就活のスーツは適当なものを買わないように
携帯、地図、手帳…就活に必須のアイテムは色々とありますが、最も重要なのは服装です。
アルバイトや特殊な職業の面接でない限り、ほとんどの企業では、面接時にはスーツを着用するのが原則となっています。
だからこそスーツ選びはとっても大切。
スーツをきちんと着こなしていないと、間違いなく面接官に悪い印象を与えてしまいますので、決して気を抜いてはいけません。
とはいうものの、スーツってどれも似通っていて、選ぶのが難しいですよね。
あれこれと迷っているうちに、どれが似合うのかはおろか、自分の好みすら分からなくなってしまうこともあると思います。
その結果、もうどれでもいいやと適当なものを買ってしまい、帰宅して着てみたらサイズが合わなかった…なんてことも。
間違っても、こんな事態は避けたいものです。
忙しい就活中に返品なんてしている場合じゃないですから、1度で買い物に成功するためにも、ここで上手なスーツの選び方を学んでおきましょう。
上手なスーツの選びのポイント
ポイント1:必ず試着する
これは絶対に守って欲しいポイントです。
今は通信販売などで簡単に入手できる時代ですが、試着しないと自分にぴったりかどうか分かりません。
「自分は9号だから…」とサイズ表記をあてにすると、実際に着てみたときに後悔する可能性大です。
サイズが合っていないと結局返品することになり、逆に手間がかってしまいますので、必ずデパートなどで試着の上購入するようにしてください。
ポイント2:新品がベスト
お金が勿体ないからと、お下がりのスーツを着るのは余りおすすめしません。
デザインが似合わないことが多いからです。
「体形はほぼ同じだし、顔が似ているから問題ない」。こんな風に自分では思っていても、周囲は違和感を覚えるもの。
ベテランの面接官にはすぐ見抜かれてしまいますので、やはり新品で自分に似合うものがベストです。
ポイント3:スカートの丈に注意
ミニスカートが流行している昨今ですが、就活のスーツにこれはNG。
自分ではオシャレなつもりでも、間違いなく面接官は眉をしかめています。
スーツのスカート丈は、
- 椅子から立ち上がったときに膝が隠れる
- 座ったときは膝上3~5㎝くらいになる
これが目安ですので、きちんと守りましょう。
ポイント4:ウエストに少し余裕のあるものを
スーツのズボンやスカートは、ウエストに少し余裕のあるものを選びましょう。
ジャストサイズだからと、指が全く入らないようなものを選んではいけません。
座ったときにお腹の肉できつくなることを計算に入れてください。
また午前に筆記→昼食→午後に面接といった具合にスケジュールを組んでいる企業もありますので、食事でお腹がいっぱいになりウエストがきつくなることも考慮して。
ポイント5:黒スーツにスカートなら面接官ウケ抜群(!?)
ちょっと裏マニュアル的なポイントですが、もっとライバルと差をつけたい、面接官の目に止まりたいというなら、黒スーツにスカートを着用してください。
一体なぜ??と思うかもしれませんが、
あるテレビ番組の調査で、現役の面接官に黒いスーツとグレーのスーツを着用した女性の写真を見せてどちらが真面目そうに見えるかを尋ねたところ、圧倒的に黒スーツに票が集まったからです。
また、同じやり方でスカート姿とズボン姿を比較したところ、スカート着用の女性に好感を持った人が多いという結果がでていました。
理由は、ズボンだと気が強くてちょっと怖そうに見えてしまうからだとか。
スーツは自分に似合っているのが何よりですが、どうせなら面接官に好かれる格好で試験にのぞみたいですよね。
必ずこれが有効とは限りませんが、知っておいて損はないでしょう。