【しこりを残さない結婚費用分担】割合次第で両家の関係が悪化も|トピックスファロー

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2013年4月16日
【しこりを残さない結婚費用分担】割合次第で両家の関係が悪化も

結婚費用の分担割合でもめるカップルは少なくありません。特に、新郎新婦当人だけでなく、その両親を交えて争ってしまうことがあるのですから、気持ち良く結婚式を挙げるためには、ここを慎重に話し合うことは大切なことでしょう。ここでは、結婚費用の内訳や費用の分担について詳しく解説しています。

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結婚にはどんな費用がかかる?結婚費用の内訳は?

結婚費用の内訳は次の通り。結納を行わない場合や婚約指輪を用意しない場合、仲人を立てる場合、海外で挙式を行う場合など…結婚式のスタイルの違いでかかる費用も違ってきますが、主に次のような費用がかかります。

    結婚費用の分担
  • 結納
  • 両家顔合わせ
  • 婚約指輪
  • 結婚指輪
  • 挙式費用
  • 披露宴費用
  • 新婚旅行費用
  • 新居費用 など

結婚式費用の相場は350万円新婚旅行費用の相場は50万円とも言われていますから、結婚するだけで数百万円もの費用がかかると言えます。平均的な結婚費用は600万円とか。
結婚にこれだけのお金がかかるのですから、負担の割合でもめるというのも納得かもしれませんね…。

最ももめる結婚費用の分担割合

結婚費用の分担割合は「新郎6:新婦4」とも言われていますが、これは昔の話。昔は、結婚式に招待するゲストの割合が、新郎6に対して新婦は4と決まっていたそうです。
招待するゲストの割合も決まっていたのですから、費用の分担割合が決まっていたというのも合点がいきますよね。

最近は「6:4」や「7:3」、「人数割り」「折半」「全額負担」など…さまざまな分担割合を耳にしますが、招待するゲストの割合が必ずしも6:4ではありませんし、両親の援助を受けずに支払を行っている場合もあります。
また、結納金の受け取りの有無も、分担割合に影響している場合もあります。

結婚式のスタイルも変わっていますから、昔のままの分担割合に決めてしまうと、どちらかが納得いかない結果になってしまうことも…。
「一般的には…」と分担割合を決めるのではなく、自分たちの結婚・結婚式のスタイルに適した分担割合を決めることが大切でしょう。

結婚費用の内訳ごとに分担割合を決めることも大切

結婚にかかった結婚式費用や結納費用、新婚旅行費用、新居費用…の総額を分担するというケースもありますが、「結婚式費用は人数割り、結納費用は折半、新婚旅行費用は全額新郎…」というように、内訳ごとに分担割合を決めるというケースも多いです。

特に、結婚式費用と一言で言っても、会場・ドレス・料理・引出物…とさまざまな費用項目に分かれます。ドレス代も人数割りにしてしまうと、花嫁さんが自由にドレスを決められなかったり、「ドレス代が高かった」なんて言われたりすることもあり得ます。

料理と引き出物は人数割り、衣装は各自負担(ドレスは花嫁負担)、会場・装花は折半…というように、細かく項目ごとに分担割合を決めることも、費用分担が公平になり、納得の結婚式を挙げるためには必要なことだと言えるでしょう。

「二人の貯金だから『分担割合』の問題は全くナシ」というケースも。

二人の貯金だけで結婚費用をまかなう場合、結婚前に別々で貯めたお金であっても、「結婚したら二人の財産」と考えるカップルの場合は、分担割合でもめることがないとか。
また、当人同士の分担割合ならば、折り合いがつきやすい場合が多いようです。

地域によって違う結婚費用・結婚式の感覚

地域によって、結婚式の感覚には違いがありますから、本人同士よりも親同士でもめることが多いようです。
名古屋の結婚式は派手だとされていますし、北海道では会費制で合理的に行われています。

地域によって結婚式に対する考え方が異なりますから、新郎新婦の実家が離れている場合には、考え方の違いから歩み寄ることができない場合も少なくありません。

「しきたり」や「一般的」にしばられすぎるのは良くない

一般的には…とか、しきたりでは…とか、大切なことではあるかもしれませんが、それを重んじるばかりに、折り合いがつかないというのも良くないでしょう。
両家が納得のいく費用負担となるように、しっかりと話合うことが大切です。

著者:渡辺芳樹

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学生時代からライターとして活動。小さな会社に就職したおかげで、ライター以外に、編集からWEBサイト製作など、幅広く経験。現在はフリーランスとなり、いくつかの会社と契約を結んで執筆活動してます。