スペイン戦争の無差別爆撃の苦悩を描いたピカソの「ゲルニカ」は、マドリードのプラド美術館に展示されています。その絵の舞台となったゲルニカの街は、フランスとの国境にも近い西北部のバスク地方にある小さい街です。
プロイセン時代、ナチス時代、2つの世界大戦、東西冷戦時代・・・、20世紀のベルリンは激動の時代でした。ナチスの施設跡の隣にはベルリンの壁跡!ということも、そんなダークツーリズムの宝庫とも言えるベルリンを紹介します。
本シリーズでも紹介したヨーロッパの戦跡で辿りつくのが困難だったフランスの3つの戦跡を、エピソードを交えて紹介します。それぞれの記事と共に訪問する際の参考にしていただければと思います。
中東の紛争地域を取材をしている戦場ジャーナリストが、武装勢力に拘束される事件がよくニュースになります。戦争遺跡ライターに危険はあるのか?旅行者の戦跡巡りの際の安全性にも参考になるように検証してみたいと思います。
ガイドブックには中々網羅されていない戦争遺跡。私の取材の方法を伝授したいと思います。読者の皆さんが、ヨーロッパ以外の地域での歴史散策やテーマを持った旅をする時のヒントにもなると思います。ぜひ自分だけの旅に出かけてみましょう。
本シリーズは旅行好き、歴史好き、年代関係なく、あらゆる層の方に読んでいただきたいと思っています。その中でも私が執筆している上で、特に意識しているターゲット層を5つに別けてみました。優先順位が上の層から紹介します。
ヨーロッパの戦争遺跡巡りには語学力はさほど要りません。知識を蓄える方が楽しくさせてくれます。語学力が乏しくても気にする必要はありません。語学を磨かなくても戦争遺跡を楽しむ方法を紹介します。
ヨーロッパの世界大戦の戦争遺跡と言っても、各国、決して一律ではありません。世界大戦中のヨーロッパ各国は戦勝国、敗戦国、中立国の3つに大きく分類されます。各国はそれぞれ異なった残し方をしていますので簡単に紹介いたします。
ヨーロッパで訪れたい世界大戦の戦争遺跡シリーズを執筆し続けて2年。 なぜ、「ヨーロッパ」の「戦争遺跡」を取材することにこだわっているのか?を読者の皆さんにお伝えしたいと思います。
スターリングラードの戦いは大激戦の末、ソ連が街を守り抜きました。敗れたドイツ軍は 10万人の兵士が捕虜となり、戦後ドイツへ帰還できたのは5千人と言われています。スターリングラードの戦い以後、ドイツ軍は敗走し続けるのでした。