いくらかかるかは、ケース・バイ・ケースですが…
嬉し楽しい二人きりの新婚旅行。テレビで見た憧れの観光名所を巡ったり、真っ青な海が見える豪華なホテルに泊まったり。ワクワクしますが、旅行前にクリアしておかなくてはならない現実問題があります。それは旅行にかかる費用の計画をしっかり立てておくこと。
新婚旅行でかかる費用は、どの国・地域に行くか、何泊の旅をするか等によって、大きく変わってきます。
日本から遠く物価の高い国に長期滞在するのであれば、当然出費はかなり高額なものとなるでしょう。
反対に国内の近場で済ませようと思ったら、荷物さえ準備すれば今日明日にでも即出発できます。
総額でいくらかかるかは、ケース・バイ・ケースです。どんな旅行プランを望むのか、その内容によりますので、一概にこの金額が相場と言うことはできません。しかし、初めて二人で慣れない場所に行くのですから、せめて目安くらいは知っておきたいですよね。
目安とはつまり、他の新婚カップル達は一体どれくらいかけているのかということ。
これを知るだけでも、かなり参考になると思います。
55万円前後が目安金額と考えよう
ゼクシィという結婚情報誌をご存じですよね?
そのゼクシィの調査・特集によると、新婚旅行費用の平均額は2007~2011年で55万円前後という結果でした。年によって数値が大きく違うというようなことはなく、いずれの年も50万円代となっています。
またこれもゼクシィの調査・特集によるものですが、女性の年齢が若いほど旅行費用が安いという結果が出ています。具体的には、24歳以下では46万円、25~29歳では55万円、30歳以上では59万円です(小数点以下第1位を切り捨てた結果です)。
生活水準や職種などにもよりますが、一般的に考えると若い方はたいてい収入が少ないものです。
反対にある程度高齢になると収入も増え、それに伴って貯金も増加します。収入や貯金が多いと海外や豪華ホテルなど、リッチな旅がしたいという欲が出てくるもの。
断言はできませんが、このような各年代の金銭事情や心理が結果に反映されたと考えられます。
リストアップ&シミュレーションで見積もりしよう
旅行前は、必ず発生し得る費用の見積もりを計算しておくのがセオリーというもの。
どんな場面でお金を使うかを考えて、リストアップしながら行うと上手くいきます。
代表的な項目を挙げるならば、ホテル代・交通費・食事代・お土産代といったところでしょうか。
『1日目はタクシーorバスに乗って、あの観光名所まで向かって、そこで食事して…』といった具合に具体的なシミュレーションをしてみると、更に見積もりしやすくなります。
見積もりの結果を見てみると、おそらく殆どの人は想像していたより高い!と感じるはず。
しかし無理に旅行の質を落とすのは危険です。安いホテルにチェンジしたり、旅行先を海外から国内に変えたりetc。これではせっかくのムードが台無し、二人の仲に亀裂が入る恐れがあるからです。
せっかくの新婚旅行なのですから、我慢よりも上手に節約する方法を考えましょう。
どの部分を削るかはアイディア次第ですが、もし思いつかなければこんな節約方法を参考にしてください。また節約とはちょっと違いますが、こんなお金を旅行費用にまわすこともできます。(例外も紹介)
金銭問題が理由でケンカして、険悪なムードになるカップルは案外多いものです。
そんな失敗のないように、必ず旅行費用については二人で入念に話し合いましょう。
旅行費用を節約する方法
- マイレージを使って、航空券をタダで手に入れる
- ホテル代や交通費が安くなるオフシーズンに行く
- 宿泊施設とJRがセットのプランを利用する
- ツアーを利用する
- ネットでホテル予約する(カップル向けの安いプランがたくさんあります)
- フォトウエディングで結婚式と新婚旅行を同時に叶える
旅行費用にまわせるお金
- ご祝儀を旅行費用にあてる
- 両親・祖父母にお餞別をもらう
- 宝くじを買う