レンタカーや体力の心配無用!気軽に行けるハワイのハイキングコース|トピックスファロー

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2015年7月29日
レンタカーや体力の心配無用!気軽に行けるハワイのハイキングコース

ハワイで楽しむハイキングは爽快。でも、現地までのレンタカーの運転や体力に不安を持って、なかなか踏み出せない人も多いはず。片道40分程度、さらに公共の交通機関で行けるという視点で選んだ、初心者にも優しいハイキングコースを写真と共に紹介します。

コラムニスト・旅行作家
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ハワイで楽しむハイキングは爽快

さまざまな地形が広がるハワイ。ワイキキを少し離れるだけで、豊かな自然に触れあうことができます。自然の中をゆっくり歩けば、今まで知らなかったハワイを発見できるでしょう。

色とりどりの植物や心地よい南国の風に身を包まれて、癒しの効果を得ることもできます。 ハイキング1

レンタカーが無くても行けるハイキングコースは意外と多い

東京に住んでいる私は「ハイキング」といえば高尾山や箱根の山々を思い浮かべます。もちろん、交通手段は鉄道。気軽にハイキングに行けるので、週末に仲間と訪れることがあります。

しかし、ハワイには鉄道がありません。ハイキングに行くためには必然的に車を使わなければならず、ガイドブックを開くとレンタカーが必須と案内されています。

日本とハワイでは交通ルールも異なりますし、慣れない場所でのレンタカーには不安を感じてしまいます。そういった点から敷居を高く感じてしまい、ハイキングの一歩を踏み出せない人も多いのではないでしょうか。

しかし、実際には車が無くても楽しめる場所は少なくありません。

例えば「The BUS」と呼ばれる公共のバスや、各旅行会社が運行する「トロリー」と呼ばれるシャトルバスに限定して考えるだけでも数箇所のハイキングスポットを訪れることが可能です。その中から初心者向きのコースを3箇所、紹介します。

ダイヤモンドヘッド・トレイル

ハイキング2

コースの特徴

ハワイに関するガイドブックやツアーのパンフレットで必ず登場する、ハワイのシンボル「ダイヤモンドヘッド」を登るコースです。頂上からは賑やかなワイキキや、ハワイ随一の高級住宅街カハラなど、オアフ島を代表するスポットを見下ろすことができます。

道は頂上まで歩きやすく整備されています。コース上にはあちこちに展望台が配置されており、景色を楽しみながら歩くことが出来ます。登山口から頂上までは1.5km、時間にして30分弱です。中盤に階段が続く場所がありますが、全体的に傾斜はゆるやかで歩きやすいです。

登山口にはトイレや売店が設けられていて、賑やかな雰囲気。訪れる人は老若男女、そして国籍もさまざまです。

アクセス

公共のバスに加え、H.I.S.やJTB、そしてJALパックの「トロリー」を利用することができます。

便利なのは登山口の目の前まで乗り入れているトロリー。公共のバスは観光の拠点であるアラモアナ・ショッピングセンターを発着する9番系統で26分ほど。停留所と登山口は10分ほど離れています。なお、入山料は1ドルです。(2015年現在)

マノアフォール・トレイル

ハイキング3

コースの特徴

ハワイの雄大な自然や植物をダイレクトに肌で感じられる、熱帯雨林の中を歩くコースです。熱帯の大きな樹木や鮮やかな花に覆われた道を進むと、終点に神秘的な滝つぼがあります。陽の射しかたによって滝に虹が出ることもあり、見ることが出来ればラッキーです。

豊かな植生は、まるでアマゾンのジャングルにいるかのような錯覚を覚えるほど。人気テレビドラマ「LOST」や映画「ジュラシックパーク」のロケ地にも選ばれました。

このエリアは雨量が多く、年間降水量はワイキキの20倍もあるのだとか。道がぬかるんでいることが多いので、滑りにくい靴を用意して行くと良いでしょう。

スタート地点から終点の滝つぼまでは約30分の所要時間でした。距離は1.3kmほど。道は整備されていて、特に危険な場所はありません。

アクセス

「The BUS」の25番系統がマノアフォールへ向かっています。アラモアナ・ショッピングセンターを起点とし、マノア地区をぐるっと回って戻ってくる経路で走ります。15分ほど住宅地の間を揺られ、終点の「マノア・ヴァレー」停留所が最寄りです。

ココヘッド・トレイル

ハイキング4

コースの特徴

トロッコの廃線跡がコースとして活用されている、ユニークなハイキングコースです。枕木を階段代わりとして登ります。比較的登りやすいですが、傾斜が急で、上の2コースよりも難易度が上がります。

果てしなく続く一直線の線路に心が折れそうになりますが、時々振り返れば素晴らしい景色が励ましてくれます。序盤はシュノーケリングで有名なハナウマ湾やハワイカイと呼ばれる住宅地を眼下に望みます。標高が上がるにつれて、ダイヤモンドヘッドやワイキキまで視界に入ってきます。

汗をかきながら頂上へたどり着くと、360度をぐるりと見渡せる開放的な展望と太平洋からやってくる心地よい風が私たちを迎えてくれます。

亜熱帯の風に身を包まれながら、ハワイアン・ブルーの海を眼下に眺めれば、言葉では表せないほどの達成感です!

