大人の英語学習に役立つ英語絵本
TOEIC教材や英会話教材を使った勉強方法もありますが、点数などを意識せず、英語に触れる時間を持つというのも大切ではないでしょうか。
絵本にはストーリーのおもしろさもありますが、視覚的に楽しめる・癒される作品もたくさんあります。大人になって読んでみると、大きな感動が得られる作品や泣ける作品も多数あります。
また、子供が楽しみながら言葉を学べる工夫がされていますから、大人も英語をスムーズに学べる教材として活用できるでしょう。
英語絵本には、ナレーションCDのついているものもありますから、これから英会話学習を始めようという人にもおススメです。
英語の多読多聴にもおすすめ
多読多聴を行うには、一語一句辞書を引きながらでは効果的とは言えません。そのため、昔読んだことのある絵本ならば、わからない単語があったとしても、物語をイメージしながら読み進めることができます。
英語を学ぶ多くの人が、洋書を読むことに憧れていると思いますが、急に難しい洋書から始めてしまうと、スムーズに読み進めることができずに挫折してしまうこともあるでしょう。
英語絵本ならば、取り入れやすく、英語を学ぶだけでなく癒し効果も得られるのですから、文句なしの英語学習教材だと言えます。
大人におすすめしたい絵本 厳選5
小さい頃によく読んだ記憶のある絵本はありませんか??自分の最も気に入っていた絵本で、英語版が発行されているなら、その絵本を活用すると良いでしょう。
ここでは、日本語版でも英語版でも大人に人気となっている絵本をご紹介しています。
知っている絵本も多いのでは??ぜひ、英語版を大人の読み方で楽しんでみてください。
わすれられないおくりもの(BADGER’S PARTING GIFT)/スーザン・バーレイ
みんなから信頼されていたアナグマの死を、みんなが乗り越えていくという、とても切ないお話です。
幼い頃は、死というものをあまり理解できていないので、なんとなく読んでいたかもしれません。でも、大人になってから読んでみると涙が止まりません。
どこいったん(I WANT MY HAT BACK)/ジョン・クラッセン
日本語版は関西弁で翻訳されているので、関西弁のままイメージする人も多いかもしれませんね。
子供には十分に理解できないようなブラックさが大人にとっては魅力と言えるでしょう。シュールな結末(オチ)を、英語版でも楽しんでみてください。本当に考えさせられる一冊です。
The Little House(ちいさいおうち)/バージニア・リー・バートン
ちいさいおうちを中心とした環境や季節の変化が描かれていて、絵を見ているだけでも楽しめる作品。
幸せや普段は気づきにくい当たり前なことに、改めて気づくことができる作品として大人からも人気のある作品。1965年12月に発行された絵本なので、幼い頃に読んだことがある人も多いと思いますが、大人になってから読んでみると、新たな発見があるはずです。
おおきな木(The giving tree)/シェル・シルヴァスタイン
とても有名な作品なので、ご存知の人が多いと思います。
さまざまな受け取り方ができるので、子供の頃に読んで感じたことと、大人になってから感じることに違いが出てくるはず。成長の段階で得られる感動が違ってくると思うので、何度読んでも考えさせられるお話。
今度は英語で読んでみて、木の気持ちを考えてみてはいかがでしょう。
The Missing Piece(ぼくを探しに)/ シェル・シルヴァスタイン
自分を少し好きになれる一冊。このシンプルな表紙からが想像もできないような、深いお話だと言えるでしょう。
名作なので、幼い頃に読んだことのある人も多いと思いますが、大人になって読んでみると、新たに気付く部分がたくさんあると思います。
前向きな気持ちになれない時、元気が出ない時におススメの作品。