ポイント1:ダイエット食品を卒業する心構えをする
いきなりですが、ダイエット食品を活用して痩せたとしても「永遠にそのダイエット食品を食べ続けること」は、経済的にも、商品の寿命としても不可能です。
ダイエット食品はあくまで、食習慣を変えるための一時の補助として考え、「良い食習慣が改善できなければまた太る」ことを肝に銘じてください。 ダイエット食品を販売している業者は長く買い続けてほしいものですが、「効率的に食生活を改善するために、一時的に利用するがいつかは卒業するもの」として割り切ってお付き合いをはじめましょう。
目標を「痩せる」ことではなく「目標体重を維持する食習慣を身につける」ことと認識しなければ、一生ダイエット食品や商品を買い続けることになります。
ポイント2:現在の摂取カロリーを把握し、毎日体重計に乗る
「今日の摂取カロリーはどれくらいですか?」「体重はどれくらいですか?」と聞かれて答えられないようであれば、急いで確認するべきです。なんとなくでも良いから、食事量や摂取カロリーを意識をすることが重要です。
なぜなら、ダイエット食品を卒業する目標の状態は「摂取カロリーと体重を管理できる状態」であり、摂取カロリーや体重を知らないのであれば「管理」に対するそもそもの意識が欠落しているからです。
毎日体重計にのり、ダイエット食品のカロリーを見ることを一番最初の習慣にしましょう。
ポイント3:成分にこだわらず安くて食べ続けられそうな物から始める
ダイエット食品は一つ一つは安くても継続して買うことを考えると、高い買い物です。 自炊をしている人ならば、考えられないくらい食費が上がります。
自分の好みにあったものが安く見つかるに越したことはありません。
わざわざ高いものを買って「ダイエットにお金かけているから頑張らなくっちゃ」というよいモチベーションになるという意見もありますが「高いお金を払ったほうが痩せられる」という無意識に間違った思い込みに進んでしまう可能性があるので、辞めましょう。
いつか卒業するものということを考慮すれば、ダイエットに効果的(?)な成分で選ぶのではなく、「安く自分がストレスを感じない種類・味の食品」が見つかればそれでよいのです。
高いほうが効きそうな錯覚に陥りますが、それも大部分がマーケティングの一貫なので、気にせず安いものから利用しましょう。
ポイント4:複数のダイエット食品を利用する
ダイエット食品を利用する場合は、複数のダイエット食品を利用してください。 特定の食品を利用し続けるのは「ダイエット食品」への依存性を高め、卒業の足かせになります。
ダイエット食品を利用して痩せられたとしても、ダイエット食品のおかげではありません。 あなたが、ダイエット食品をうまく活用してしっかりと自己管理できた結果なのです。
また、いろいろなダイエット食品を継続的に選ぶことで「体重や摂取カロリーを意識して良さそうなものを選択する」という練習ができます。
後はそれを、普通の食品に置き換えるだけでダイエット食品を卒業できます。
ポイント5:近所のスーパーや薬局で適当に選ぶ
興味を持つのは大事ですが、ネットで調べると余計な知識などもついてしまいます。 余計な知識は思い込みにつながり、ちょっと痩せるだけで特定の食品や成分に依存度を高めてしまう場合があります。
さらに、特にダイエット系のネット情報や体験談は、アフィリエイト等の広告収入を目的としたサイトや個人のステマ的な体験談がたくさんあり、本当に良い情報の判断がつきません。
ダイエット食品は「基本的にはどれもそこそこ良い」という気軽でポジティブな認識で持っていれば十分です。
ある程度の期間を継続することや、入手の手軽さを考慮して近所のスーパーや薬局で適当に買いましょう。
ポイント6:自分を客観的に見る
タイトルに反してポイントが6個目になってしまいましたね。 最後にどうしても付け加えたいことができてしまいました。
いろいろなダイエット方法があるのは、私達の意志が弱く、またそれにつけこんだ商品があるためです。なんとか「自分だけは依存せず、うまくダイエット食品を活用してやろう」と思うこと自体、もう商品提供側の思い通りなのかもしれません。
普通とちょっと違った切り口で、ダイエット食品で痩せる方法をご紹介しました。
変わった視点からの情報を提供することで「色々な視点がある」ということを再度認識してもらい、落ち着いた判断の一助になれば、またひと欠片でも「食習慣改善をなんとか頑張ろう」と思ってもらえたならば幸いです。
皆様がストレスなく適正な体重を保てることを願って。