看護師が働きながら転活するなら専門の求人サイトが間違いない|トピックスファロー

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2012年4月13日
看護師が働きながら転活するなら専門の求人サイトが間違いない

人気の職業であると同時に離職率の高い職業でもある看護師。離職率が高いことは求人が多いことにもつながります。看護師が転活するうえで、大量の求人情報の中から自分の求めるものを見つけるためには転職支援サービスを利用するのがベストです。

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看護師は離職率が高い職業

人の役に立つことができ、求人が多く、給与も高いイメージの看護師はとても人気のある職業です。

しかし、患者として外から見る「看護師さん」と実際に自分が働いてみてわかる「看護師さん」との間に大きなギャップを感じ、辞めてしまう人も多いようです。

日本看護協会の調査によると、全国の病院8774施設において、常勤看護職員の離職率は11.2%、新卒看護職員の離職率は8.6%だったそうです(2010年 病院における看護職員需給状況調査より)。これはとても高い数字で、看護師は離職率が高い職業として知られています。

たしかに、病院にて入院治療し、退院後何年か経ってその病院に行くと知っている看護師さんがほとんどいないなあということが筆者もあったような気がします。もちろん異動で別の科に移っている方がほとんどですが離職された方も多かったようです。

離職率が高い理由は?

離職の理由は以下のようにいくつもあるようです。

  • 想像していたよりも激務
  • 夜勤や残業がつらい
  • 責任重大で医療ミスがこわい
  • 不規則な生活を強いられる
  • 仕事内容に見合った給料じゃない
  • 出産・育児によって
  • 家事と両立が難しい
  • 人間関係がうまくいかない などなど

看護師という仕事はとても大変なようです。でも、せっかく苦労して資格をとったのですから辞めてしまうのはもったいないですよね。離職の原因が職場にある場合、職場を変えることで解決する悩みもあるかもしれません。

手に職を持っている看護師は転職・再就職に有利

ハローワークの求人情報を調べていると、よく見るのが看護師や介護士向けの募集じゃないでしょうか?

これはそれだけ離職率が高く辞める人が多い職種であるということからそうなっているのかもしれません。しかし、求人が多いということはやはり就職や転職に有利だということも間違いありません。

大事なのは、多くの求人の中から自分に合った最適な求人を見つけだすことです。できれば、今度は離職率の低い職場を見つけられれば転職もうまくいきやすいでしょう。

潜在看護師も多い

以前は看護師として働いていたけど家庭に入り、今は看護師として働いていないという方はたくさんいます。こうした、「看護師の免許は持っているけども看護師としては働いていない人」のことを潜在看護師と呼びます。
厚生労働省による推計では、平成14年末時点において看護師・准看護師の免許を持っているが働いていない潜在看護師数は全国で約55万人(免許保持者1,766,981人 - 65歳以下の就業者数1,217,198人 = 549,783人)となっているそうです。
潜在看護師も自分の条件に合った職場を見つけることができれば働ける可能性があるため、看護師不足の今、非常に期待されている人材となっています。

求人情報豊富な看護師専門の転職支援サービス

転職活動全般で言えることですが、働きながら転職先の情報を集め、交渉していくことはとても大変です。筆者の周りにも、何年も転職したい転職したいと言いながら十分な転職活動ができないため、不満のある職場に留まっている人が多くいます。

働きながら転職先を探す場合、子育てが落ち着いて復帰したい潜在看護師、双方に必要なのは転職・再就職をサポートしてくれる「人」や「サービス」じゃないでしょうか。

転職エージェントの利用

筆者の友人は看護師じゃないため利用できませんが、看護師の場合には医療系の求人に強い看護師専門の転職支援サービスというものがあります。
このサービスでは看護師転職エージェントというスタッフが条件にあった求人を見つけてくれて、転職活動を全面的にサポートしてくれます。ちなみにエージェントというのは「代理人」という意味で、忙しいあなたに代わって転活を支援しますよ、ということになります。

看護師専門で転職支援を行っているサイトで代表的なものが下記のものです。

看護師の転職を支援する求人サイト

イースクエアで看護師の求人を探す

http://www.kangoshi-tenshoku.jp/

このサイトは全国の看護師向け求人情報を扱っていて、実績豊富なエージェントが情報収集や交渉をサポートしてくれたり転職相談にのってくれたりします。
エージェントを利用しなくても求人情報の閲覧ができるため、看護師向けの求人をエリア検索やキーワード検索、条件による絞り込み検索などで調べてみると良いでしょう。


友人にも紹介したいのですが、なにせ友人は看護師じゃないのでこのサービスは受けられません。
こんなサービスを受けられる看護師への転職をすすめてみようかとも思います。

転職は悪いことじゃない

自分に合わない職場で無理して働くことは自分自身、職場、そして患者さんにとっても良い状態ではないでしょう。
どんなにがんばってもどうにもならない場合、看護師にとって「転職」という選択が悪いことなわけがありません。そのときに看護師の転職をサポートしてくれるサービスっていうのがあったなと思い出してもらえればうれしいです。

看護師と職場のミスマッチを防ぐことができれば離職率が下がり、笑顔で働く看護師さんが増えてくれれば患者としても嬉しい限りなのです。

著者:天地佑樹

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