京都名物を味わおう!
古都・京都では、その長い歴史と共に数多くの名物が誕生しました。
色とりどりの「京料理」や「おばんざい」の他にも、美味しい名物料理が盛りだくさん!
ここでは、“湯豆腐”や“にしんそば”などの京都名物を紹介していきたいと思います。
京都に行く機会があれば、その土地ならではの味を思い存分堪能してくださいね!
湯豆腐
京都に行ったら、まず湯豆腐でしょ!という人も多いはず。
古くから美味しい水と大豆が豊富にあった京都では、お寺で出す精進料理にも豆腐がよく使われていました。
そのため、お店のメニューに湯豆腐を出すところが多く、京都名物の1つになっているのです。
湯豆腐というとてもシンプルな料理だけで、大豆の素朴な味がダイレクトに伝わってきます!
口の中に広がる豆腐のやさしい甘さとともに、ふわっとした滑らかな食感をお楽しみください♪
多くはコース料理になっていて、湯豆腐以外にも湯葉を含めた様々な豆腐料理が食べられます。
鶏の水炊き
数々の鍋料理を楽しめる京都で、多くの人に愛されているのが鶏の水炊きなのではないでしょうか。
昔から鶏肉が沢山食べられてきたことから、美味しい水炊きを味わえる老舗が多いのです。
鶏の水炊きは、寒い季節にはピッタリの料理ですね!
あっさり味の白濁スープには鶏ガラエキスがたっぷりで、旨みもたっぷり♪
そこで煮込まれる鶏肉は、ほろほろと軟らかく、何とも言えないやさしい味わいです。
一度食べたら、絶対に二度三度と食べたくなること間違いなし!
鶏肉好きにはたまりません!
にしんそば
京都は海から遠いこともあってか、昔から、保存の利くニシンやタラなどの魚が毎日の食卓によくのぼってきました。
祇園の蕎麦屋さんで、ニシンの甘露煮を蕎麦の具に使ったことが始まりと言われています。
今や全国区の料理になりました!
ニシンの身をほぐしながら、そばつゆに浸して、蕎麦と一緒に食べてくださいね。
素朴な味わいがクセになる逸品です!
鯖寿司
冬が旬の魚といえば、鯖ですよね!
けれど、京都の人たちは夏に行われる祇園祭のときに、鯖寿司を食べます。
海が遠い京都には、昔、福井から塩をふった鯖が運ばれてきましたが、そうしてそれが寿司ネタへと変わっていったんだとか…。
鯖の旨みが凝縮した濃い味と、滑らかな舌触りが絶品!いにしえの鯖街道に思いをはせつつ、伝統の味を堪能してください。
お土産にも喜ばれる京都名物の1つですね♪
いもぼう
いもぼう・・・聞き慣れないなぁーという人も多いでしょう。
これも京都名物の1つで、京野菜の「えび芋」を棒ダラと一緒に煮込んだ料理です。
昔からお正月になると決まって「いもぼう」を作り、家族や親戚みんなで食べます。
ダシがよく染み込んだえび芋は甘くて、コクがあるのが特徴。
見た目はちょっと濃いような感じもしますが、京料理らしく薄味で、どんどん食べられちゃいます!
白いご飯にもよく合いますよ♪ 。