言葉を失う世界の絶景 死ぬまでに一度は行っておきたい所10選|トピックスファロー

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2012年10月15日
言葉を失う世界の絶景 死ぬまでに一度は行っておきたい所10選

世界中には、感動しすぎて言葉を失う程キレイな場所がたくさんあります。一人旅をする人にとって、そういう所は訪れて見たい場所の一つではないでしょうか。ここでは、そんな絶景ポイントを紹介しています。死ぬまでに1度は行っておきたい所ばかりです!

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世界の絶景は一人旅に貴重な思い出を刻みこむ

一人旅の魅力は、好きな時間に好きな所に行けることです。ツアーだと、どうしても時間が決められているので、『もう少し見ていたかったな…』と消化不良になってしまう事もあると思います。しかし、一人旅は同じ所に何時間でもいる事ができます。 

そんな一人旅の楽しみの一つに絶景巡りがあげられるでしょう。世界には特に景観が美しく、訪れる人を魅了する場所が数多くあります。
しかも中には、乗り物を何度も乗り継ぎ、何時間も歩いた末に姿を見せてくれる場所もあります。
クタクタになりながらも、その全貌を見るなら『今までの疲れが吹き飛ぶくらい』の気持ちになるでしょう。
一人旅をする人たちの目にしっかりと焼き付き、見る事ができたという達成感を与え、貴重な思い出を刻みこむでしょう。

そういう気持ちにさせてくれる世界の絶景にはどんな所があるのでしょうか?
死ぬまでに一度は行っておきたい所を厳選して10か所ピックアップしてみました。

訪れた人の誰もが言葉を失う美しい場所

ここでは、圧倒的な美しさを持ち、見る者の言葉を失わせる絶景を紹介したいと思います。
絶景の一言では言い表せない所ばかりです。

アンテロープ・キャニオン;アメリカ

アッパー・アンテロープ・キャニオン アメリカ

photo by Moondigger on wikipedia

アメリカ・アリゾナ州にある渓谷です。この渓谷は、キャニオン上流で発生した鉄砲水と風による浸食によりできた、何層もの模様を持つ砂壁が魅力的です。その中でも特に良いのが『スロットキャニオン』です。とても狭い場所ですが、上空から照らす光が一本の束のように渓谷内に降り注ぎます。特に夏場にその光景がよく見られ、神秘的なひと時と空間を作り出します。

ヘネラル・カレーラ湖;パタゴニア(アルゼンチン,チリ)

ヘネラル・カレーラ湖 マーブル・カテトフル パタゴニア

アルゼンチンとチリにまたがった湖です。ヘネラル・カレーラ湖はチリ名で、アルゼンチン名はブエノス・アイレス湖といいます。この湖の最大の特長は、湖の中央にある大理石の洞窟と、それに刻み込まれた天然のマーブル模様です。長年の湖水の浸食作用で出来上がった天然の模様です。洞窟内は湖の水の色が反射しキレイなエメラルド色になります。その為、別名『マーブル・カテトフル』とも言われています。

青の洞窟;カプリ島(イタリア)

青の洞窟 カプリ島 イタリア

photo by dr_tr on flickr

日本でも有名な青の洞窟は、断崖絶壁が続くカプリ島の周辺に位置する海食洞の一つです。
海食洞とは、陸地の隆起・沈降や波の浸食によってできた断崖絶壁の洞窟の事です。その為、ここに入るためには船で行く事なります。海の満ち引きによって天井ギリギリを通過したり、入る事ができなくなる事もありますが、一見の価値がある素晴らしい洞窟です。

プリトヴィツェ湖群国立公園;クロアチア

プリトヴィツェ湖群国立公園 クロアチア

photo on wikipedia

総面積192平方キロメートル内に、大小16個の湖が滝で結ばれた景観が美しい国立公園です。山間部から流れ出る水が階段状になった地形を通過するため、多くの湖ができた公園です。
その独特な地形ゆえにユネスコの世界遺産にも登録されました。

