苦手なリスニングを鍛えよう!
Photo by Matthew Jackson
英語の勉強の中でも、苦手な人が多いとされるリスニング。苦手意識を払拭して、TOEICで高点数を狙いたいですよね。
そこで今回は、TOEICのリスニングで高得点を狙うための、勉強法やテクニックについて紹介します。
テストのコツを身に付ける
どれだけ勉強しても、テストで力を発揮できないと、高得点を狙うことはできません。
テスト対策勉強もそうですが、本番でどのような作戦を取るか、どのようなスキルが必要になってくるか、がわかれば、本番での失敗・凡ミスも減りますし、テスト対策勉強にも活用することが出来ます。
テストの問題・構成を知らない
まずはどのようなテストが出るのか知っておきましょう。テスト問題については、公式サイト内のページで確認することが出来ます。
また、各リスニングパート開始前に「direction」にてパートの説明を行いますが、それを聞く時間は別の事に使いましょう。各パートについては、上記のリンクをはじめとした、ネットの情報を中心に、あらかじめ把握しておきましょう。
わからない問題に悩む
通常の問題なら考えても問題ないのですが、リスニングの場合は、次々と問題が映っていきますので、解答を考える時間はほとんどありません。
余りに考えすぎると、次の問題のリスニング部分を聞き逃したりしてしまいます。
聞き終わったら解答にすぐ書き込み、迷ったら勘頼み!くらいの勢いで、解答していきましょう。
問題文を先読みする
先ほど「directionという説明パートは聞かない」と言いましたが、その理由は、この問題の先読みです。
PART1は写真問題ですが、directionが読まれている間に写真を見て、「どんな場面の写真なんだろう」「どのような問題が出題されるのだろうか」などと考えておくとよいでしょう。
また、PART2以降は問題文・選択肢を目に通しておき、どのような言葉が書かれているのか、あらかじめ確認しておきましょう。
事前に意味が解っていると、リスニングを聞く際に、英語音声にある程度集中しやすくなります。
リスニング対策のテキスト選び
リスニングの勉強は、公式テキストを中心に進めていきましょう。
同じナレーターが喋ってくれるので、本番に近い形式で勉強できます。
なので、公式テキストを解き、物足りなくなったり、気分転換で勉強したいという気持ちになったら、他のテキストを利用すると良いでしょう。
発音を学び、正しい発音に近いスキルを身に付ける事は、同時にリスニング力強化にも繋がります。
リスニング力を鍛えるプロセスには、まずは「発音を聞き取ることができる」様になる必要があるのです。
DVD付きの参考書を参考に、発音の練習をしてみましょう。おすすめの参考書は、「英語耳」や「英語の発音がよくなる本」などがあげられます
ディクテーションでリスニングを鍛えよう
ディクテーションとは、CDやDVDなどで発音された英語を、紙に書き出したりPCにタイピングしていく勉強法です。
ディクテーションは、ある程度の英語レベルを持っていないと大変な勉強方法ですが、ディクテーションすることによって、リスニング力の向上や、聞き取れない単語探しに役立たせることが出来ます。
ちなみに、似たようなものとして「シャドーイング」というものがありますが、あちらは音読に合わせて発音していく練習法です。こちらも合わせて勉強していくと良いでしょう。
オススメ勉強サイト
TOEICデイリーミニテスト – 英語学習 – Yahoo!学習
毎日1問ずつ追加されている、TOEIC向けデイリーミニテストです。
リスニングだけでなく、リーディングの問題も掲載しています。
Randall’s ESL Cyber Listening Lab
ESL(英語を母国語としない人)の学生を対象としたサイトで、リスニング素材が大量にあります。
難易度も”Easy”から”Very Difficult”まで4段階あり、初級者から上級者まで利用できます。
アメリカや英語圏のみならず、世界中の国の人の英語を聞くことが出来るサイト。
色々な国の英語が聞けるので、資格勉強だけでなく、旅行など日常の英語のリスニング練習に最適。
Phonetics: The Sounds of English and Spanish
英語・ドイツ語・スペイン語の3言語の発音時の、口の中の動き(舌の使い方など)を図解で説明しているサイト。
正しい発音を身に付けたいときの参考にしましょう。
ビデオでリスニングやスピーキングを学べるサイトです。
ビデオの種類も豊富で、エンターテイメントとしても楽しむ事ができます。