国際秘書検定に合格しよう!
国際秘書検定(CBS)とは、日英両語で秘書業務に就くことができ、海外で活用できる秘書の育成を目指している資格です。
今回は、この国際秘書検定の資格について紹介します。
試験概要
国際秘書検定には「準CBS資格」と「CBS資格」の2種類があります。
試験概要
受験資格
- プライマリー試験(準CBS資格) ・・・ 制限なし
- ファイナル試験(CBS資格) ・・・ 準CBS資格(プライマリー試験)合格者
試験日
- プライマリー試験(準CBS資格) ・・・ 5月
- ファイナル試験(CBS資格) ・・・ 9月(2日間)
受験料
- プライマリー試験(準CBS資格) ・・・ 12,000円
- ファイナル試験(CBS資格) ・・・ 20,000円
合格率(2012年)
- プライマリー試験(準CBS資格) ・・・ 48.1%
- ファイナル試験(CBS資格) ・・・ 28.0%
試験内容
プライマリー試験(準CBS資格)
PART1 ・・・ オフィス実務(来客応対/電話応対/ビジネス文書整理・保管など)
PART2 ・・・ ビジネス日本語(ビジネスにおける正しい日本語、ビジネス文書マナーなど)
PART3 ・・・ ビジネス英語(英文ビジネス文書作成、来客応対など)
ファイナル試験(CBS資格)
PART1-a ・・・ オフィス業務管理(秘書業務管理、秘書適性など)
PART1-b ・・・ 経営管理(マネジメントアドミニストレーター、経営・会計・法律など)
PART2 ・・・ 秘書実務(インバスケット)
PART3 ・・・ ※ディクテーションによる文書作成
PART4 ・・・ 日英両語による面接
※・・・継続参加者のみ
国際秘書検定の就職活用
数多くある英語資格の1つですので、外資系を中心に、海外へ目を向ける会社などで就職チャンスがあります。特に「国際秘書検定」の名の通り、秘書職を希望している方は是非狙いたい資格ですね。
国際秘書検定はビジネス向けの知識を測る試験ですから、一般の英語資格を取得するよりも、ビジネス向けのこの資格を選ぶのがよいのではないでしょうか。
勉強のコツ
テキストを読む
まずはテキストで勉強をしましょう。数は少ないですが、国際秘書検定に関するテキストがいくつか販売されています。
また、国際秘書検定は英語力だけでなく、秘書としてのスキルを試すための問題もありますので、通常の秘書検定の問題集も役立ちます。公式のテキストだけでは問題量が少ないので、秘書検定の問題集も使って勉強をするとよいでしょう。
ただ、テキストと本番はだいぶ問題が変わってきますので、注意が必要です。
セミナーに参加
国際秘書検定を主催している日本秘書検定協会では、検定に関するセミナーを開催しています。国際秘書検定に関するセミナーは、大体試験開始前1ヵ月程度に行われます。また、国際秘書検定以外にも、様々なセミナーを行っています。
国際秘書検定のセミナーでは、試験対策に向けた学習を行うことが出来ます。
参加費用は多少かかりますが、できるだけ参加するようにしましょう。
今年のセミナー – 日本秘書協会
関連資格を受験する
国際秘書検定の予行練習として、文部科学省が主催する「秘書技能検定」を受験するとよいでしょう。秘書技能に関する基本的な知識を身に付けるための練習として、秘書技能検定の勉強をするとよいでしょう。
また、英語力の予行練習として英検などを受験すると良いでしょう。どちらの資格とも、準1級程度を持っているとよさそうです。
公益財団法人 実務技能検定協会
公益財団法人 日本英語検定協会