世界の偉人たちも実践している【瞑想】の驚くべき効果/やり方|トピックスファロー

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2013年4月10日
世界の偉人たちも実践している【瞑想】の驚くべき効果/やり方

ストレスを感じるほどに溜め込むと、イライラが収まらないくらい神経が高ぶってしまうもの。神経をストレスから守るためには、心を休めてリラックスする事が大事なのです。心を落ち着かせ、神経を休めるため方法としてアメリカのエグゼクティブに人気がある瞑想について解説していきます。

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静かに自分を見つめ直す瞑想でストレスを取り去る

社会人

社会人として働いていると、ストレスの溜まり方は成績のアップダウンに一喜一憂していた学生時代の比ではないことに気づかされます。

社会人として働く事は、学生のように成績を上げる事だけでなく新しい企画の立案や仕事の効率化を図るためのアイデアの提出など、多くの事が求められるようになるからです。

そして、業種によっては対人関係の調整も求められるため、完璧な社会人であろうとすればするほどストレスはどんどんと蓄積されていくことになるのです。

ストレスの根本は自分の中にある

ストレスを感じさせる物事・人物などのストレス源を「ストレッサー」といいますが、ストレッサーは人によって異なってくるものです。
例えば、「成果は全て自分の物、失敗は全て部下のせい」という上司が居たとします。その上司の言動一つ一つに多大なストレスを感じてしまう人もいれば、柳に風と受け流してしまう人もいるでしょう。

このように、「ストレスを感じる」という反応は自分の感性や考え方によって左右されるもので、見方を変えればストレスを感じにくくなることは十分にあるのです。

瞑想で自分の内面を見つめ直す

自分の考え方・見方を変えればストレスを感じにくくなる、とは言っても一朝一夕で変わるものなら誰もストレスには悩まされないものです。自分の考え方・見方を変えるには自分の内面に深く潜り込んで、自分を苦しめているものと向き合う作業が必要になるのです。

その為に役立つのが瞑想です。瞑想とは「意識を集中させながら考えを無にする」事で自己の見つめ直しやより大きな視点から物事を見る事が出来るようになる訓練を行う方法です。

日本では禅宗における座禅のイメージが強いですが、アメリカではいわゆるヤングエグゼクティブといわれるような立志伝中の人物が瞑想を実践しているくらいです。スティーブ・ジョブズやビートルズなどが瞑想の実践者であったことは有名な話です。

すごすぎる瞑想の効果

瞑想を正しく行う事は、脳をリラックス状態に置くことに繋がります。リラックス状態になった脳はα波が現れ、ストレスを緩和するβエンドルフィンが分泌されやすくなります。
これだけでも日々のストレスの緩和に大きな効果があるのですが、瞑想の効能はその程度ではありません。

宇宙

深い瞑想状態を維持している内に、意識が拡張されて自分自身という狭い視点から解き放たれ宇宙と一体になったような感覚を覚えるようになります。

この状態に入ると、ストレスを感じるほどに悩まされていた物事に対して「なんてちっぽけなことに悩んでいたのだろう」とさえ感じるようになります。

また、瞑想は苦境を突破する斬新なアイデアを生み出すことにも効果を発揮します。
アイデアというものはウンウン唸って頭からひねり出すこともあれば、ふとした瞬間に走る稲妻のような閃きから生まれることもあります。
瞑想から得られるアイデアは後者の部類に入ります。なぜ瞑想をするとアイデアが生まれるのかというと、瞑想に集中する事で潜在意識が表に出やすくなる為といえます。

このように、瞑想を行う事はストレスの解消だけでなく仕事の上でも大いにメリットがあるのです。

瞑想を始めるにあたってのポイント

瞑想には、テレビでよく見る座禅のように「足をしっかりと組んで心を無に出来ないと警策で叩かれる」というイメージがあります。
しかし、本来の瞑想とはそんなに堅苦しいものではなく、静かに心を落ち着かせるだけでも十分なのです。

しかし、瞑想中に考え事をしていると頭の中はいつまでもリラックスできない状態になってしまうので何かに集中して考えないようにするのが大事です。
一番手っ取り早いのは、自分の心臓の鼓動や呼吸に意識を集中させる事です。
心が無になるよう意識を集中しても自然と雑念が次々に沸いてくるだけですが、呼吸などの単調なリズムに意識を向けていると自然に頭が真っ白になっていくのです。

また、瞑想をするときは自分にとって楽な姿勢になるようにするのが一番です。
座禅をしっかり組もうが、胡坐をかこうか、正座しようが、椅子に座ろうが自由にやってもらって構わないのです。
ただし、背筋はまっすぐになるようにしなければなりません。
手が自由だと意識が乱れがちになるので手は腰のあたりに置くか、へそのあたりで組んでおきましょう。

著者:渡辺芳樹

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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。