即効性高い「断食ダイエット」
「断食ダイエット」というのは、皆さんご存じでしょうか?
一般的には一日三食、規則正しい食生活を過ごさないと、健康に悪いと言われています。 特に朝食は一日のエネルギーの源と言われ、抜いてしまうと調子が出なかったり、便秘などの原因になるとされます。 当然、無計画な断食ダイエットは、健康や私生活へ悪影響をもたらします。 しかし、正しい方法さえ行えば、即効性のあるダイエット法として優れた効果を発揮します。 断食ダイエットに興味のある人は、正しい知識・方法を身につけ、間違いのない断食ダイエットを行いましょう。どうしてダイエット効果が?
断食を行うことで、内蔵を消化吸収が停止することになります。 その状態になると、内臓の老廃物の燃焼・排出機能が向上するのです。 それにより、老廃物を燃焼・排出が普段より活発に行われ、体を軽くすることができます。 また、食事が抑えられると、胃が小さくなりますので、食欲抑制効果も期待できます。 それらの効果により、ダイエットにつながるのです。
ダイエット以外にも効果が
他にも、断食ダイエットには、以下のような効果が期待できると言われています。
- デトックス効果
- 便秘・宿便解消
- 生活習慣病予防
- 美肌効果
- 免疫力アップ
- ストレスに強くなる
主な断食ダイエット
断食ダイエットと一言に言っても、朝食だけを抜く軽いものから、1週間近く食事を抜く、ハードな断食まで存在します。
朝食断食
朝食を抜く断食ダイエットです。
- 朝食を食べない
- 昼食、夕食は普段の食事か、普段よりやや軽めの食事
注意点
- 朝食の空腹に耐えられなさそうな場合、まずは朝食量を減らすことから始めましょう。
- 朝食の時間に、水分を500ml摂取しましょう。空腹がきついときは、青汁や野菜ジュースを代わりに取ると良いでしょう。
- 間食は夜食は厳禁です。せっかくカロリーなどの摂取量を減らしたのに、意味がなくなってしまいます。
- 昼食と夕食は少なめに取りましょう。
- 消化吸収は18時間掛かるので、次の昼食に備え、夕食は8時以前に済ませてしまいましょう。3時間程度の差異は問題ないです。
- 肉類や乳製品などの動物性食品ではなく、野菜類やきのこ類など、食物性食品を多く取りましょう。
一日断食
前日の夕食から当日の夕食までの断食となります。
- 朝と昼を抜く
- 夕食はおかゆなど、消化に良いもの
注意点
- 断食中は、水分以外一切取らないようにしましょう。
- 断食後の復食は、おかゆなどの消化の良いものを取りましょう。
- 断食後の復食は、軽いもの(おかゆの場合は半かゆ程度)からはじめ、断食した日数分掛けて、ゆっくり復食しましょう。
- 復食は肉などの動物性食品、油や、せんべいなどのお菓子は厳禁です。
- 週末を利用して行うと、忙しい中でも問題なく行うことが出来ます。
本断食
3日以上の断食の事を言います。
基本は、水以外は摂取しません(水のみ断食)が、他の断食と同様、野菜ジュースなどで代用する方法もあります。注意点
- 基本は、一日断食の発展型で、一日断食を長期間続ける、という感覚です。
- ・本断食を行う場合は、専門家の指導や、断食指導を行っている施設を利用しましょう。
復食に失敗しないことが、一番のポイント
断食した後だと、それまでの反動で、「おなかいっぱい食べたい!」と思ってしまうかもしれません。 断食ダイエットにおいて、それがもっとも危険です。 断食の効果がなくなるばかりでなく、断食直後の胃腸は必要以上に消化吸収を行おうとするので、胃腸を荒らし、断食前よりも、体の調子を悪化させてしまいます。 とくに、前項内注意点であげたような食事は、絶対に取らない様にしましょう。
断食した後に空腹や食欲が出るのは、正常な反応です。 しかし、気分や勢いに任せるようなことはしてはいけません。 しっかりとした計画・知識を身につけ、それらを守るようにしましょう。