賃貸でもお手軽にできるプチDIY【古い建物でも可愛くアレンジ】|トピックスファロー

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2014年8月7日
賃貸でもお手軽にできるプチDIY【古い建物でも可愛くアレンジ】

賃貸だとどうしても、借りているものですから手を入れにくいところはあります。しかし、賃貸物件でもお手軽にリフォームできるアイテムもあります。

WEBライターのかたわら、週末は雑貨屋めぐりしつつ、最新の文房具収集。…
  

原状回復の義務とは

賃貸物件では退去するときに原状復旧することを義務付けられています。そのために入居するときに部屋をカメラで撮影し、大家さんに入居するときにすでに破損していた箇所を証拠として残しておきます。
こうして日々の生活の中で自然についてしまう傷「自然損耗・経年変化」と「故意・過失」の傷を分ける判断材料となるでしょう。

トラブルを未然に防ぐために、まずは国土交通省の定めるガイドラインと、賃貸物件の契約書をしっかりと読んでおきましょう。

国土交通省による「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000020.html

壁紙の上から簡単に貼れて剥がせる壁紙

そのアイテムのひとつが、マスキングテープと両面テープで貼り付ける壁紙。
既存の壁紙を痛めないように、まずはマスキングテープで両面テープを使用する箇所に貼り付けます。そのマスキングテープの上から両面テープを貼り付けます。そうすることで、取り外すときに既存の壁紙が傷つきません。
賃貸用の壁紙なども売っていますので、より安心して自分の好きな壁に仕上げることもできます。

なんでも使えるベニヤ板で壁や扉を装飾する

ベニヤ板縦長に切って、すのこのように並べるだけ。
お好みでペンキを塗ったり、ニスを塗ったりしてから壁紙のときと同じようにマスキングテープの上から両面テープで貼るだけでナチュラルな仕上がりに。
または、ベニヤ板を壁に貼ってから、漆喰で塗るとお手軽に漆喰の壁が出来上がります。
すでに練上がっていて、蓋を開けて塗るだけという扱いが簡単な漆喰も売っています。
また、キッチンまわりにはタイルを並べるのもいいですね。

カラーボックスでデスクやダイニングバーを作る

憧れのダイニングバーを取り付けるのは大変ですね。購入したとしても、お値段も優しくない。
しかし、なんと1つ1000円以下で手に入るカラーボックスでダイニングバーが作れちゃいます。

安売りしている3段カラーボックスをお好みの長さになるように並べます。
その上に天板をのせるだけ。
天板はパイン材を使用すると安上がり。
または、カラーボックス2つを間を空けて並べて、天板を乗せるだけで収納つきのデスクにもなってしまいます。

他にも厚みのある丈夫なカラーボックスならば、上にクッションを乗せるだけでソファーにも変身。
アイデア次第で何にでも生まれ変わることができる、それがカラーボックスです。

カッティングシートでお手軽に雰囲気を変える

カッティングシートとは、裏面に粘着テープのついたデザインシートです。
エナメル質のようなツヤのあるものから木目調までなんでも揃っており、壁紙の一部やドア、冷蔵庫のような家電製品まで好きな柄に装飾することができます。
また、防水のものを使えばお風呂場にも貼れるので、深い色の木目調を壁に貼り付ければデザイナーズマンションのような高級感を出せます。

まとめ

古い物件に住むことになると古びたドアや壁、キッチンを見ると少し落ち込みますね。
早く引っ越したいけれど、そんなことできない。
手を加えたいけれど、賃貸なのでどこまで触っていいのかわからない。

しかし、既存のものを傷めないようにしながらも、まるでフルリフォームしたかのようなプチDIYができてしまいます。
多少の時間と労力は必要となりますが、便利なグッズもたくさん出ていますので、それらを上手く使い分けて楽しいライフスタイルを手作りしてみませんか。
自分好みの部屋にリフォームすると、家にいる時間がもっと楽しくなるかもしれません。

ただし、ちゃんと原状回復できるようにしましょうね。そこだけはくれぐれもお気をつけて。トラブルの元になります。

著者:渡瀬由紀子

WEBライターのかたわら、週末は雑貨屋めぐりしつつ、最新の文房具収集。好奇心を糧に幅広く執筆活動中。
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