将来の結婚生活のために…二人暮らしで節約するには?
男女が同居生活を始める場合は、大抵結婚を視野に入れた交際の結果であるといえます。そして、結婚となると披露宴だけで100万~200万円は掛かるし、「新婚旅行で海外」「新居に引っ越し」などのオプションを入れると数百万円は必要になってきます。
中には親の援助を受けて結婚資金を賄うというカップルもいますが、入籍後の新生活は自分たちで資金を工面しなければならないことの方が多いのです。
しかし、同居前の感覚で生活を続けて肝心な時にお金が無いというカップルも少なくありません。同居生活では将来を考えて節約することが大事になるのです。
自炊で食費の節約は基本中の基本
恋人同士というのは、とにかく何かにつけて「お祝いで外食しよう」という話になりやすいものです。夜景が見える高級レストランだとか、雑誌で評判の良い店などクリスマスや誕生日、記念日などなど口実さえあれば高いお金を出して外食するのが当たり前になっています。
また、「ご飯を作る気力がないから」と外食したり出来合いの弁当・惣菜で済ませてしまうこともしばしばあります。
しかし、結婚を視野に入れた同居生活ではこのような外食頼りの食生活を続けるのはエンゲル係数の増大と出費の増加にしか繋がりません。出来るだけ自炊して食費を圧縮するように努めなければならないのです。
安く買える店の開拓、冷凍保存の活用
自炊で食費を節約する為には、「食材が安い店を抑える」ことと「時間がある時に作って冷凍保存する」ことが欠かせません。食費のやりくりに置いて、定価より1円でも安く買える店があるのならそこで買うことは基本中の基本です。バーゲンセールの情報を逃さないだけでなく、普段から安く買える店はどこかも抑えておくことが重要です。
そして、安く買えた食材は休日や空いた時間を利用して調理し、小分けにして冷凍保存しておくようにすると便利です。弁当のおかずが足りない時、食事を作る時間が無い時などは解凍するだけで良いので外食の利用回数を削減することが出来ます。
二人一緒に居れば光熱費は安く済む
電気・冷暖房などの光熱費は、単純に言えば使っている部屋の数に応じて増加していくものです。一人暮らしの時は一部屋だけしか使わないので、電気の消し忘れなどをしていない限り光熱費はそんなに上がらないものですが、二人暮らしになると二部屋同時に使うこともあるため、どうしても光熱費は跳ね上がってしまいます。
光熱費を抑えるためには、出来るだけ二人とも同じ部屋で過ごすようにしましょう。夏場はともかく、冬場は二人とも同じ部屋に居た方が暖房効率は良くなります。
モチベーション維持に小銭用貯金箱を活用しよう
節約術というのはいわば我慢のやり方なので、明確な効果がなかなか目に見えてこないものです。そのため、途中で我慢の限界が来て浪費に走り、今までの節約がパーになってしまったという家庭も少なくないのです。
そのため、節約を上手に続けるには普段の節約にプラスして「目に見える成果」が出やすい物を用意するのが大事です。
節約を続けるための「目に見える成果」を出すには、小銭用の貯金箱を利用するのが最適です。出来れば箱の中身が見えるような物が良いでしょう。毎日欠かさず、少額でもいいから貯金して貯金箱を満たして「貯金箱の中身=節約の成果」とすることで節約を続けようという気持ちを高めていくのです。