自分でもできるリノベーション
日曜大工という言葉は以前からありましたが、最近は不動産の中古市場の活況もあり、セルフリノベーションが浸透してきました。自分好みのテイストを選ぶことができて、かつローコストが見込める家作りで、理想の住まいを実現しましょう。セルフリノベーションその1-水回り
キッチンやバスルームも、様々な商品があります。設置が可能な型であれば、好みのものや、予算に応じた商品を選ぶことができるのです。IKEAやニトリだけでなく、ホームセンターでも販売されています。
例えばキッチンだと、システムキッチンから、レストランの厨房にありそうなスタイリッシュでシンプルなものまで。日本製のもの、海外のものなどバリエーションも豊富です。
工事費がかかってしまいますが、中古住宅を購入した際は、水回りを取り換えるだけでも全く印象が変わります。
セルフリノベーションその2-塗装
壁や外壁、水回りのタイルなど、セルフで作業できる商品は探せばたくさん出てきます。ホームセンターで探すのも良いし、ネットで見つけて注文してもいいですね。
自分たちで塗装する場合は、職人さんと違って均一な完成とはいかないかもしれませんが、かえってそれによって味が出てきます。家族で塗装にチャレンジしてみれば、自分たちの家を作ったという思い出にもなります。何より自分たちの手をかけることで、より愛着が湧くでしょう。
また、塗装を業者さんへ頼む場合は、塗料はもちろん、職人さんの人件費が掛かります。そのため、自分たちで塗装をすることは大幅なコストカットにつながるのです。どうしてもきれいに見せたい家の表側はプロに任せて、裏側や部屋の一部だけチャレンジしてみるというのもいいでしょう。
セルフリノベーションその3-家具作り
家具は間取りに合ったものを見つけてくるだけと思っていませんか?家具だって十分、自分たちで作ることができます。部屋にぴったりの寸法を考えられるだけでなく、ナチュラルテイストやアンティークテイストなど、好みの風合いに仕上げることも可能です。
DIYのワークショップもあるので、初心者の場合はこういった機会に参加すると、プロのアドバイスを受けながら安心して取り組むことができます。コツなども教えてもらえ、効率よく作成ができるでしょう。
ホームセンターでは、木材を買えるだけでなくお店によってはカットしてくれるサービスもあります。DIYアドバイザーの資格を持つ店員さんがいたら、迷わず相談してみるのをおすすめします。
家具などの大きなものを作る場合は、ホームセンターなどである程度しっかしりた工具を揃える必要があります。しかし、最近では100円均一ショップで販売されている工具もあるので、小物を作る場合などはこちらも要チェックです。
セルフリノベーションの注意事項
賃貸の場合もセルフリノベーションが可能な物権かどうか、購入の場合も配管の状況によって希望したものが設置可能かどうか、確認が必須です。契約してしまってから、イメージ通りのリノベーションが出来ないことが判明することがないように、事前にきちんと確認をしましょう。
また、慣れない作業をする場合は、十分なスペースや道具も必要になります。初めはDIY講座に参加したりと、近くにプロがいてくれる環境が安全です。
また、知人にDIYが趣味の人がいたら教えてもらったり、道具を貸してもらうのもよいでしょう。時間や手間がかかってしまいますが、余裕のある計画を立てながら、愛着の湧く家作りをしましょう!