調理時間を時短する【超手軽】冷凍技術。忙しくても料理はできる|トピックスファロー

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2012年10月2日
調理時間を時短する【超手軽】冷凍技術。忙しくても料理はできる

忙しくてもちゃんと料理を作りたい人必見!調理時間を徹底して短縮するために生まれた(?)冷凍保存術。帰宅した瞬間パパッと時短調理が可能、しかも調理後の片づけも簡単です。ずぼらさんも今日からはデキる主婦へと大変身しちゃいます☆

WEBライター。頭もお腹も柔らかくをモットーにしてます
  

素材を簡単下処理→冷凍で毎日の調理時間の大幅短縮が可能に!

購入した食材は、その日のうちに小分けにして冷凍保存しておくのが時短調理の基本です。
毎日の調理時に必要な分だけ取り出せるだけではなく、カットや下味・下ゆで等の下処理をあらかじめまとめてやってあるため思った以上に便利です。
さらに、冷凍保存は生鮮食品の傷みを防いでくれるので使い切れなかった食材を腐らせてしまう等の無駄が激減しますよ。

素材冷凍の基本

食品を冷凍保存する基本は、ラップ+フリージング袋。
中身が一目で確認できるかどうかも冷凍保存ワザとして大切ですが、フリージング袋を使用するとそれぞれの食材の大きさや形が揃うように整えて保管しやすくなるメリットもあります。

アルミホイルは熱伝導が良くすばやく冷凍するためには良いのですが、不透明なので複数の食材を冷凍管理するには向かないかも知れません。
忘れっぽい人は特に冷凍保存しようとしているものをアルミホイルでくるんでしまうと食品から中身不明の物体に成り下がります。

しかし、素材を上手に冷凍するコツは冷凍スピードを速くすることでもあるので、アルミホイルはぜひ活用したいところ。
フリーザーの庫内にアルミホイルを張り巡らしてもOKですが、面倒な人は完全冷凍されるまでは金属製のバットに食材を並べておくのもおすすめです。

冷蔵庫の場合、食材の詰めこみ過ぎは冷気の循環を悪くするため、節電にも冷蔵庫にも食材にも良くありません。
しかし、冷凍庫はその反対で、凍った食材同士がお互いを冷やしあっているのでスカスカよりはキチキチに詰めたほうが冷凍庫内の温度が安定し、節電対策にもなります。

肉・魚などの解凍の基本

冷凍した食材は、冷蔵庫に移し入れて自然解凍が基本となります。
解凍する食材の大きさにもよりますが解凍されるまで時間がかかるため、例えば夕食時に使う場合は朝や前の晩に冷凍庫から出し冷蔵しておくとよいでしょう。。
ひき肉は凍ったままの調理もOKです。

買い物に行ったら冷凍しよう!

ひき肉(生)
少量ずつ小分けにしてラップにとり薄く延ばして形を四角く整え包んで冷凍。
ひき肉(そぼろ)
塩、こしょうで薄く下味をふったひき肉をほぐしながら炒める。
キッチンペーパーで余計な油分を拭き取り、完全に冷ましてからフリージング袋へ入れて空気を抜き保存。
鶏肉
ペーパータオルで表面の水気を拭き取り、形を整えながら平たくラップで包んでフリージング袋へ入れて冷凍。
万能ねぎ
青ネギ
薬味のネギ
お味噌汁や煮物にさっとかけるだけで彩をプラスする万能ねぎの小口切りはいつもあるととても便利です。
万能ねぎは小口切りにしキッチンペーパーで軽くもむように水気を拭き取ったら、ラップを敷いたバットに広げて約1時間陰干し。
軽く乾いたら冷凍庫へそのまま入れて1時間ほど冷凍し、フリーザー袋か冷凍可能な中身の見える保存容器へ移し、冷凍しておく。
冷凍万能ねぎの小口切りは、凍ったまま出来上がったお料理に使います。
平さやいんげん
平さやいんげんは斜めに細切りにし、フリーザー袋へ入れ冷凍保存。
使う分量をサッと水洗いしてから加熱調理します。
小松菜
水洗いして水気を切ってから適当な大きさにカット、フリージング袋へ入れ冷凍。
しいたけ
軽く汚れを拭き取り、石づきを取って使う大きさ・形にカット(石づきを取っただけでもOK)、フリージング袋に入れ冷凍保存。
シメジ
しいたけ同様に汚れを軽く拭き取り、石づきを取って適度に手でほぐしフリージング袋へ入れ冷凍保存。
キノコ類は凍ったまま調理に使えます。
ご飯
ご飯は、まとめ炊き&小分け冷凍が基本です。
炊きあがったご飯は、熱いうちにラップにとり軽くほぐすように平らにし、四角く形を整えるように包む。
フリージング袋へ数個ずつ入れ空気を抜き、完全に冷めてから冷凍保存。
パスタ
パスタはかために茹で、茹であがったらオリーブオイルを和えてフリージング袋へ小分けし、空気を抜いて冷凍保存。
食パン
ちょっと意外な食パンの冷凍ですが、普通に保存しておくより断然おすすめ。
食べきれない食パンはラップやフリージング袋に分けて冷凍。
凍ったままトースターで加熱すると、外はカリッと中はしっとり、やめられません。

毎日のお料理の手間を徹底的に省くことだけ考えてみた

みじん切りはハンディブレンダーが便利

フードプロセッサーも一台あればみじん切りやペーストなどに重宝しますが、後片付けの手軽さも考えると普段使いはやっぱりハンディブレンダー。
少し高くついても機能重視で購入するとGOOD◎

電子レンジ、オーブンレンジをフル活用

煮物やスープ、カレーを作るとき、人参やジャガイモなどの火が通りにくい素材は小さくカットして電子レンジで軽く火を通してから投入すると、火が通りやすく時間短縮

キッチンばさみ活用

葉物野菜などの簡単なものだけをカットする場合は、キッチンばさみを使うとまな板と包丁を出さずに済みます。

柔らかくなるまで煮るものは圧力なべにかける

圧力鍋は時短生活の強い味方。
じっくり時間をかけてコトコト煮込む料理の大半が10~20分以内の加熱で済んでしまいます。
煮物やカレー・スープ用にあると便利な圧力鍋は重たいので、あまり大きなサイズだと洗うときや片付けるときにわずらわしく感じることもあるため、比較的扱いやすい小さ目サイズの圧力鍋も重宝します。

著者:加賀原まこ

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