冷凍保存で食事改善
ここ数日の夜ご飯を思い出してみたところ、コンビニのお弁当か仕事帰りに何か食べて帰るかの二択。料理とかするの?と聞かれた時に毎回している答えはこれ。「一人分だとやっぱり材料も余っちゃうし逆にもったいない気がして・・・」あれが言い訳だということは自分でも気付いているし、相手にもばっちりバレているものです。でも仕事から疲れて帰ってきて毎日、しかも自分だけしか食べないご飯を作るのってやっぱりできない。
だからといって栄養の偏ったコンビニ弁当や外食をこのままずっと続けるのは、良くないってことはわかっているのです。栄養面だけじゃなく経済面だってじわじわダメージを食らっています。これって一人暮らし特有の悩みなんじゃないでしょうか。
この悩みを解決するのが冷凍保存です。
冷凍保存を活用
一人分だけを作る効率の悪さと材料が余るもったいないなさ、その両方をなくすためにはどうすればいいのでしょう。それはたくさん作って日を分けて食べるということです。そうすることでバランスの良い食事とお金の節約が可能になるます。夜ご飯だけではなく、冷凍したおかずを使いお弁当を作ったりすれば、さらに健康的で経済的です。冷凍保存を活用してバランスの良い食生活を目指しましょう。
たくさん作って冷凍保存、適している料理は
仕事から帰ってどうしても料理する時間も気力もないという人は、お休みの日にまとめて数種類作り冷凍することをオススメします。平日はそれらをいろいろなパターンで組み合わせて食事をすることで飽きることもないはず。またたまに食べるコンビニご飯にも、冷凍した一品おかずを添えるだけでバランスの悪さを解消できるのではないでしょうか。
○ひじきの煮物 ○ほうれん草のおひたし ○きんぴらごぼう ○牛肉のしぐれ煮
○インゲンのごま和え ○焼きそば ○カレーのルー ○ハンバーグ
※ハンバーグ:タネを小さく薄くして冷凍。後はフライパンで焼くだけ。
これでたくさん炊いて冷凍しておいたご飯も解凍すれば、忙しい夜でも立派な食事がいただけることでしょう。ばっちり食生活が改善されると思います。
冷凍保存のコツ
■日付を書いておく
冷凍保存してるからといってもじわじわと食べ物の風味や味は落ちていくものです。冷凍庫で多くの種類を保存しておくと「これいつのだったかな?」というものも出てくるはず。おいしく安心して食べるためにも長期間の冷凍保存はしないようにしましょう。
■小分けにして薄く平らにする
ラップに包み冷凍する場合は薄く平らになるようにすると冷凍されるのも早く、解凍もしやすくなります。
■空気をしっかり抜いて冷凍する
空気に触れてしまうと風味や味が落ちるスピードは速くなります。できるだけ空気を入れないように密封させるのがポイントとなります。
■調理後は冷ましてから冷凍する
熱いものをそのまま冷凍庫に入れてしまうと冷凍庫内の他のものが解けてしまう恐れがあります。そうならないためにも常温まで冷ましてから冷凍するようにしてください。ラップをするタイミングは冷めてからよりもできたての時が好ましいです。
■できるだけ短時間で冷凍する
温かいものを冷ましてから冷凍するのは、早く冷凍したほうが鮮度を保てるという理由もあります。冷凍庫に何か入れたら温度調節を強くして冷凍されたら元に戻すのも、短時間で冷凍するコツです。またさらに早く冷凍するためにアルミホイルを巻いたり、金属製のトレイの上で冷凍するという方法もあります。
■できるだけ早く食べる
どれだけおいしいものでも長期間冷凍保存しておくと味は落ちてしまいます。できるだけ早くおいしいうちに食べましょう。
もうひとつの素敵なこと
これであなたの食生活は以前とは比べものにならないほど、栄養バランスの良いものになったと思います。コンビニや外食で使っていた食費も随分と抑えられたのではないでしょうか。さらにもう1つ素敵なことがありますよ。それは、休みの日は何してるの?と聞かれた時に「うーん、料理かな」と答えれること。他の日は全然やってないくせに料理好きアピールができるんです。相手は、まさかほぼ毎日作り置きを食べているとは思うまい。