【コアコンピタンス】他社に圧倒的な差をつける経営戦略|トピックスファロー

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2012年9月14日
【コアコンピタンス】他社に圧倒的な差をつける経営戦略

企業経営を安定させる方法はいろいろあると思いますが、他社に圧倒的な差をつける方法はコアコンピタンスが最善です。これは一流と呼ばれる企業がおこなっている経営戦略で成功をおさめてきました。現在企業を経営している人は知っておきたい情報の一つだと思いますが、コアコンピタンスとは一体どんなものでしょうか?

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自社を知った事で活路を見いだしてきた

世界中に数多くある“一流企業”。偶然ライバル社が少なく自然と今のポジションにつけたのでしょうか?そんな事はありません。同じ商品や製品でも複数の会社がしのぎを削っている訳ですから、何もせずに一流企業の仲間入りを果たしたと考えるのは少し無理があります。

では、どのように経営を発展させ今のポジションにまで登りつめてきたのでしょうか。それは、『自社を知る』事から始まっていった事でしょう。その中で自分のストロングポイントをしっかり把握し、最善の経営戦略をとってきた事が功を奏していったのでしょう。
いわゆる『コアコンピタンス経営』がしっかりできからこそ一流企業に仲間入りできたのだといえます。

自社を強めるコアコンピタンス経営とは?

先程も少し触れましたが、コアコンピタンス経営とは自社のストロングポイントを最大限にいかした経営方法です。
コアコンピタンスの字義的な意味も『コア(核・中心・中核)』+『コンピタンス(力量・能力)』という意味を持っています。つまり自社の中心核を成す能力を最大限にいかす経営方法だと言えます。その為には自社の分析や学習に努めなくてはなりません。『自社にしかできない強み』『自社しか持っていない特殊能力』を最大限の武器にし経営戦略を有利に進める事を目的にするなら、すぐにコアコンピタンス経営にシフトチェンジする事が可能です。

※コアコンピタンス
C・Kプラハード(ミシガン大学教授)とゲイリー・ハメル(ロンドンビジネススクール教授)が記した著書の中で掲載されていた
経営概念です。

コアコンピタンスをフルに発揮した一流企業

ソニー(SONY東京通信工業株式会社)

昔の電化製品は大きく重量があり、購入者があまりいないというのが現実でした。そんな中、小型化する技術に長けていたソニーは、その問題を見事に解決し世界的なヒット商品を開発します。ウォークマンの誕生です。これは当時の社長の口癖であった「小さくできないか?」というものが基盤になっています。口癖がそのまま技術に直結し、誰も真似する事ができない能力になった実例です。

SHARP

昔はシャープペンシルの生産をおこなっていたSHARPは、電卓の液晶パネルを手がけそこに将来性をみいだしました。そして研究する事を意欲的におこない続け、液晶パネル商品の生産開発に成功しました。この成果はそのまま強みとなっています。液晶技術を駆使し新しい観点の電化製品を生産し他社と圧倒的な差をつけてきたのは周知の事実です。

本田技研工業(HONDA)

1970年大気浄化法改正法(マスキー法)が提唱され自動車の排気ガスが問題になりました。そのため、自動車会社はこの基準をクリアできなければ事実上販売はできなくなってしまうという問題に直面しました。

その問題を解決したのが本田技研工業でした。CVCCと呼ばれる低公害技術を駆使したエンジンを開発し、この窮地を乗り切る事ができました。技術開発という分野に長けていたからこそできた業です。

富士フィルム

カメラのフィルムを主に扱っていた富士フィルムは近年デジカメの登場でフィルムの販売を減少させていました。しかし、この会社にはフィルムを生産していたが故の強みがありました。それはマイクロメートルレベルでの生産能力です。(マイクロメートルとは1ミリメートルの1000分の1ほどの長さです。)

何故この能力に長けていたかというと、薄さ20マイクロメートルというフィルムは生産の際、薬品を約100種類入れる作業をしなくてはなりません。その作業を常に行ってきましたので極小の世界での能力が技術として身についていったのです。今ではその能力を写真フィルムから医療機器の生産にシフトチェンジをし活路を見いだしていきました。

キャノン株式会社(CANON)

カメラで有名なCANONは映像を処理する技術に突出しています。そのためカメラをはじめとするビデオカメラなどの映像機器やレーザープリンタなどの印刷機の生産や販売で他社と差をつける事ができました。ユーザーも多く、中にはCANONの製品しか使わないというファンもいる程です。
最近ではITサービス事業の面にもその技術を活かそうとする展開がされています。

ジャパネットたかた

TVショッピングでおなじみのジャパネットたかたのコアコンピタンスは、セールストークです。コアコンピタンスの意味にもありましたが、あれは「自社しか持っていない能力」です。甲高く特徴的な声と所々に聞かれる方言。それでいて、お客様に納得をさせるような口調は、あの人にしかできない特殊能力です。また金利や送料を全額自社で負担するという販売方法もジャパネットがさきがけ。本来のTVショッピングのあり方を覆した方法で一躍有名になりました。

強みを知りそれを活かす事こそ一流企業の経営戦略

実例からわかるように、そこの会社にしかできないものこそ、その会社の強みになり最大の武器になります。それを活かす事ができるなら一流企業の仲間入りをする事が出来るかも知れません。
その為にも、まずは『自社を知る』事から始め、ストロングポイントをしっかり把握する事に努めると良いでしょう。

コアコンピタンスを見つけ、ものにする事によって経営戦略を有利にすすめ他社と圧倒的な差を生み出す事ができます。

著者:加賀原まこ

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