ヴィクトリアの滝;ジンバブエ,ザンビア

ヴィクトリアの滝 世界遺産 アフリカ

photo by Zest-pkr on flickr

ジンバブエとザンビアの国境にまたがる『ヴィクトリアの滝』は、世界最大級の規模を誇る滝です。
アメリカとカナダにまたがるナイアガラの滝よりもはるかに大きい滝です。
この滝の魅力は夜にあります。といっても、毎日ではありません。満月の前後三日間が特に良いです。というのは、とても珍しい『夜の虹(ムーンレインボー)』が見られるからです。滝から上がる水しぶきに月光があたり何本も出現する虹は、日中に出現する虹と全く違った表情を見せてくれます。一ヶ月に一度見られるか見られないかの物ですが、アフリカに行った際には訪れたい所です。

リッフェル湖(リッフェルゼー);スイス

リッフェル湖 リッフェルゼー スイス

photo by robanhk on flickr

『ゴルナーグラード』へ登っていく途中にある、標高2,757メートルに位置する山上湖です。この湖が絶景の一つに選ばれている理由は湖の映る『逆さマッターホルン』です。“アルプスの角”とも呼ばれているマッターホルンが、湖面に逆さまに映る所はここしかありません。特に美しい時間は『アルプスの栄光』と呼ばれる、マッターホルンが朝日に照らされ赤く染まる時間帯です。朝焼けの中、湖面に映る赤く染まったマッターホルンは幻想的です。

ヒエラポリス・パムッカレ;トルコ

ヒエラポリス・パムッカレ 世界遺産 トルコ

photo by Wolfgangbeyer on wikipedia

ヒエラポリス・パムッカレもユネスコ世界遺産に登録されている所です。ここは『石灰華段丘』とよばれる丘陵地で、その一つ一つに地熱で温められた温泉が湧いている世界でも珍しい場所です。石灰の丘陵地なので、温泉に石灰が溶けだし白い温泉が至る所に見られます。

ロライマ山;ギアナ高地(ベネスエラ,ブラジル,ガイアナ)

ロライマ山 テーブルマウンテン ギアナ高地

photo by slash__ on flickr

三つの国境にまたがるテーブルマウンテンです。テーブルマウンテンとは頂上が平坦になった台形状の山の事です。このロライマ山の山頂には三つの国境が交差するポイント(『トリプルポイント』)や、一面水晶だらけの『クリスタルバレー』といった場所があります。また、山頂から下に見る雲海がとても綺麗で幻想的な世界を作り上げます。
※世界で最大の落差を誇る『エンジェルフォール』という滝も、このギアナ高地にあります。

ウユニ塩湖;アルティプラーノ(ボリビア)

ウユニ塩湖 アルティプラーノ ボリビア

photo by Chechevere on wikipedia

世界で最も美しいと言っても過言ではない湖です。標高3,700mとかなり高い所にあり、総面積が約12,000平方キロメートルという壮大なスケールの湖です(大きさは四国の半分くらい)。
塩湖と言われているように、ここは塩の湖で水がありません。
しかし、この湖は年に何度かとても美しい表情を見せてくれます。それは雨季の後の晴れた日です。
ほんの数時間しかありませんが、雨水が湖全体に冠水し、波一つ立たないため空をそのまま映し出します。その光景ゆえに『天空の鏡』と呼ばれています。その姿はまさに圧巻です。

トロルの舌;オッダ(ノルウェー)

トロルの舌 Trolltunga ノルウェー

photo by TerjeN on wikipedia

高所恐怖症の方は近づけない程の断崖絶壁です。というよりも、この部分だけ突き出ています。
その形から『舌』と言われています。しかし、ここから見るパノラマはワールドクラスそのもの。一度行ったら世界観が変わるかも知れません。

著者:渡辺芳樹

企画やWEBサイト製作までも手掛ける、ライターもどき
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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。