【うつ病の再発予防】鬱を繰り返さないための克服後の注意点|トピックスファロー

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2013年4月24日
【うつ病の再発予防】鬱を繰り返さないための克服後の注意点

うつ病が寛解して元気になってくると、「もう大丈夫」と服薬を中止したり、通院をやめてしまったり、焦って職場復帰する人が少なくありません。でも、これが鬱病の再発リスクを高めているのです。うつは再発率が高いので、寛解してからの再発予防の期間が大切です。ここでは、再発・再燃を防ぐための注意点をご紹介しています。

WEBライター
  

うつ病を克服するには再発予防期を焦らずに過ごすことが大切

うつ病は「完治した」と言いませんよね。「寛解(かんかい)」(ほぼ治っているという意味)という言葉を使います。
これは、うつ病が再発しやすい病気であることから、再発を予防しながら様子をみる期間が必要なためと言えます。
自分で「元気になった」と思っていても、いつ再発するかわからないのです。

寛解すると本人は治った気持ちになってしまいやすく、ついつい無理をしてしまいがち。早く元の生活に戻さなければ…と、焦ってしまうところもあり、再発しやすいとされています。
寛解しても通院や薬の服用などを継続しますが、この期間を大切にすることが、うつ病を繰り返さないために重要でしょう。

うつ病の再発を予防する3つの注意点

まず、大切なことは「元気になった」と過信しないことだと言えるでしょう。「もう大丈夫だから」と通院や服薬をストップしてしまうと、再発のリスクは高くなります

自分の判断だけで服薬や通院を中断しないことが大切でしょう。「急がば回れ」という言葉がありますが、再発するならば、焦らず予防に努めた方が近道ですよね… 焦らず慎重に進めていくことが大切でしょう。

再発予防のためのカウンセリング

寛解してからの再発予防期には、カウンセリングや精神療法がとても大切です。うつ病の急性期(症状を改善する時期であり、最も症状に苦しめられる時期)や回復期(症状が軽減し始め、安定してくる時期)以上に、カウンセリングや精神療法に重点を置くべき時期だと言えるでしょう。

再発予防期になると、「通院するほどではない」と自己判断で通院を中断してしまう人も少なくありません。しかし、うつ病は再発率60%という繰り返しやすい病気です。繰り返せば繰り返すほど、再発率は高くなります
再発予防で大切なカウンセリングや精神療法は、医師がいいと言うまで継続する必要があると言えるでしょう。

予防効果も高い薬物療法

うつ病の薬物療法は、症状の改善にも効果がありますが、予防効果も高いということがわかっています。しかし、寛解すると薬の服用を自己判断で中断してしまう人が多いです。寛解するところまで改善したのに、再発して再び治療が必要になってしまう人が多くいるのです。

「こんなに元気なのに、どうして薬を飲まなければいけないんだ」と思ってしまうかもしれませんが、予防を続けていれば、少しずつ薬の量は減っていくでしょう
急に中断することは、うつ病再発のリスクを高めると言えますから、薬の服用は症状が良くなっても、医師の指示に従って進めることが大切なのです。

抗うつ剤の薬の量は増やすのも減らすのも、負担が大きいとされていて、中止後症状と呼ばれる、めまいやしびれ、耳鳴りなどの症状が現れる可能性があるのです。抗うつ薬の減量や中止は、慎重に行う必要があり、医師の指示に従っておこなわなければなりません

薬の服用を自己判断で中断し、症状の悪化を招くのは避けたいですよね…。

復帰を焦らない

休養期間が長い人ほど、元気になってくると焦りが出てきます。「もう元気になったから」と、急に職場復帰してしまうと、再発を招く原因に

復帰してすぐに、再び休職してしまうケースだってあります。また、「復帰したばかりだから…」と無理してしまい、どんどん症状を悪くしてしまうこともあるのです。職場復帰の時期は、医師としっかり相談することが大切でしょう。

また、同僚や上司がうつ病の正しい知識を身に付けていない場合には、「仕事に出てきた方が回復する」なんて言ってくるかもしれませんが、専門家である医師のアドバイスを聞き、慎重に判断することが大切でしょう。
復帰を急ぐよりも、復帰してすぐに再休職となるほうが周囲に迷惑がかかりますし、自分にとっても辛いですよね…。

著者:海老田雄三

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芸能、アニメ、ゲーム、音楽あたりが得意分野のはずが、気が付けばなんでも書くライターになっていました。アニメ、ゲームなどのサブカル誌によく寄稿しています。