妊娠時にだけ作られる神秘の臓器!胎盤の仕組みと役割|トピックスファロー

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2012年8月6日
妊娠時にだけ作られる神秘の臓器!胎盤の仕組みと役割

美容に効くと話題のプラセンタ・・・その正体は、なんと胎盤! 妊娠した時にだけ形成される、神秘的な臓器なのです。 そんな胎盤の仕組みや役割などを解説していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

兼業ライター。専門ではないけれど、ライター歴は長いです。
  

プラセンタとは胎盤のこと

ここ数年、美容や健康の促進・維持に役立つ成分の1つとして、プラセンタが大きな注目を集めています。
プラセンタというのは、“胎盤”を意味しています。

この胎盤は妊娠時、子宮内で赤ちゃんが育っていくための重要な臓器です。

美容に効果的な成分と言われ、最近多くの人に知られるようになったプラセンタですが、こんなに注目されるずっと前から、女性にとっては必要不可欠なものだというわけなんですね。

胎盤の仕組み

胎盤は、人をはじめとする哺乳類が、妊娠したときにのみ体内にできる特別な臓器です。

受精卵が子宮内の壁に着床したとき、その受精卵からいくつもの絨毛(じゅうもう)という細い糸状の組織が伸びていき、子宮内の壁と結びつくことで胎盤が作られます。

たいてい妊娠15週くらい経つと、胎盤ができあがり、この頃から安定期に入っていきます。

神秘的な臓器

その胎盤は、へその緒でお母さんとつながっています。

お母さんと子供が臓器を共有するなんて、なんだか“神秘”を感じます。
胎盤とともに過ごす限られた期間を大切にしていきたいですね。

お腹の中の赤ちゃんは、胎盤から血液や栄養分などを受け取り、老廃物はお母さんの血液に流してしまいます。

胎盤の役割

お腹の中の赤ちゃんは、まだ臓器が不完全。
その代わりに、胎盤が肺や肝臓、腎臓、内分泌器官などいろんな臓器の役割を果たしてくれるというわけです。

ここに、胎盤の主な役割を挙げてみます。

  • 肺→呼吸をする
  • 肝臓→物質代謝を行う
  • 腎臓→体内の老廃物を排出する
  • 脳下垂体や卵巣→ホルモン分泌をする
  • 免疫機能→免疫や抗体を作る
  • 消化機能→栄養を供給する

機能が衰えると・・・

とても大事な役割を担う胎盤ですが、無事に赤ちゃんが産まれてくるまで、しっかり機能し続けることができなくなる場合も。
というのは、寿命があるためです。

妊娠42週くらいになると、少しずつその機能が衰えてくる可能性もあります。
赤ちゃんに十分な酸素や栄養が行き届かなくなったら大変・・・!
胎盤の機能低下が疑われるときは、陣痛促進剤を使用したり、帝王切開などが行われます。

出産後は・・・

「しくみ」の項目でも触れているように、妊娠時にだけ形成される臓器なので、出産を終えると同時に胎盤もその役目を終了します。
そのため、出産後10~15分くらいで子宮から胎盤が出てきます。

赤ちゃんが産まれたのと同時には出てこずに、しばらく経ってからとは、赤ちゃんとお母さんの無事を最後まで見届けてくれているのでしょう。

著者:佐藤和子

兼業ライター。専門ではないけれど、ライター歴は長いです。
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学生時代から文章を書くのが好きだった影響で、社会人になってからも、こっそりと週末ライターを続ける。新しいもの好きで、常にアンテナ張っています。