一箇所、とても危険な場所があるので要注意。序盤に線路が鉄橋になっている場所があり、線路の下は吹き抜けになっています!足を滑らしてコースから落ちないように気をつけてください。

頂上までの所要時間は速い人で20分台、ゆっくり歩けば60分程度です。スタートからゴールまで階段が続いているので、時間はまちまちです。頂上で聞いたところ、多くの方は40分程度で上がってきたとのことでした。

アクセス

「The BUS」の22番・23番系統の「ハナウマベイ」停留所で下車します。案内看板に従って10分ほど歩けば登山口の麓に到着します。いずれもアラモアナ・ショッピングセンターを発着します。

ハワイでハイキングをする際に気をつけたい3つのこと

(安全面)1人では山に入らない

ホテルやショッピングモールが立ち並ぶワイキキ地区では日本人が多く、しかもお店ではある程度の日本語が通じます。日本の延長線上という錯覚を覚え、安全だと思い込んでしまいがちです。

しかし、実はあまり良くないハワイの治安。注意が必要です。特に、1人でハイキングコースに入ることは危険です。ハワイ州では強盗や恐喝、そして女性を狙った事件が多く発生しています。

2012年に起こった犯罪件数を日本と比較すると、殺人事件は1.9倍、女性を狙った強姦事件は約20.6倍、そして強盗事件は約28.2倍だったそうです(外務省の統計資料より)。

登山客が多いダイヤモンドヘッドにおいても1人での行動は禁物。日本とは違うということを忘れずに、ハイキングに臨みましょう。

(服装)長袖・長ズボンがお勧め

上に挙げた3つのハイキングコースはいずれも低い山で、最も高いココヘッド山で標高370mです。気温は平地部やビーチと変わりません。

寒さへの対策は必要ありませんが、熱中症の予防と怪我を防ぐという点から、通気性の良い長袖・長ズボンをお勧めします。

ダイヤモンドヘッド・トレイルおよび、ココヘッド・トレイルは岩場が中心のハイキングコースです。日差しを遮る草木はあまり生えていません。また、海からの風が吹いているので乾燥しており、水分を失ってしまいがちです。熱中症になってしまい、コース上でぐったりとしている方を何度か見かけたことがあります。

さらに、岩場が多い場所で足を滑らせてしまえば身体の露出している部分は直接、岩や地面と擦れることになってしまいます。長袖・長ズボンという格好なら、万が一転んでしまっても衣服が怪我から身を守ってくれます。

一方、熱帯雨林の中を歩くマノアフォール・トレイルはコースの特徴から、虫が飛んでいることが多いです。蚊やアブなどの刺す虫から身を守るためにも、肌の露出は控えめにすることをお勧めします。

いずれの場所も、道が整備されているところなので特別な靴は必要ありません。慣れているスニーカーを履いていけば大丈夫です。ハワイの土は赤土が多く、湿ると滑りやすいため、サンダルは避けたほうが良いです。

(持ち物)最低限、水は必要です

一番大切な持ち物は飲み物。水です。次に、非常食としてシリアルバーやチョコレートのような、簡単な食料。日本では山々の頂上に休憩処があることが多いため、初めてハイキングに行った時、その感覚で「折り返し地点で買えば・・・」と手ぶらで挑んだのですが、それが大失敗!

頂上には蕎麦やビールが食べられるような休憩処はおろか、キンキンに冷えたコーラを売っている自販機もありませんでした。ハワイではこれが普通だそうです。

乾ききった喉を潤すことも出来ず、土埃を浴びながらとぼとぼと下山したという残念な思い出があります。

水は喉を潤すという目的だけでなく、非常時にも役立ちます。熱中症になってしまった時に頭から水をかぶってクールダウン。怪我を負ってしまった時には、傷口を流して消毒することもできます。忘れずにリュックサックに入れておきましょう。

その他、小腹を満たせる簡単な食料や汗を拭くタオル、万が一の場合に連絡ができる携帯電話があれば便利です。

著者:ジェイ桜井

コラムニスト・旅行作家
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国内の旅行会社で勤務していました。現在は独立し、旅行作家として活動しています。
独自の視点で集めた旅行の素晴らしさ、醍醐味、そして感動をノーフィルターで皆様に届けます。ハワイに関するサイトも運営しております。