あなたの「女子力」高めてますか?
「女子力」という言葉の意味を調べてみた
数年前から雑誌などのメディアで見かけるようになった言葉、「女子力」。飲み会の席なんかでは「料理取り分ける女子が、女子力高い!」なんてネタのように言われますよね。
でも、一口に「女子力」と言っても、雑誌ごとにニュアンスが違ったり、なんとなくどんなものなのかわかりにくい。っていうか、女子力って結局なんなのよ??と思うこと、ありませんか?
「女子力」自体について知れば、きっと効率的な女子力の高め方もわかるはず!
そんなわけで、さっそく「女子力」という言葉について調べてみました。
辞書によると、女子力とは「きらきらと輝いた生き方をしている女性が持つ力。女性が自らの生き方を演出する力。また、女性が自分の綺麗さ、センスの良さを目立たせて存在を示す力。」(デジタル大辞泉より)、とのこと。
うーん、なんとなく、イメージはわかるようなわからないような。
実際に雑誌などで使われているかんじを見ると…
たとえば、「ツヤっと輝く、大人女子力」がキャッチコピーの40代女性向けファッション誌「GLOW」。40代ならではのシンプルだけど地味にならない、おしゃれなファッション特集や年代に合わせた悩みを解決するようなダイエット特集などを組んでいます。
一方、20代前半の女子のバイブルのひとつ「CanCam」。会社でも使えそうな1か月の着回しガイド、ジルスチュアートなどの「かわいい」メイク道具の紹介と合せて、専属モデルさんにもかなりフィーチャーしています。また、意外や意外、もくじの中には「ゴルフ大会」などの文字も。そして紙面にちりばめられる「かわいい」「男の子が好きな」という、モテを意識した言葉たちに、すてきなメンズとのデートやら甘酸っぱい恋のシチュエーションを盛り込んだ季節のファッション特集。かわいくておしゃれでモテる!がポイントのようです。
さらに本屋さんのほかの棚で見てみると
一方、本屋さんのほかのコーナーに目を移すと、女性の恋愛関係の本が置いてある棚に、ありました、「大人の女子力シリーズ」。「魅惑力」や「冒険力」、「美人力」といったように、まさに「異性にモテる色気と元気と美しさのある女性」を目指すようなハウツー本のシリーズのようです。
更にビジネス書の棚には、「女子力」の文字が。「成功する男はみな、「女子力」を使う」という、ちょっと衝撃的なタイトルの本は、要は職場の中で女性の部下ともうまくやっていくべく、男性の上司が女性社員に好かれるにはどうしたらいいかというポイントを解説している内容です。
まとめてみると、女子力って…
ここまで筆者が調べて思ったのが、「きらきらと輝いた生き方をしている女性が持つ力。女性が自らの生き方を演出する力。また、女性が自分の綺麗さ、センスの良さを目立たせて存在を示す力。」は言い得て妙だな、ということ。
セクシーでパワフルで、人生を楽しんでいる感じの女性のことを、「女子力が高い」っていうのかな、と思いました。
たとえば、ファッション一つとっても「女子力が高いファッション」というものがあるにはあるんだけど、それ以上に「今の自分に似合うこと」や「自分がより美しく見えると思えること」で、自分に自信を持てることが大事なんだと思います。
メイクも同じで、かわいいコスメや香りのよいコスメを持っていることも大事だけど、「自分の趣味に合うか」や、「自分に合ったメイクをしているか」なども「女子力」のポイントなのかな、と。
大人数で食事をするときに、大皿の料理を率先して取り分けてあげる、というのも、要は気遣いの具体例。まわりの人を気遣えるということは自分に余裕があるということで、そんな余裕がある人って充実している感じがするよね、ということなのでしょう。
そういう一つひとつのポイントで自分に自信をつけて、元気に輝いている。なんだか一緒にいるだけで元気がもらえる感じがする。そんな女性が、「女子力高い」女性なんだろうな、と思いました。
そんな女子に、わたしもなりたいっ!