本当のところ社会人は時間が無いのか?
これを読んでいるあなたは社会人ですか?だとしたら、毎日の生活で時間に追いまくられて大変だと思います。朝は眠い目をこすって起きて、いそいそと会社に行く準備をし、会社ではがんばって仕事し、夜は帰ってきてニュースのチェックをして寝る・・・。だから、勉強している隙などあるわけがない!という生活を送っている人も多いのではないでしょうか。
つまり、基本的に「社会人には時間がない」のです。私のように、フリーランスで仕事をしている人間なら多少時間の融通は利きますが、会社勤めで時間を拘束されている人には、ゆとりの時間などないのです。
でも、そういった中でも、「キャリアアップのために資格を取りたい」と考える社会人の皆さん、上から目線で失礼ですが「見上げた根性」です。
いやいや、そういう心意気はすばらしいと思います。しかし、社会人が資格を取るに当たって考えなくてはいけないテーマがここで出てきます。それは「時間の活用法」です。
しつこいようですが、社会人には時間がありません。時間をどうやって使うかによって、資格をとれるかとれないかが決まる、といっても過言ではないのです。
時間が無いなりに工夫はできないか?
でも、「時間がないから資格を取るのをやめる」では、何の発展性もありません。このコラムも書くネタが尽きてしまいます(笑)。では、時間がないなりに工夫はできないかどうかを考えてみましょう。
そこで、時間を効率的に使うために、やったほうがいいことをいろいろと考えてみました。ご自分の勉強法に取り入れることができることがあれば、ぜひ取り入れて実践してみてください。必ずやお力になれると思います。これは勉強を効率的に行うためのポイントでもあるのです。
1. 自分にあった勉強法をいち早く見つける
書店に行くと、ビジネス書のコーナーにたくさん勉強法の本が並んでいると思います。立ち読みをしていると、本によっては「これで合格できるのか?」と思わされる内容の本もあるかもしれません。しかし、1冊くらいは「これなら自分にもできそうかも」と思える本があるはずです。
そういう本が見つかったら、買ってみてまずは読んでみましょう。自分の勉強に取り入れることができるエッセンスが必ずあるはずです。そういうエッセンスにいち早く出会うことができれば、合格はかなり近いものとなります。
2. 合格体験記を読む
一部の資格には、合格体験記が出版されていることがあります。それを読んで、「成功した人はどんな勉強法をしていたのか?」ということを考えてみるのも勉強法を考える上で必要なことです。ここで、注意して欲しいのが、自分は社会人なのに、学生の人の合格体験記を参考にしてもあまり意味がありません。そもそも生活パターンが違うのですから。もし、周囲に目指す資格に合格した人がいるなら、その人を紹介してもらってどんな勉強法をとったのか、合格への心構えは何か、ということについて聞いてみるのも一つの手段かもしれません。
3. 厚いテキストは使わない
皆さんは厚いテキストを見て、どう思いますか?「これ、勉強するの嫌だな・・・やる気しないな・・・」と思いますよね。資格によっては厚いテキストを使うのも仕方がないかもしれません。しかし、選択肢があるなら、できる限り薄いテキストを使うことを考えましょう。4. 音声学習も考える
最近は便利なもので、MP3の普及により、「オーディオブック」というものが一般的になりました。テキストの内容を音声で吹き込んであるものです。音声ならば、通勤電車の中でも時間を作って聴くことができます。これを有効活用しない手はありません。オーディオブックになっていない場合でも、音声学習はあります。それは、ボイスレコーダーを使うことです。音声を吹き込んでそれを聞くことは十分に効果があります。また、読み上げることで頭に入る、というメリットもあります。