もしもこれから高校世界史の勉強を始めようとするなら、まず手にとるのは「中学校の歴史教科書」。それを使いこなせば、高校世界史への勉強がかなり有利になります。今回はその理由と使い方をお伝えします。高校生だけでなく、現役中学生の方にもオススメの内容です。
昔から「歴史の勉強は用語集を辞書用に使え」と言われていますが、本記事では流れを理解したい時に確認用として受験生が使える本を紹介します。また、専門科目の授業を理解する下地の知識がほしい大学生、教養として学びたい社会人にもオススメします。
第二次世界大戦中、スウェーデンは北欧で唯一の中立国として、戦禍には巻き込まれませんでした。首都ストックホルムは、両陣営の情報を得られる場として、スパイが暗躍して、様々な和解工作の試みが計画されました。そんなストックホルムを紹介します。
美しいフィヨルドの景色が広がる北欧の北極圏。そんな場所でも第二次世界大戦中、激戦の舞台となりました。ドイツのヒトラーやイギリスの海軍大臣・チャーチルが狙っていた鉄鉱石の積出港であるノルウェーのナルヴィク。現在のナルヴィクの街を巡ります。
ノルウェーの国王・ホーコン七世は、戦わずしてヒトラーの軍門に下ったデンマークと違い、戦う道を選択します。ノルウェーは、連合軍側として北欧で唯一、ナチスドイツと戦った国となり、ドイツ軍とイギリス軍もノルウェー本土で激戦を繰り広げました。映画「ヒトラーに屈しなかった国王」では、この時代のノルウェーが描かれています。
19世紀、ユトランド半島の領土を巡り、国境を接しているドイツ(プロセイン王国)と戦争もしていたデンマーク、第二次世界大戦では、ドイツとは真っ向から戦わず軍門に下る道を選びました。当時の歴史を振り返りながら、デンマークへ侵入したドイツ軍のルートを巡ります。