くの方が買われているのではないでしょか。
電子レンジとオーブントースターの2台となると、場所もとるし意外と邪魔になることもあります。ならば最初からオーブンレンジだけを買った方が場所もとりませんし、料理の幅も広がるというものです。パンを焼くときは、オーブントースターよりも時間がかかりますが、それほど気になるのもでもありません。
女性は特に気を付けたい洗濯物
天気が良ければ、なるべく外に干したい洗濯物ですが、女性の場合は少し注意が必要です。それは、干してある洗濯物を見て「この部屋は女性が一人で住んでいそうだな」と言うのがすぐにわかってしまうからです。
一人暮らしの女性とわかったことから、犯罪の被害者になってしまう可能性もあります。
筆者も以前、一人暮らし用のアパートで暮らしていた経験がありますが、その時、管理会社の人から、「洗濯物は防犯上外へ干さないでください」と念をおされたことがあります。
トラブルに巻き込まれないように、自己防衛するのも大切なことです。また、どうしても外干ししたい場合は、ダミーで男性ものの靴下や下着などを一緒に干しておくのも一つの手でしょう。
一人の空間だからこそこだわりたいインテリア
部屋は、疲れて帰ってきた時に一番くつろげる空間でなければ意味がありません。そのためにも、インテリア選びは重要なポイントになります。
余りにも奇抜すぎる色やインテリアでは、かえって疲れてしまったり、睡眠の妨げになることもあります。
同じような色合いで統一するだけでも、おしゃれに見えたりしますから、カーテンや家電や家具などを、同系色にまとめてみるのもいいかもしれませんね。
また、ごちゃごちゃといろんな物を置かないようにすることで、掃除もしやすくスッキリ感が出ます。
買う前にこれは部屋の雰囲気に合っているか?というところに重点を置いて、使いやすい物を選ぶことも大切ですね。いざ買ってきたはいいけれど、全く部屋に合わず、それだけが浮いて見えるなんてことのないように、しっかり選びたいものです。