旅の準備はしっかり!
旅行するにあたって、必ず必要なものや、これは用意しておきたい!というものがあります。それらの準備をしておきましょう。
パスポート
photo by Dr Aek Muldoon on flickr
まずはこれがなければ始まらない「パスポート」を作りましょう。
以下の書類を集め、住民登録している各都道府県のパスポート申請窓口まで申請しましょう。
パスポート作成に必要な書類 |
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一般旅券発給申請書 |
1通 |
各都道府県旅券窓口で入手可能。5年用と10年用の2種類があるので注意。 |
戸籍抄本or戸籍謄本 |
1通 |
申請日前6か月以内に発行されたもの。 |
住民票の写し |
1通 |
本籍地が記載されたもの。また、申請日前6か月以内に発行された物。 |
写真 |
1枚 |
申請日前6か月以内に撮影されたもの。縦45mmx横35mmの縁なし・無敗系のもの、無謀で登頂から顎までが34±2mmであるなど企画を満たしているもの。 |
本人確認できる証明書類 |
1or2点 |
運転免許証、船員手帳、写真付き住基カードなどの場合は1点でOK。 |
A |
健康保険証、国民保険証、共済組合印象、船員保険証、後期高齢者医療費保険証、国民年金証書(手帳)、厚生年金証書、瀬人保険年金証書、恩給証書、共済年金証書、印鑑登録証明書 |
B |
学生証、会社の身分証明書、公的機関の発行した資格証明書など |
詳しくは「外務省:パスポート A to Zを参考にどうぞ。
ビザ
ビザとは渡航先の入国許可証。パスポートを持っている人がその国に入国する資格がある、という“推薦状”のようなものです。
ビザの申請は、各国の大使館にて行うことになります。
また、大使館公認のビザ申請センターや、旅行代行業者を通じて取得する方法があります。
ビザ申請に必要なもの |
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申請書 |
各国大使館・総領事館のビザ申請窓口に用意されている。 |
パスポート |
残存有効期限に注意。 |
写真 |
パスポートと同じサイズを用意するとよいが、国によってはサイズが違う場合も。 |
手数料 |
料金は国ごとに異なる。 |
また、国によってはビザなしで入国できる国も存在します(査証免除措置)。
外務省:ビザ(査証) 入国時に査証を必要としない場合について
パスポートとは違い、あくまで“推薦状”のようなものなので、ビザが発行されていても、入国を拒否される場合がありますので注意してください。
ESTA
2009年1月12日以降、アメリカに入国する人は、ESTAの登録が必要になりました。
ESTAについては、ウェブ上から登録が可能です。
申請の際に、特にこれと言ったものを用意する必要はありません。名前や滞在先、パスポート番号など簡単など、基本的な情報を入力したり、簡単な質問に答えたりするだけです。
一度認証を受けると、2年間有効ですが、2年以内にパスポート期限が切れる場合は、有効期限日までになります。
また、場合によってはESTA認証が拒否される場合があります。そういう場合は商用ビザ、観光ビザ、通過ビザと言ったビザ申請をしなくてはいけません。
対象は観光・短期商用目的で90日以内アメリカに滞在する人達です。
しかし、以下に該当する人たちは、ESTAの登録が必要ない人たちです。
- 査証(ビザ)取得予定の人
- グアム査証免除プログラムを利用してグアムに渡航する方
- 北マリアナ諸島(サイパン・ロタ等)に渡航する方
- 往復陸路で入国する方
- アメリカ永住権保持者
現金
お金の持ち込み方は、大きく分けて3種類あります。どの形が良いのでしょうか。それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
現金
現金のまま持ち込みます。現地通貨に両替ができれば、いつでもどこでも使うことができます。
また、アジアの主要都市では、日本円のまま利用することもできるところもあるそうです。
しかし、日本よりも治安が悪いとされる海外において、大量の現金を持ちあるこことは、セキュリティ面において大きな不安があります。また、仮に旅先で紛失した場合は、ほぼ100%帰ってこないと思っておいた方がよいでしょう。
クレジットカード
今では日常生活だけでなく、海外旅行にも欠かせない存在となっているクレジットカード。欧米・アジアなど様々な旅行先で、日本と同様支払いを行うことができます。ですので、旅行先ごとに外貨を用意する手間を省くことができます。
また、現金だと両替しすぎて外貨が余ってしまう、なんてトラブルもありますが、クレジットカードならそのようなことはありません。
その他にも為替レート・手数料が現金の両替よりもお得な場合があったり、カードによって海外旅行傷害保険が付いて来たりするなど、様々な多くのメリットがあります。
しかし、クレジットカードにもデメリットはあります。例えば、盗難にあった後に悪用された際、現金の時よりも被害額が大きくなる可能性があります。また、悪質な店で利用した場合、スキミングなどの危険も考えられます。
しかし、盗難後にすぐカード会社に連絡したらすぐに止めてくれたり、利用明細を確認したうえで異議申し立てを行えば保障してくれるなど、対策を取ることも可能です。
その他、国や地域によっては、そのクレジットカードが使えない所も存在しますので、過信は注意しましょう。
トラベラーズチェック
トラベラーズチェックとは、旅行者用に発行される小切手の事で、銀行やクレジットカードで発行してもらうことで、海外での買い物に使う事ができます。
トラベラーズチェックは2か所にサインをしていないと利用できないため、悪用されにくい、安全性の高いお金です。また、紛失した際も現地で再発行が可能なほか、為替レートが現金に比べて有利な国が多いです。
しかし、アメリカのように現金同様で使えるところもあれば、一度ホテルなどで現金化してからでないと使えない国もあります。また、使用の際にサインと共にパスポートを掲示される場合があるため、パスポートを持参していなくてはいけません。
そうなってしまうと、現金とパスポートのセキュリティ面で不安を感じるかもしれません。
さらに、現金化するときに発行手数料を徴収される国も少なくありません。
個人的にベストな形は、「クレジットカードをメインにし、最小の現金を持ち、トラベラーズチェックは予備資金に」という形が良いと思います。